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2020年09月12日

とある科学の超電磁砲T 22話感想 屍喰部隊による久々の能力者バトルに見応え

第22話「屍喰部隊(スカベンジャー)」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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美琴たちと別れた繰歯はドッペルゲンガーに遭遇するも、スキをついて逃走する。
そこに現れた屍喰部隊がドッペルゲンガーを拘束しようとするが失敗し、撤退する。
一方、繰歯の確認のため別行動をとった清ヶは繰歯を助けにきた美琴と戦闘になり敗北する。
感想
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「憧れのチームネーム付くかもじゃん?」
アバンは「屍喰部隊(スカベンジャー)」4人のゆるいやりとりで性格や雰囲気を紹介するものになっている。マスクが【リーダー】、ロリータ服が【ナル】、帽子が【薬丸】、黒髪セーラーが【清ヶ】である。本名も明かされているが特に重要でないので割愛。暗部組織のネーミングだが、互いに敵対関係にあったりするのにアイテムだのブロックだのと似たような単語傾向にあるので自称でなく上から指定されていると個人的には考える。禁書を読めば答えがあるかもしれない。

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繰歯によってドッペルゲンガーの危険性が説明されるがとりあえず「魂の存在」を前提にした仮説になっている。スーツのお姉さんは引き続きの登場になるが喋り方の食蜂っぽさがお見事である。

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繰歯は「インディアンポーカーをばらまけば魂の拡散阻止方法が見つかる」と言っているのだが……え、なんで?どういう関係が??インディアンポーカーに何の方向性も与えてないのに都合のいい技術が見つかる???二週連続4回目のなるほどわから…………いや、わかる。「シヴィライゼーション」に代表される文明育成ゲームをやった事がある人ならイメージしやすいだろうが、技術は段階的に体系付けられていて、技術1を研究したらより高次の技術2を研究できるようになるものである。繰歯が現在の学園都市の技術グレードを仮に「5」とみなしていて、魂の拡散阻止技術を「6」と想定しているのであれば、インディアンポーカーで5→6へのグレードアップを見込めば解決が見えるということになる。なるほど、わかる。(初)

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そんなに都合よく行くもんかねとも思うが、統計というものは見方次第では直感から外れた働きをする印象がある。例えば交通事故の死者数などは近年ジリジリ減少しているので、前年が3200人としたら今年は3000人程度が亡くなる運命にあることになる。死という基本的に誰もが回避する事象でも結果としてそうなる。正確で数の多い統計は未来予知のような働きをすると言える。天才キャラの描き方もいろいろあるが、普通の人には一見遠回りに思える作戦を提示する描き方はなかなかレアで印象的。

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「勝手に巻き込んでるっていうのがちょっとモヤッとするっていうか……」
ここは原作と少し言い回しが変わっていてニュアンスの微調整を感じる。確かにインディアンポーカーのせいで公園は火事になって人や犬が死にかけたし、美琴は自分出演のスケベドリームをばら撒かれそうになったしでなかなかの迷惑行為である。まあ先程の統計で言うなら黒子のような風紀委員も学園都市内の統計に含まれるので、彼女らがインディアンポーカーに触れることで混乱が防がれる可能性も高そうだが。

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「元医療機器の性か、どうも気になってしまってね」
「目的は……なんだ?私となりかわるつもりか?」
繰歯とドッペルゲンガーのCVは兼役で種崎敦美さん。このブログ的にはアイマスシンデレラガールズの五十嵐響子役、シャドウバースアニメの伊集院カイ役でおなじみ。繰歯とドッペル、追い詰められるものと追い詰めるものを交互に演じる一人芝居が面白い。同時に声が出ているシーンもあるので別撮りの部分もありそうだが。

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屍喰部隊とドッペルの戦闘開始。トラックは原作だと真っ直ぐ突っ込んできたのだがアニメだと回転しているので異様さが際立っている。清ヶの能力は摩擦係数操作で、壁を登るのは足元の摩擦係数を大きくしていると思われる。それにしてもなかなかの筋力が必要そうだが。ダクト?を落とす攻撃が不発に終わったのはドッペルゲンガーの「能力」によるものだがアニメのリアルタイムな表現だと分かりづらいかもしれない。薬丸は液体操作、ナルは紙を操作する能力で三様の攻撃が見応えがある。フレンダVS猟虎がレベル0対決だったので久々の能力者バトルを堪能できる。

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拘束が効かず、リーダーの腕を折るドッペルに対しナルが激昂してドッペルを破壊「してしまう」。破壊すると魂が拡散しあらゆるものに憑依するという情報が出た直後なのでかなり緊迫した演出になっている。確かにナルの紙の制御を奪うのは憑依っぽい挙動と言えるが果たして……。

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食蜂が読心した情報から繰歯の過去を知り、協力することを決意する美琴。こういう一癖あるゲストキャラが、慈善的な人助け以上のモチベを主人公に与えるには何かしらイベントが本来必要になってくるわけだが、ここでも食蜂の能力が便利すぎる。美琴が繰歯を過去の自分と重ねるところや、それを暗に指摘する食蜂のところはアニオリでよい補完になっている。「御坂さんも難儀よねえ」のところで食蜂から美琴への好感度が上がる音が聞こえる気がする。ついでに黒子に電話するところもアニオリだが、完全に夫婦の会話である。

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「そっちと同じもん付いてるしな」
衝撃。清ヶは変装美琴を男と勘違いしているので、「自分も男だ」という主旨の言葉である。お互い見た目と性別が逆の状態なので美琴がピンとこないのも無理はない。これを踏まえて清ヶの一人称や言葉使いを思い返すと完全に男なので、性自認が女性であるとかオネエ趣味とかではなく、単に異性装が好きなタイプとわかる。CVは貫井柚佳さんで女性だが、男性役がハマりそうな低めでクールな声である。

