食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年11月10日

ひよこ豆の栄養の効能や効果や食べ方とは？

　ひよこ豆は地中海沿岸、ヨーロッパ、中東やインドなどでよく利用されているミネラルやタンパク質が豊富な栄養価の高い食材です。日本でよく利用されるようになったのはごく最近でチャナ豆とも呼ばれています。日本では白いひよこ豆が多いですが赤、黒、茶色のものもあります。食感が栗に近いことから「クリ豆」とも呼ばれるそうです。

　ひよこ豆の粉末はベサンあるいはべーサンと呼ばれ刺激が少なく石鹸やボディーソープにも使用されるようです。もちろん料理にも使うことができ、、卵アレルギーや小麦粉アレルギーのかたは使ってみてはいかがでしょうか？カロリーは１００g当たり３５４キロカロリーです。

スポンサードリンク

ひよこ豆の栄養の効能や効果
・亜鉛
　新陳代謝を高めたり、女性ホルモンを正常に働かせる、免疫力を強くするなどの効能がある栄養素です。

・葉酸
　貧血を改善する効能があり、胎児の先天性障害の発症リスクを抑える効果もある栄養素です。

・食物繊維
　腸内環境をキレイにする効能があるので肌荒れや大腸癌を予防する効果や血糖値の急上昇をおせえることによるダイエット効果も期待できます。

・カリウム
現代人が摂り過ぎである塩分を排出する効能がある栄養素です。

・ビタミンB１
　糖質の代謝を促進する栄養素で疲労回復や筋肉の痛みを改善する効能があります。

・カルシウム
　骨や歯の主成分で、酵素反応やホルモンに神経伝達物質の放出反応、血液凝固などたくさんの生理機能の調節をしている栄養素です。

・マグネシウム
　血管内にカルシウムが詰まるのを予防する効能があるので動脈硬化、高脂血症、高血圧を予防する効果があります。酵素の働きを助けたり、幸せホルモンであるセロトニンを作るのに必要な成分でもあります。

・イソフラボン
　女性ホルモンに近い構造で更年期障害やPMS、月経トラブルに効果が期待できるとされていますが、イソフラボンの効果が得られる体質の人は日本人の場合３割程度とされています。

ひよこ豆の食べ方や使い方
　カレーやサラダ、スープにする食べ方が一般的です。揚げ物の衣などにする使い方もあります。

スポンサードリンク

【このカテゴリーの最新記事】

posted by 胡桃割り人形 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | マメ類

2015年11月09日

下仁田ネギ（殿様ネギ）の食べ方や栄養の効能とは？

　下仁田ネギとは群馬県下仁田町の特産品で通常のネギよりも太く短いネギです。殿様ネギ、上州一本ネギとも呼ばれます。食べるときは白い部分だけを使い、甘味も辛味も強く煮物などにすると旨みが引き立つとされています。含まれている栄養素は他のネギと変わらないようですが下仁田ネギ（殿様ネギ）の方が含有量が多いようです。その分、効能も通常のネギより高いと言えます。

　栽培は難しく、下仁田の特定地域でしか美味しく育てることができないうえ、種植えから収穫まで１５ヶ月もかかってしまいます。

スポンサードリンク

下仁田ネギの食べ方
　下仁田ネギは生ではとても辛いですが加熱することでとても甘く、食感も柔らかくなります。そのため薬味ではなく、すき焼き、天ぷら、煮物などの料理にする食べ方が多いようです。

下仁田ネギの栄養の効能や効果
・鉄分
　貧血や冷え性を改善する効能があります全身へ酸素供給をする栄養素です。

・アリシン
　ネギやにんにくのニオイの成分でビタミンB１の吸収を助ける効能があるので疲労回復の効果に期待できます。殺菌作用も高いです。

・βカロチン
　下仁田ネギではあまり食べられない青ネギの部分に多い栄養素です。活性酸素を抑える効能があるので老化や癌予防の効果があります。目や粘膜や呼吸器系にも良いです。

・ビタミンB２
　脂質の代謝をする栄養素です。粘膜や肌、髪の毛健康を保つ効能があります。

・カルシウム
　酵素反応や血液凝固、神経など生理機能の調節をする栄養素で骨粗鬆症を予防する栄養素です。

スポンサードリンク

posted by 胡桃割り人形 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

2015年11月08日

ダイジョの栄養の効能や効果や食べ方とは？

　ダイジョとは大薯と書き台湾山芋、沖縄山芋、つくね芋（九州）とも呼ばれています。ヤムイモの一種でアジア、オセアニア地方、アフリカなどの暖かい地方で広く栽培されています。
　ダイジョには白と紫色をしたものがあり、沖縄産のものは中まで紫色で九州産のものは白いものが多いようです。長芋のように小さな芋のようなムカゴはできません。
　味は濃く、とても強い粘りがあります。紫色の成分は抗酸化力の高いアントシアニンです。食物繊維が通常の長芋の２倍とされ消化酵素のアミラーゼも豊富に含まれています。カロリーは１００g当たり１０９キロカロリーです。

スポンサードリンク

ダイジョの食べ方
　通常の長芋のようにわさび醤油や磯辺揚げ山芋団子などの食べ方があります。トロロ状にして食べる場合はかなり伸ばす必要があります。紫色は空気に触れてしまうと茶色く変色してしまうのですりおろすタイミングに注意します。沖縄県ではケーキやアイスクリームなどにも使用されています。

ダイジョの栄養の効能や効果
・ムチン
　ネバネバ成分。新陳代謝の促進、老化防止、高血圧改善、血糖値の上昇の抑制、コレステロール値を下げるなどの効能がある栄養素です。

・食物繊維
　腸内環境を整える効能があるので、大腸癌の予防、血糖値の急上昇の抑制、肌荒れ防止などの効能がある栄養素です。

・アントシアニン
　ポリフェノールの仲間で高い抗酸化力による老化防止の効能があります。

ダイジョの保存方法
　冷蔵庫では温度が低すぎて傷んでしまいます。新聞などで包んで室温で保存します。長期保存したいのであれば皮をむいてから適度な大きさにカットするかすりおろしてから冷凍保存します。

ダイジョの旬の時期
　霜の影響を受けない地域では１２月頃、霜の影響を受ける地域では１１月に収穫されます。

スポンサードリンク

posted by 胡桃割り人形 at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | イモ類

最初へ .. 10 11 12 13 14 .. 最後へ