2014年10月05日
各書名言集(小説pert1)
皆様、こんにちは。
このブログもはじめてはやくも一週間
良かった〜とりあえず三日坊主は避けた!
これも見て下さっている皆様のおかげですm(__)m
と、いう訳でして、本日は本日の一冊の前に
先週一週間ご紹介させて頂いた作品たちの中から
個人的にぐっときたっという名言?文章?をのせていきます
せっかくタイトルを知って頂いたからには
少しでも興味をお持ちいただき
出来れば読んで頂きたい!
そんな手前勝手な願いから生まれた思いつきですが
お付合い願えると嬉しく…
まずは、小説たちかた抜粋していきます
『カデナ』
――あんな風にパトリックを愛していながら、どうしてあたしはスパイになれたんだろう。准将や同僚たちとだってうまくやっていたし、ベッキーとの暮らしも悪くなかった。アメリカはあたしの一部だった。だからアメリカがやっている戦争に手を貸すのは辺り前のことだった。第一あたしは軍人なんだし。――
『カデナ』は物語と全体のストーリーが好きなので、迷いましたが、
この作品の何か大きなテーマを語っている気がしたので、この一文を。。。
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『秋月記』
――もうそのぐらいにしておけ。お主の腕なら、その二人を斬ることはできようが、わしも加わると、ちと骨だぞ――
紹介ブログでも反則級に強いと私が言っていた藤蔵の、なんとも恰好付け過ぎなセリフ!
本当は好きな坂田の個人的恰好良すぎるセリフがあるのですが、ネタバレになりそうなので……
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『スロウハイツの神様』
――今、一番ひどい時を抜けたから、私はもう自殺なんか考えません。だけど、あの時は今思い出してもぞっとするくらい気持ちが追いつめられてて、本当にやってしまってもおかしくなかったと思います。その時に、死ななくてよかった。チヨダ先生の本を読んで、生きててよかった――
泣かせます…!泣かせます…!これはこの作品中のチヨダコーキあてに
(と言うと少し語弊があるのですが)一人の少女が出した
手紙の一部ですが、これは作品を読めばさらに、ぐっとくる一文です。
同時に本の持つ可能性を思わせてくれる一文でもありますね
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『古都』
――向う岸の水ぎわに、葉が赤く色づいて、流れにうつりゆれている、小さい木があった。秀男は顔をあげて、
「あの、あざやかに紅葉してんのは、なんどすやろ。」
「うるしどす。」と、苗子は目をあげて、答えたはずみに、ふるえる手で、頭をまとめていたのが、どうしたのか、黒い髪がほどけて、背まで、ひろがり落ちた。
「まあ。」
苗子は赤くなって、髪をかきよせると、巻きあげて、ピンを口にくわえて刺したが、そこらに、落ち散らばったらしいピンは、足りなかった。
秀男はその姿、また、そのしぐさを、美しいと見た。――
美しさが炸裂するこの場面…。美しい、憧れてしまいます。
苗子さんが誰なのかは、読んでからのお楽しみ。
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少し、あまりにも長くなってしまいましたので、
pert2と分けることといたします。
まだ絵本やエッセイもあるのにどうしましょう。
思いつきで何か行動すると大変ですね…
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