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工事現場の足場を崩して(こういうのを見ると「工事の人かわいそう」と思ってしまうのは組み立て工程の面倒さが想像できるからだろうか?)攻撃兼避雷針として扱う清ヶだが、清ヶがかなり戦術的に戦っているのに対して美琴は完全にレベル5の出力とパフォーマンスでねじ伏せた感がある。敵側の清ヶの視点から見ることで美琴の圧倒的実力が強調されていて印象的。雷撃直前に清ヶの回想が「死ぬ前の走馬灯」のように挟まれるシーンは原作を完全に再現していて感動した。いつもの勝利確定BGMがカッコいい。

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「コイツは今ここで、テッテーテキに潰しておいたほうがいい!!」
不気味に復活するドッペルに対しトドメを刺そうとするナル。アホの子だが戦闘に関してはかなり聡いキャラとして描かれているのでギャップが心地よい。CVは古賀葵さんで「かぐや様は告らせたい」のヒロイン四宮かぐや役が有名。ボイスも普段の快活でかわいい感じと戦闘のときの裂帛の気合がギャップがあって魅力的。紙を操る能力も動きが多彩でアニメ映えするように思う。作画はかなり大変そうだが。

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「かえせよ、風邪ひいちゃうじゃん」
薬丸がやられそうな瞬間に復活し助けるナル……といういかにも少年漫画的な間一髪描写。敵っぽく出てきたのにドッペルゲンガーという強大なボスキャラに翻弄されるうちに主人公側的視点になるのが面白い。そう、「とある科学の一方通行」では敵ポジションだったが超電磁砲では味方である。(まあ一方通行でも相手が悪すぎたので敵らしかったかというとそうでもない気がするが……。)

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「えええええええええええええ!!?超電磁砲んん〜!?」
リーダー渾身の絶叫が「これ原作で聞いた」という感じの再現度で笑ってしまう。(ちなみに原作だと「超電磁砲ぉぉ〜!?」である。)化け物から逃げおおせたところでまた化け物に遭ってしまうのがもはやかわいそう、と視聴者の同情を集めたところで次回。




posted by ぺーた at 01:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年09月10日

シャドウバース 21話感想 進んだストーリーを巻き戻すストレスフルな展開

#21「宿命の戦い」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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中央タワーに向かうヒイロはルシアに遭遇、彼の要求を受け入れてバトルする。
一方、カズキ、カイ、アリスはそれぞれシャドウナイツと戦い、勝利する。
感想
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高いところ好きだなルシア。中央タワーに急ぐヒイロに対してバトルを迫り執着の強さを見せる。まあシャドウグランプリは予定通りやってもらわないと困るというルシアの行動はキャラとして自然なのだが、現在進行しているストーリーは「レオンの目的とシャドウグランプリの本質は何か」なのでそこから外れることを迫る、完全に敵ポジションで立ちふさがる点があまり好ましくない展開。

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「問題ありません、あなたの排除は確定しています。」
この時代のネクロ相手にライフ4は問題大アリなんだが?【カースドソルジャー】、【ファントムハウル】、【レッサーマミー】&【ケルベロス】とわりとなんでも死ぬのでその自信が謎である。守護を出していれば疾走系は防げるので違ってくるのだが。アリスと戦うシャドウは【ドライ】(ドイツ語で”3”)という名前でビショップ使い、カウントダウンアミュレットから出る中型バニラフォロワーを【シャドウオーラ】で疾走させてくるデッキのようだ。ネクロ以上にオーラとの相性はいいかも知れない。

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「それだけですか?では、このバトルはここで終わりです。」
案の定カースドソルジャーでフィニッシュになるわけだが、だからなんでカード効果知らないんだよ。初出のカードは初見として扱う演出のアニメなのは重々承知しているが、やはりツッコまずにはいられない。ドライのCVは福島潤さんで「この素晴らしい世界に祝福を!」の主人公カズマでおなじみ。個人的にはジョジョ5部のホルマジオ役が好き。シャドウナイツのCVは福島さんの他に遠藤綾さん、小西克幸さん、星野貴紀さん、山村響さん、高木渉さんと豪華な布陣となっている。アニメでは今後出番が多いとは思えないが、Switchのゲームに登場する可能性があるので実力派を揃えたのかもしれない。

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「こんなところファンに見られたら、怖がられちゃうかな?」
カースドソルジャー以外は可愛い系のカードを使っていたので余裕の勝利。やはり強キャラ。偶像を演じることに対する嫌悪感が薄れたようにも見られ、ミモリとの交流がアリスの心境を変えたことが推測できる。

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「負けてないならまだ勝てる、そう言ったのはカズキさんでしょう?」
過去の自分のセリフを相手から返される展開は好き。過去とのスパンが長ければ長いほどいい。すっかりカズキになついたカイがかわいい。素直なやつ。カズキの対戦相手は【フィーア】(ドイツ語で”4”)でヴァンプ使い、カイの相手は【フンフ】(同じく”5”)でエルフ使いのようだ。双方ともフォレストバットやフェアリーといった小粒フォロワーが疾走を得るのでアインやドライとは違った戦略になりそう。

