2012年08月04日
ブームを越えた自転車
今回もマイナビニュースに出ていた記事で面白いものがあった。記事そのものはコストパフォーマンスを実現した新モデルの取材内容だったが、その背景について。
以下、記事の一部を引用。
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ユーザーの意識は「スポーツ使用」から「生活の移動手段」へ
同社は、ロード・ピスト・クロス・マウンテン・BMX等の販売、修理、カスタム、メンテナンス、リサイクル、買い取りを行う、スポーツ自転車専門の総合店舗だったが、4年の歳月を費やして自社製品の開発に成功。新たにスポーツ自転車製造への参入を果たし、国内ではまれな製造兼小売業者となった。
自転車産業振興協会によると、スポーツ自転車の2011年の国内メーカー出荷台数は、約9万4千台と5年前の2.7倍に急増。スポーツ自転車販売台数の8割が、軽快車からの乗り換えによるものであり、同社の店頭販売時調査でも、半数以上が「普段着で自転車に乗る」という調査結果が出ているという。
この結果から、スポーツ自転車ユーザーの大半が「スポーツ使用」ではなく「生活の移動手段」として選択するという意識やライフスタイルの変化が起きていることがうかがえる。
同店では、こうしたユーザーを「ファンユーザー」とし、価格と品質の面でニーズに応えることを目標としてきた。
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ガソリン高騰→ロードバイクブーム→大震災による帰宅難民と自転車ブーム(?)が遷移してきたが、最近はブームを通り越して「移動手段の一つ」として定着したことがうかがえる。
今後は、スポーツタイプとママチャリの中間みたいな自転車(スポーツタイプの軽快性とママチャリの積載力を持つハイブリッド自転車)が流行ってくるだろう。サイクルベースあさひのプレシジョントレッキングなんかがそうだ。
日本の自転車といえばママチャリが中心で、ちょっと近くの駅とか店など近距離を移動するだけのゲタ的扱いだったが、確実に意識が変わってきている。本来の自転車の姿はママチャリよりももっと遠くに移動できてる乗り物。そして車から自転車乗り換えれば渋滞が減少し、健康増進にもなる。健康な人が増えれば医療費も削減できるのでいい事づくめである。その事にはやく気づいたヨーロッパやアメリカなど先進国では、環境を整備し、自転車の利用を促す政策を行なってきた。結果、自転車が交通手段の一つとして定着している。
先進国の日本だけが遅れていたがようやく転換期を迎えれるのだろうか...
それには、走りやすい自転車環境整備が必須だ。いつまでも歩道を走っていたのではママチャリと大して変わらない。
(2012年8月5日 追記)
コメント欄で教えて頂いたその他の通勤用スポーツ車(?)もご紹介。
あさひ オフィスプレス
一般的なスポーツタイプよりも、若干小さめの三角フレームが特徴。LEDオートライトやハブダイナモを装備し、外装21段式ながら大型チェーンケースで裾汚れの心配もない。泥よけ・カゴも標準装備。
コーダーブルーム CANAFF-CT 6SPEED
こちらも特徴的なフレームを持っている。フォークはクロスバイクやロードバイクのものだが、トップチューブが大きく下に傾斜している。これだとスカートを履いた女性でも問題ない。オフィスプレスと同様、ハンドルの位置が比較的高いのであまり前傾姿勢にならず、楽に乗れるだろう。
あさひ プレシジョンスポーツ
こちらはクロスバイクだが、低価格車の中ではネット上での評判も良い。値段相応の部分もあるが、3万円台で入門スポーツ車が買えるのは大きな魅力だろう。
以下、記事の一部を引用。
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ユーザーの意識は「スポーツ使用」から「生活の移動手段」へ
同社は、ロード・ピスト・クロス・マウンテン・BMX等の販売、修理、カスタム、メンテナンス、リサイクル、買い取りを行う、スポーツ自転車専門の総合店舗だったが、4年の歳月を費やして自社製品の開発に成功。新たにスポーツ自転車製造への参入を果たし、国内ではまれな製造兼小売業者となった。
自転車産業振興協会によると、スポーツ自転車の2011年の国内メーカー出荷台数は、約9万4千台と5年前の2.7倍に急増。スポーツ自転車販売台数の8割が、軽快車からの乗り換えによるものであり、同社の店頭販売時調査でも、半数以上が「普段着で自転車に乗る」という調査結果が出ているという。
この結果から、スポーツ自転車ユーザーの大半が「スポーツ使用」ではなく「生活の移動手段」として選択するという意識やライフスタイルの変化が起きていることがうかがえる。
同店では、こうしたユーザーを「ファンユーザー」とし、価格と品質の面でニーズに応えることを目標としてきた。
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ガソリン高騰→ロードバイクブーム→大震災による帰宅難民と自転車ブーム(?)が遷移してきたが、最近はブームを通り越して「移動手段の一つ」として定着したことがうかがえる。
今後は、スポーツタイプとママチャリの中間みたいな自転車(スポーツタイプの軽快性とママチャリの積載力を持つハイブリッド自転車)が流行ってくるだろう。サイクルベースあさひのプレシジョントレッキングなんかがそうだ。
日本の自転車といえばママチャリが中心で、ちょっと近くの駅とか店など近距離を移動するだけのゲタ的扱いだったが、確実に意識が変わってきている。本来の自転車の姿はママチャリよりももっと遠くに移動できてる乗り物。そして車から自転車乗り換えれば渋滞が減少し、健康増進にもなる。健康な人が増えれば医療費も削減できるのでいい事づくめである。その事にはやく気づいたヨーロッパやアメリカなど先進国では、環境を整備し、自転車の利用を促す政策を行なってきた。結果、自転車が交通手段の一つとして定着している。
先進国の日本だけが遅れていたがようやく転換期を迎えれるのだろうか...
それには、走りやすい自転車環境整備が必須だ。いつまでも歩道を走っていたのではママチャリと大して変わらない。
(2012年8月5日 追記)
コメント欄で教えて頂いたその他の通勤用スポーツ車(?)もご紹介。
あさひ オフィスプレス
一般的なスポーツタイプよりも、若干小さめの三角フレームが特徴。LEDオートライトやハブダイナモを装備し、外装21段式ながら大型チェーンケースで裾汚れの心配もない。泥よけ・カゴも標準装備。
コーダーブルーム CANAFF-CT 6SPEED
こちらも特徴的なフレームを持っている。フォークはクロスバイクやロードバイクのものだが、トップチューブが大きく下に傾斜している。これだとスカートを履いた女性でも問題ない。オフィスプレスと同様、ハンドルの位置が比較的高いのであまり前傾姿勢にならず、楽に乗れるだろう。
あさひ プレシジョンスポーツ
こちらはクロスバイクだが、低価格車の中ではネット上での評判も良い。値段相応の部分もあるが、3万円台で入門スポーツ車が買えるのは大きな魅力だろう。
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