2014年10月04日
女信長
さて、本日ご紹介するのは、こちら
佐藤賢一著『女信長』
なかなか凛々しい表紙ですね
織田信長といえば、歴史上の人物の中でもなかなかに印象の強い人物
ファンという方も多いのではないでしょうか?
信長といえば、非常に激しい気性に加えて、
世間の当たり前に流されることなくそれまでの常識を覆す
画期的な政策を次々に打ち立てていったことでも有名ですよね
鉄砲を用いて足軽が活躍するような戦法……
商人の自由な商いを認めた楽市楽座……
当時衝撃であったろう延暦寺焼き討ち……
とにかく目新しいことが大好きだったようで
大航海時代で日本へやって来たポルトガルの文化やキリスト教にも
興味を示していたようですし
そんな織田信長、当然私達は男、だと思っています。というか男でしょう。笑
そういえば、上杉謙信なんかは女性説も聞くことがありますが……
なんと、この作品、織田信長が題名通り、女なのです。
はじめてこの作品の題名とあらすじを読んで思ったのは、そう
みなさんもきっと思っていらっしゃると思いますが
妄想話……? なぜに信長が女……? これまた思い切ったことしたなぁ……
という感じでした。いや、だって……ねぇ……。しかしですよ!
読んでみて、驚きました。本当に織田信長は女だったのではないか、と
そう思えてくるのです。
織田信長が女として設定された結果、当然周りの人間も私達が普通
思い浮かべるような人物と、異なってきます。
個人的に一番は濃姫ですね!今までこんな濃姫、考えたこともなかった!
信長を支えた非常に賢い女性として描かれることが多いと思うのですが……
しかし、もう一度言いますが、何だか本当にそうだったんじゃないか、と
そんな気にさせられるのがこの小説のすごいところ。
そして、何だか気性が激しく卓越していて雲の上のような存在だった
信長に、やたらと共感できるという意味でもかなり
気持ち的に斬新な小説になっています
胡散臭いなぁ〜と最後まで眉に唾をつけながら、ではなく
気づけば引き込まれてしまいます。
一人の改革者として、一人の人間として、そして一人の女として信長を描く
なかなかどうして面白い作品です。是非ご一読ください
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佐藤賢一著『女信長』
なかなか凛々しい表紙ですね
織田信長といえば、歴史上の人物の中でもなかなかに印象の強い人物
ファンという方も多いのではないでしょうか?
信長といえば、非常に激しい気性に加えて、
世間の当たり前に流されることなくそれまでの常識を覆す
画期的な政策を次々に打ち立てていったことでも有名ですよね
鉄砲を用いて足軽が活躍するような戦法……
商人の自由な商いを認めた楽市楽座……
当時衝撃であったろう延暦寺焼き討ち……
とにかく目新しいことが大好きだったようで
大航海時代で日本へやって来たポルトガルの文化やキリスト教にも
興味を示していたようですし
そんな織田信長、当然私達は男、だと思っています。というか男でしょう。笑
そういえば、上杉謙信なんかは女性説も聞くことがありますが……
なんと、この作品、織田信長が題名通り、女なのです。
はじめてこの作品の題名とあらすじを読んで思ったのは、そう
みなさんもきっと思っていらっしゃると思いますが
妄想話……? なぜに信長が女……? これまた思い切ったことしたなぁ……
という感じでした。いや、だって……ねぇ……。しかしですよ!
読んでみて、驚きました。本当に織田信長は女だったのではないか、と
そう思えてくるのです。
織田信長が女として設定された結果、当然周りの人間も私達が普通
思い浮かべるような人物と、異なってきます。
個人的に一番は濃姫ですね!今までこんな濃姫、考えたこともなかった!
信長を支えた非常に賢い女性として描かれることが多いと思うのですが……
しかし、もう一度言いますが、何だか本当にそうだったんじゃないか、と
そんな気にさせられるのがこの小説のすごいところ。
そして、何だか気性が激しく卓越していて雲の上のような存在だった
信長に、やたらと共感できるという意味でもかなり
気持ち的に斬新な小説になっています
胡散臭いなぁ〜と最後まで眉に唾をつけながら、ではなく
気づけば引き込まれてしまいます。
一人の改革者として、一人の人間として、そして一人の女として信長を描く
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