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「ヒイロ、君は君のために強くなった。僕は違う。」
……その話、11話12話で2回かけてやったよね?妹のことを打ち明けたりと多少はテーマに変化が見られるが「闇を抱えるルシアVS光に引き出そうとするヒイロ」の構図は同じ。何度か書いてきたが「キャラクターの変化をもって物語が成立する」ので、「ちょっと変わったけど、本質は変わらない」と言われると1クールを締めくくった物語を全部無かったことにして巻き戻すようなストレスを感じる。しかも先述したようにこのバトル自体がメインストーリーからも外れているので巻き戻ったことと脇道に逸れたことで、視聴者に対するストレスが二重になっている。13話の感想で「1クール目の心の変化が反映されているのがよい」と書いただけに残念。ルシアとの繋がりを深める展開ならミモリたちがやったようにタッグバトルで描くなど他にやりようがありそうなものだが。

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「僕は僕の道をゆく……!邪魔をするなら、引き裂くだけだ!」
えー?少なくとも今回はルシアのほうがヒイロの道に立ちふさがったように見えるが……??めんどくせーやつだな!まあヒイロの心の壁を破壊する意思が強すぎるので、喧嘩ふっかけた側がなぜか受け身になる心理はわからないでもないのだが。そしてヒイロVSルシアは今回で決着せず次回へ。オリカも【全竜突撃】だけで前回のバトルと比較して代わり映えがなく、ストーリー展開だけでなくゲーム展開も前回と差別化ができていない。まあゲーム展開は次回でなにかスゴいことが起きる可能性が高いが、少なくともこの21話はストレスフルで退屈なものと評価せざるを得ない。

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ヒイロルシアの戦いが退屈なので他キャラのバトルが癒やしである。カイはなんとか勝ったようだがカズキは追い詰められている……ように描かれているが手札もライフも同じくらいなのでやはりシャドウナイツ側の自信が謎。結局【レヴィオンセイバー・アルベール】を引いて勝利するカズキだが、オリカ以外のレジェンドカードが出てくるのは結構珍しい。コスト5の疾走フォロワーだがコスト9で出すと二回攻撃と戦闘ダメージ無効をもつ往年のロイヤルを支えた強力カード。トップ解決ではあるが、この頃のロイヤルは9Tアルベール進化10点で勝つプランがド王道だったので納得の勝利と言える。

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仲良しか。いいぞもっとイチャイチャしろ。アリミモも毎週これくらいやろう。ヒイルシはとっととこのレベルまで仲良くなるべき。

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ラストは悪そうなレオンとマウラの二人。竜ヶ崎エイジの名で笑みが消えるマウラだが、この辺の謎がなかなか明らかにならないのでやきもきする。




posted by ぺーた at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年09月05日

とある科学の超電磁砲T 21話感想 美琴と食蜂の掛け合いから始まる最終章

第21話「ドッペルゲンガー」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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食蜂はインディアンポーカーの製作者「繰歯涼子」を突き止め、所属機関の特殊な研究を知る。
食蜂は調査協力を美琴に依頼、機関に潜入した美琴は繰歯の「ドッペルゲンガー」とすれ違う。
機関は脱走したドッペルゲンガーの確保に暗部組織の「屍喰部隊」を起用する。
感想
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アバンでは【硲舎佳茄(はざまや かな)】ちゃんが3話でちらっと映って以来の登場。無印で美琴が助けた女の子でありSでも登場している。CVは竹達彩奈さんで、超人気声優も無印放送時の11年前は端役だったという時間経過が実感できる。ここは食蜂が操作しているので「子供の演技をしている食蜂操祈の演技」なところが面白い。個人的にこういう声優さんの二重演技(と言うのかどうか知らないが)が好き。今回のエピソードはここ含めて3人の声優さんによる「食蜂操祈の演技」が堪能できる。

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「うるせーっ!!こんな駄肉の塊がなんだって……!!」
「人を襲っておいて一人で絶望力に浸るのやめてくれないかしらぁ?」
僕も神絵師のメイキングを見たときよくこんな表情になります。尺が厳しいのにこのひどいアバンはほぼ原作通りきっちりやるところに草しか生えない。食蜂さん原作より恥じらい気味でかわいい。

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風紀委員と警備員がインディアンポーカー設計者を追うが極めて難しく……というところであっさり24時間強で見つけるカイツさんの実力が示される。4話の描写を見る限りプログラム系も初春級の能力を備えていそうなので納得である。まあ彼の場合非合法なやり方もできるのが強みなのだろう、初春も法を無視すれば近い能力を発揮できるのでは。

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佳茄ちゃんを操作していたシーンが冒頭にあるのでこの黒髪の子も操作されていることがわかりやすい。特に説明されないが、リアルタイムに読心(インプット)と操作(アウトプット)を行って擬似的な憑依を実現しているのだろうか、とか原理を考えるのも面白い。CVは咲々木瞳さんで大覇星祭編の前半に何度も出演されている。おそらく食蜂派閥のポニテの子と思われる。


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「どうやって食べるのこれぇ?」
衝撃。ラーメン食ったことない中学生いる????食蜂は湾内さん泡浮さん帆風さんのようなタイプと比較すると美琴に近い世俗的感性を持っている印象だったが、こんなところで彼女らより浮世離れしたお嬢様ポイントを稼いでくるとはぬかりない。ここは地味なシーンだがカイツの実力やそれに対する食蜂の信頼、街中で会うのは控えていることなど情報に満ちていて見ごたえがある。

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「目分量でだいたいわかるでしょぉ?」
「実際は私とそんなに変わらなかったりしないかなーって」
わかる。僕も神絵師の絵だけ見たときこんな気持ちになります。場面が変わっても長々とおっぱいネタを引きずっているところに笑うしかない。

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「残ったもう一つの魂はどこに行ったのかしらぁ?」
「つまり残った機械を組み合わせたものにタマシイ?が宿ってるんじゃないかと」
なるほどわからん。4週ぶり3回目)正確に言うと研究者たちがどうしてそう考えるのかがわからん。脳を100%機械で補える技術があるならその機械脳が動かしているだけなのでは?まあこれは僕が「魂=心=意識=脳」という考えを持っているからそう思うのであって、超能力が存在する世界の研究者たちは違うのかもしれない。そもそも心とは、という話になるとちょっと調べただけで心身一元論・二元論たら心脳問題たら難しい話が山程出てきてアニメ感想の領域から全力ではみ出るので、そーいうもんなんだな、と脇に置いて話を進める。

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「ナニナニ今の茶番?」
「うるさいわね看取さん、からかうためだけに出歯亀力を発揮してるのかしらぁ?」
みーちゃんwithドリー再登場。ドリーの姿が映るのはアニオリでこれは嬉しいサプライズ。ドーナツを贅沢に二つ頬張る姿がかわいい。視聴者視点では美琴も食蜂も妹達に強い思い入れと庇護心があることが分かっているのだが、彼女たちの視点では相手が妹達をどう思っているのかが分からないのがここで強調されている。人の心を読んで操れる食蜂が、それが通じない美琴に対して一般人のように探り探りで人間関係の構築を試みているところが大変エモい。食蜂にはすでにドリー、警策、帆風さんと(ひょっとしたらカイツも)信頼できる同志や友人が存在するが、今後、一般的な「過程」を経て友人関係を築けそうなのはもしかしたら美琴だけかも知れない。今のところは悪友未満という感じだが。

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潜入前に黒子に断りを入れる美琴、ここはアニオリである。尺が厳しい中でこれを挿入するのは、アニメの美琴は原作と比較して周囲を頼るようになっていることを表現するためかもしれない。まあ単に黒子の出番を確保したかっただけかもしれないが。

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自身が「繰歯涼子」という人間でないことを悟り、美琴の潜入と同時期に脱走する機械人形【ドッペルゲンガー】。掃除ロボットをメイドと認識したり、工具箱を救急箱と認識したり、逆に女性研究者の顔をよく認識できていなかったりと「彼女」の認知が人間と違うことが表現されている。原作の時点では気づかず担当編集氏のツイートで知ったのだが、アニメだと絵の連続性が高いのでわかりやすくなっている。

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本物の【繰歯涼子】に接触する美琴と食蜂……の操るスーツの女性。スーツの女性のCVは小松奈生子さんでこちらはレベル4の念動力者・切斑芽美さんや都市伝説好きな書庫の係員さんを演じている方。繰歯さん、瓶底メガネにYシャツのみで作業しているところが典型的な研究の虫という感じ。風邪引くぞ。


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ドッペルゲンガー確保に駆り出される暗部下部組織【屍喰部隊(スカベンジャー)】登場。初出は「とある科学の一方通行」のキャラクターである。こちらはカメオ出演ではなく来週以降がっつり描写されるが、一方通行にボコられたという情報さえ知っていれば問題なく楽しめるようになっているので超電磁砲のみ視聴の方もお楽しみに。個人的にはナルが好き。




posted by ぺーた at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年09月04日

シャドウバース 20話感想 物語とゲーム展開、前回対決との差別化に注目

#20「微笑みは黒く」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ミモリやアリス、カズキらの元にもシャドウナイツが現れ、それぞれバトルする。
ヒイロはマウラと再びバトルし勝利、父エイジの情報を得るために中央タワーに向かう。
感想
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バトルに賭けるポイントを16:3で持ちかけるマウラだが、シャドウナイツの参戦で大会がめちゃくちゃになっている状況でポイントがどれほど重要なのかはわからない。とはいえ超有利トレードを持ちかけられているのに父親の情報もよこせというヒイロはなかなか図々しい。

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カイやカズキもシャドウとバトルを展開。排除対象はゴールドランクに限定されているのでは?大方狩り尽くしてシルバーまで対象が広がったのだろうか?カズキとカイが背中合わせで戦っているのが大変良い。すっかり戦友である。

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ミモリとアリスの元にもシャドウが現れる。ミモリのところのシャドウが完全に不審者。もうちょいコミュ力の高いシャドウがいても良い気がするがみんな判を押したように陰気で多様性に欠ける職場である。アリスのむしろ獲物を見つけたかのような表情が印象的。アリスはここまで本気でバトルしたことが少なく、爪を隠す鷹のような強者感があるので他のキャラクターより安心感がある印象。まあ全キャラ負けることはないだろうけど。

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マウラのデッキは初戦と同じくカウントアミュデッキ。ヒイロVSルシア(2話1112話)、ミモリVSアリス(4話17話)に続いての同マッチ二戦目である。ルシアの初戦は手加減プレイで、アリスは切り札を使わなかったので2戦目との差別化が成立していたが、マウラは果たしてどうなるか。

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【天空の守護者・ガルラ】登場。本家シャドバでは【詠唱:獣姫の呼び声】とともに初期の「疾走ビショップ」デッキの強さを支えたカードである。カウントダウンを進めると同時にビショップクラスのイメージにそぐわないリーダー3点ダメージ、通称「謎3点」を与えてくる強力なカードだった。ガルラと【詠唱:神鉄の翼】の能力で4つのアミュレット展開タイミングを揃えて5体のフォロワーを並べるマウラ。上手い。まあ全部ヒイロの【灼熱の嵐】トップ解決で返されるのだが。

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【ゴッド・オブ・カース(以下GoC)】再臨。先程のターンは灼熱の嵐で盤面一掃されたが、一掃されなければ押し切って勝ち、されても自分で進化できないGoCを安定着地させられるので良いプレイングと言える。対するヒイロは相棒【イグニスドラゴン】をいつものように引いて攻撃……しない。ラストワードのGoC進化復活を警戒した判断なのでヒイロのプレイング成長が表現されているのだが、果たして6/6をずっと盤面に残すのと、毎ターン最大体力を-5されるのはどちらが脅威度が高いかと言われると正直難しい。ヒイロのデッキに守護や回復が多めに積まれているなら残す判断のほうがいいかもしれない。こういう思考過程を表現できればヒイロのトップ解決マン的なイメージも緩和されるのだろうが、描写としては映えないかもしれない。

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ヒイロがGoCを破壊しなかったため初戦とは違う展開に。オリジナルカード【暗黒の帳】登場。自分の場のフォロワー1体を「シャドウ化」させるカードらしい。おそらく「シャドウ化」はキーワード能力(汎用性のある効果を一言で表したもの)であらゆるフォロワーに適用できると思われる。効果は以下の通り。
・交戦した場合、次の自分のターンまでダメージを受けなくなる。
・フォロワーに対し2回攻撃できるようになり、守護を無視できる。
・このフォロワーが場にいるかぎり、相手のフォロワーはリーダーに攻撃できない。
・相手のリーダーを攻撃するとき、自分のリーダーは元の攻撃力分の体力を失い、攻撃力と体力を2倍にする。

結構ややこしい。簡単に言うとフォロワー同士の戦いでは無敵で、相手のリーダー攻撃は防ぎ、こちらのリーダー攻撃はリスクが伴うが強力になるカードである。さすがに8コスカードだけあって強力……と言いたいところだが必殺やスペル除去に弱いのがかなりの難点に思う。

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マウラの顔芸が前回より激しくなっていて笑う。二人称も「あなた」から「お前」に変わるところにグレードアップを感じるが、方向性としてはあまり変わらないのが残念なところ。ルシアやアリスは二戦目でキャラクターに変化があって物語の成立を感じたが、マウラはパーソナリティが明かされず、特に好感度が上がることもなく、二戦やったわりにはストーリーが進まなかった印象を覚える。

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マウラが【レディアンスエンジェル】をプレイする事でレオンとのつながりが示唆されるのだが、オリカでもないシルバーカードである。これをレオンのものと紐付けするということはカード入手難度が現実よりかなり高い世界なのかもしれない。それなら全カードを把握してない上位プレイヤーが多いのも、5話の大会賞品でカード10パックが黒羽アリスグッズより上だったのも納得である。イグニスドラゴンはヒイロのスマホにしかいない可能性も大いにありうる。

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シャドウGoCでヒイロを攻撃して12点ダメージを与えるマウラ。勝利を確信して前回のように煽ってくるが、マウラくんアニシャド見てないの?この程度でヒイロのメンタルが折れるはずがないんだよなあ。これまでヒイロのシャドバ絶対楽しむマンぶりはそれなりにポジティブに描かれてきたが、今回は狂人マウラすらビビる戦闘狂ヒイロというちょっと異様な構図になっていて笑ってしまう。

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ヒイロ逆転の切り札【ドラゴンルイン】登場。こちらも効果が複数あるので記述する。
・自分のフォロワーをすべて破壊、バトル中に破壊されたコスト最大のフォロワーを手札に加え、コストを0にする。
・自分のスペルが相手のフォロワーにダメージを与えたとき、同じだけ相手のリーダーにもダメージを与える。

ヒイロのデッキにはルシア戦で勝負を決めた【貫く咆哮】のように、フォロワーに与えたダメージをリーダーにも与えるカードが多い印象。イグニスドラゴンの10点がマウラに飛んで勝利。シャドウ化したフォロワーはリーダー攻撃時にスキができるのでそこを突いた格好である。組み合わせて使った【竜の咆哮】はトップ解決だがルインは前ターンに引いているので、コンボカードの片割れを引くまで守護と盤面強化で粘るプレイングをしたと言えるだろう。

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父親との関係性もろくに話さなかったのでマウラのストーリーはあまり進展したと言えないが、ゲーム展開的には高コストオリジナルカードをキーとした派手な戦いで前回との差別化は図られていたように思う。次回はルシアとの3度目のバトルのようだがこちらはさらに差別化が図れるのだろうか?期待したいところ。




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2020年09月02日

とある科学の超電磁砲T 20話感想 ピカロ対決で輝くフレンダの侠気と矜持

第20話「Ha det bra」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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フレンダは猟虎に追い詰められるが、佐天の協力により猟虎を特定、戦闘になり撃退する。
フレンダはメッセージで佐天と食事の約束をするが、当日、佐天の元に現れることはなかった。
感想
今回は都合によりネタバレ文量多めです。

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猟虎に狙撃され人混みに身を隠すフレンダと佐天さん。猟虎はこの二人と同じくレベル0だが鼻を活用する狩猟民の追跡スキルを習得している。衣服の中の組み立て銃については原作では扉絵で説明されているがアニメでは解説が入っていて、「誰一人気づくことはない」と言っているが街中でそんなポーズ取ってたら普通に目立つと思うので猟虎のぼっちスキルありきの武器のような気もする。

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猟虎の過去の仕事として明白な殺人が描写されてピカロ対決の色合いが鮮明になる。とはいえ被害者が「裏切り者」と推定できるので視聴者の好感度は下がりづらい点がお見事。これが無辜のモブだったらキャラクターとしての可愛げがなくなるかもしれない。

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この勘違いでボコられるぽっちゃり系男子だが、あまりに気の毒なので禁書における馬場くんポジションの憎まれキャラなのかな?と連載時は思ったのだがどうやら完全に無辜のモブらしい。かわいそう。猟虎よりフレンダのほうが可愛げがないのでは。彼が爆発までに脱出できたことを祈るばかりである。

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【月詠小萌(つくよみ こもえ)】先生と【姫神秋沙(ひめがみ あいさ)】登場。どちらも禁書からのカメオ出演である。小萌先生は2話にも登場。ここは原作では小萌先生ではなく【吹寄制理(ふきよせ せいり)】というキャラなのだがやはり担当声優さんが休業中のためか2話(食蜂のリモコンを取る係)・18話(美琴の3番目の夢)と同様に変更されている。

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警策の目に言及するくだりでも思ったが、原作は瞳の描き方が感情に応じて変わるのに対してアニメは一定なのがちょっと気になる。いまいち迫力不足。

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「はうあっ!!?ま、まずいです……任務中なのに……」
急に声が可愛くなって笑うしかない。猟虎のお嬢様学生としての一面が描写されてシリアスに寄りきらないのが面白い。猟虎CVは鈴代紗弓さんで「ぼくたちは勉強ができない」の武元うるか役でおなじみ。ぼく勉は全話視聴してうるか推しなので思い入れがあるのだが、快活なうるかとはまた違う可愛さを感じる。フレンダ編は猟虎のモノローグが多めで、お嬢様の可憐さ、冷静な観察眼、狂気的な執着、コミュ障ぼっちの嫉みと多様な演技が聞けるのが素晴らしい。馬場くん回に匹敵するゲスト声優さんの聴きどころが豊富なエピソードである。

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(なんとか口車に乗せて……)
「二手に分かれましょう」
視聴者的にはフレンダが善人でないのを知っているので、極限状況が「一食の恩」のキャパシティを超えるときがついに来たという予想できるシーンなのだが、フレンダの利己心より先に佐天さんのお人好しが発動して予想を裏切ってくる。フレンダ的にはちょうど見捨てることを考えていた瞬間だったので、自分の企みを見透かされたように感じたのではないだろうか。無力な佐天さんの自己犠牲に心打たれた、などという善性心理ではなく、強者としての矜持を刺激され侠客的心理が働いたと個人的には解釈する。原作では佐天さんは脚を震わせているのだがアニメだと震えているのが分かりにくかったのが残念。

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「足手まといにしかならないレベル0も、命を投げ打つ覚悟があるなら立派な戦力って訳よ!」
美琴や黒子・初春はレベル差に関係なく佐天さんを「友人」として尊重しているが「戦力」として期待したことはない。(アニオリパートでは結構ある。)フレンダがここで佐天さんを気遣ったりする動機がないので本心からの発言ということになり、美琴たちに救われてからもほんの少しくすぶっていた佐天さんの無力感を払拭するセリフと言える。メイン4人の間では成し得なかった関係性の描写がお見事。


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人形に反応する人物を見つけて襲撃者を特定するフレンダ。推理ものにおける「犯人しか知らない情報を言わせる」方法である。かしこい。佐天さんでも持ちきれない量の人形を小柄なフレンダがどうやって持ち歩いてたんだよという長年の疑念が表出してくるが、まあ細けえことはいいんだよ。

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バトル自体は短めだがそのぶん作画がダイナミック。空気銃や爆弾をアクロバティックに回避するフレンダと猟虎の動きが派手で見応えがある。佐天さんが逃げ切るまで時間をかせいだのは、フレンダの善性というよりはあくまで佐天さんを守ることが課せられたミッションである、という彼女の仕事人ぶりを感じさせる。

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「Ha det bra〜♪(サヨナラ)」
原作だと!マークだがアニメだと♪マークが相応しい声色。敗者に対する煽り・勝利宣言としてこれ以上ないものとなっている。気づかれずに蹴落とせばいいのにわざわざ口に爆弾を入れるあたりもフレンダのサディスティックな一面が見える。

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【垣根帝督】登場。レベル5の一人で誉望らの組織【スクール】を率いる。超電磁砲のみ視聴の人でもT1話に登場するので覚えている人は彼がリーダーだと分かったのでは。目下の猟虎を威圧して黙らせているので美琴や食蜂・軍覇と比較してあまり性格がよろしくないのは推察できる。副官的ポジションと思われる女性、心理定規の能力は「他人との心の距離を操る」ものらしい。仮に佐天さんが捕まったとしてもスパッと情報を引き出されて、口外させない程度の心理操作は可能だとしたら普通に開放されたかもしれない。

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「全力で私に付き合ってくれた、これってもう友情ですよね?
……独特な世界観をお持ちだ。フレンダと佐天さんが互いの世界の違いから控えめに友情らしきものを構築しているのに対して、猟虎は一方的・一足飛びに友情を確信しているところが対比的に描かれているように思う。こわい。ここの狂気の演技は音声加工なしで聞いてみたかった気もする。


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「夕飯作りすぎちゃってさ、よかったら食べてってよ。」
初春の肩の怪我は1週間の間に起きた禁書内での出来事によるもの。夜中までフレンダを待つも、会えないことを悟った佐天さん。悲しい。佐天さんの視点では「無事を知らせるまではされたけど、やはり住む世界の違いにより拒絶された」という認識になるだろう。タイトルの「Ha det bra」が刺さる。原作のここの表情は正面のアングルで大変深みがあるのでぜひ見てほしい。


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さて次回からついに最終章に突入。美琴の夢に登場したこのゼブラ髪のキャラクターの演技が楽しみである。




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2020年08月28日

シャドウバース 19話感想 深まる謎とシャドウ・アインのボディラインに注目

#19「影を背負う者達」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ゴールドランクへ到達したプレイヤーに対し、レオンは特殊なオペレーションを発動させる。
複数の乱入者「シャドウナイツ」により、ゴールドランクのプレイヤーが続々と脱落する。
ヒイロはセイヤとシロウを倒したシャドウの一人とバトルし勝利する。
シャドウの正体はスタッフの一人アインだった。困惑するヒイロの前にマウラが現れる。
感想
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「ご友人のご子息だから、ですか」「そうとも言うね」
アバンはマルグリットと会話するレオン。やはりヒイロ父の関係者だったことが明かされる。会話をまとめると、レオンの目的は「レジェンドランクに到達するものを絞り込む」が当面にあり、「目覚めの時」というタイムリミットが存在することがわかる。目覚める、ということは何らかの生き物の覚醒を待機しているように思えるが、レオンは詩的表現を好むキャラなのでなんとも言えない。とりあえずオペレーション・シャドウナイツの方向性は強者の選定のようだ。

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ゴールドランカーが次々とドロップアウトしていき、その原因と思われる謎の【シャドウナイツ】登場。まああの人だろうなという予想はつくが「シャドウ」と表記する。……そのコスチューム、体のラインがえっちすぎるのでは?子供向けアニメなのに大丈夫だろうか。おじさん的には「ダッシュ四駆郎」とかにちょっとセクシーなシーンがあったのを思い出した。(あったよね……?)

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シロウとセイヤが比喩抜きで秒殺(2人合わせて14秒)されたので物理的な暴力を受けたのかと思ったが、ちゃんとライフが減っているのでシャドバで負けたようだ。すごいな。僕もランクマッチで使いたいのでその瞬殺デッキを教えてほしい。セイヤは噛ませ犬の役割が待ち構えていると予想してきたがまさかここまであっさりやられるとは。シロウは【アイヴィーキング】の効果を見せることなく退場になりそうで残念である。

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どんなバトルをしたらこうなるのか、セイヤもシロウも物理的にズタボロになっているので穏やかではない。排除対象でないヒイロとバトルさせるための都合に見えるが、バトルで謎の精神ダメージを受けるあの仕様に関連した、ストーリーに関係する事象なのかもしれない。

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シャドウの使用クラスはネクロだが、オリジナルカードの【シャドウオーラ】を利用し能力なしカード(俗にバニラと呼ばれる)を疾走させてくるデッキ。シャドウオーラ自体はおそらくニュートラルと思われるが、【スケルトン】【リッチ】【ゾンビ】などがラストワードで出てくるネクロとは確かに相性が良さそう。シャドウオーラのカードイラストにシャドウが描かれているのだが、アニメのキャラクターが描かれたカードは初なのでこれももしかしたらストーリーに関係があるかもしれない。実は異世界の存在、とか。

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「だってワクワクするだろ、どんなバトルになるのかなって!」
シャドウの暴挙を止めるためにバトルを挑んだはずが2分でいつものシャドバ絶対楽しむマンに戻るヒイロがある意味すごい。ぶれないなお前。そりゃシャドウさんでも困惑するというものである。ここでレオンの姿が映るのでそういう精神性こそがレオンの求めるものに関連するのかも知れない。

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他のメインキャラの前にも現れるシャドウたち。みんなマスクのデザインが違う。ルシアの余裕ぶりが絵になりすぎていて笑う。ただ7人のうちマウラだけは立ち位置が違うようでレオンとの繋がりがほのめかされる。そういえば両人ともビショップ使いである。たしかにマウラは今のところ好感が持てないキャラなので、主人公側のポジションになるにはもう一段階ストーリー進展が必要に思う。いつもの笑みではなく無表情な点が興味深い。

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ゲーム展開としては、シャドウ側はせっかく疾走を付与したのにリーダーでなく盤面に攻撃するシーンが多かったのが気になった。【イグニスドラゴン】撃破時など盤面に行かざるを得ないシーンも確かにあったが、2/2の2体で1/4の【サンドストームドラゴン】を倒したシーンなどはかなりもったいない動き。【デスタイラント】でフィニッシュするプランがあるなら自分の体力をある程度犠牲にしてヒイロのライフを13以下まで詰めるべきである。強者選定が目的なら手心を加える必要もないので、9話のようにヒイロの勝ちのためにキャラクターの知能が低下したように思える。

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【騎竜兵】でコストを下げた【インフェルノドラゴン】と、さらにそれを【竜化の秘宝】で変身させた【ドラゴン】の15点疾走ダメージでヒイロの勝利。なかなかテクニカルなコンボ決着ではあるが、インフェルノドラゴンは普通は採用されないバニラカードなのでご都合を感じるし、ヒイロ側だけがちゃんと疾走を活用してる点にちょっと白けてしまう。ゲーム展開としては9話、14話に並ぶワースト候補である。

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シャドウの正体が運営スタッフの一人、【アイン】と判明。バトルそのものには無感情な様子だったがオペレーションに対する使命感は感じられたので今後の登場にも期待がかかる。そしてマウラが登場、他のシャドウナイツを下がらせるシーンがあるのでレオンの勢力内におけるそれなりの立場にあるようだ。おそらくレオンを「あの方」と呼んでいるので親子ではなさそうだが……。次回で少しは明らかになるだろうか。

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今回はストーリーに見どころがあるエピソードだったが、ゲーム展開に不満な諸兄のために、アインさんのセクシーショット、いくつか置いときますね。




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2020年08月22日

とある科学の超電磁砲T 19話感想 フレンダのギャップを演出する佐天さんとの交流

第19話「奇縁」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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佐天はサバ缶を巡って「アイテム」のフレンダと遭遇、サバカレーを振る舞って知人となる。
後日、佐天は購入したインディアンポーカーが原因で暗部に拉致されるが、フレンダが救出する。
佐天とフレンダは帰路の途中、暗部・誉望万化の指示を受けた弓箭猟虎に襲撃される。
感想
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アバンはアニオリで尺の余裕を感じる。今回は原作消化量が50P弱で大覇星祭編の序盤と同じくらいのゆっくりペース。佐天&フレンダのエピソードでぴったり2話使う予定と思われる。美山編途中の内容について話しているので時系列的に17話のストーリーと同時進行していることがわかる。

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「お姉さまは一般人なのですから」
若干のネタバレになるがT最終盤の展開に対する布石を置いているのが細かい。

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【フレンダ=セイヴェルン】登場。まあ1話からいてセリフもあるのだがここがメインの出番である。前作Sで美琴と交戦した暗部組織「アイテム」の一員であり美琴と直接対戦もしている。爆発物を使う戦闘スタイルで、能力については長らく謎とされてきたがどうやら無能力者と確定したらしい。ノルウェー語を話すシーンがあるのでノルウェー出身だと思われるが、サバ好きなのもそこから来ているようだ。

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佐天さんとの邂逅はまさかという印象。美琴とは交戦済みだし、黒子と初春は風紀委員なのでフレンダ側が警戒しそう、となると佐天さんということになるが、暗部と一般人とのコントラストを描く物語になっておりキャラクターを再利用する構成に巧みさを感じる。

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「もう!何と引き換えならくれるってのよぅ!」
幼児にしか見えない。前回の原作改変おっぱいはどこに消えたのか……。)しかし佐天さんは終始敬語を使っているので一応作中では高校生くらいの見た目ではあるようだ。殺人もいとわない暗部組織の一員のわりに一介の中学生である佐天さんに終始低姿勢(?)なのが面白い。後編で猟虎とまさしく命の獲り合いになるわけだが、今回はその後編に向けてギャップを準備しているエピソードと言える。

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「カレーなんて(中略)そんなもん美味しいわけが……ゥンまああ〜いっ」
即落ち2コマに笑うしかない。原作のテンポ再現が完璧。
「スパイシーなカレーにサバのコクと旨味が乗って(ガフッ)打ち消すどころか相乗効果でお互いを引き立て(ングッ)シャッキリポンと舌の上で踊るって訳よ!」
億泰ばりの食レポボキャブラリーも一言一句が原作を踏襲していて笑う。フレンダのボイスがとにかく可愛くコミカルなのが次回のギャップに強く貢献している印象。CVは内田真礼さんで個人的にはやはりシンデレラガールズの神崎蘭子役と、ダンまちのリリルカ・アーデで馴染み深い。

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「そんなわけで、Ha det bra!」「はで……ぶら?」


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この初春との会話シーンもアニオリだが、風紀委員活動に勤しむ初春を見る佐天さんに若干の寂寥感・無力感のようなものを感じるのが、フレンダとの交流を深める動機と後編の描写への布石として機能しているようにも思う。無印でそれなりに解決した感情ではあるのだが、Tの3話でも近い描写があるので、なかなかそう簡単には吹っ切れないところに佐天さんの人間性を感じる。

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トレーダーからカードを買う佐天さん。品揃え豊富なので前回の巨乳御手事件の前と思われる。そして暗部組織の【誉望万化(よぼう ばんか)】と【心理定規(メジャーハート)】登場。彼らが狙う何らかのアイテムが、佐天さんの買ったカードと「つまむ」という共通点を持っていただけで拉致されることに。このアイテムの詳細についてはぶっちゃけ禁書の領域なので、超電磁砲のみ視聴の方は例によって深く考えないようにしよう。

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「ま、一食の恩くらい返すって訳よ」
フレンダはどうひいき目に見ても善人とは言い難いのだが、ある種のゆるい仁義・任侠性を持っていることは否定できない。薄い手がかりで人を拉致する誉望らの組織の横暴さと、サバ缶一つもらうために中学生に懇願したフレンダとが対比的に描かれているように思う。

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浜面(前回に続いてもはや普通に登場している)に車を出させて佐天さんを救出するフレンダ。誉望らの横暴さと対比に〜と書いたばかりだがこっちもこっちでやり口がめちゃくちゃである。原作だと廃ビルとおぼしき建物に撃ち込んでいるのだがアニメだと人が居そうなビルにも見える。ていうかこんな危険物とサバ缶交換しようとしちゃダメでしょ。

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「今一瞬何か……」
超能力が存在し認知されている世界で、かつそういう分野にいる研究者なのに、こういう現象を気のせいで済ますのはだいぶノンビリしている印象。モブに相応しいといえば相応しいのだが。誉望の能力は単なる念動力なのだが黒子らと同じ大能力(レベル4)で汎用性が高く、頭のゴーグルを利用することでいろいろな現象に変換しているとのこと。

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「わっ……わわわわわわわたくしとでございますか?」
(ここは)かわいい。【弓箭猟虎(ゆみや らっこ)】登場。美琴の常盤台もある「学び舎の園」を構成する「枝垂桜学園」に通うお嬢様の一人だが、深刻なコミュ障で誉望らの暗部組織の一員である。学友に誘われて舞い上がるシーンは今回のフレンダや前回の絹旗同様、暗部の闇といち学生の光のコントラスト表現として機能している。

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「そのまま学園のアイドルになるはずだったのに……」
コミュ障ぼっち特有の妄想に笑う。いやコミュ強リア充もやるのかもしれないが僕はそっち側ではないので存じ上げません。任務用のコスチュームに着替えたことで、前回の美琴の2番目の夢の主がこのキャラだとわかるのだが……やっぱおっぱい大きいよな?まあ前回のアレは所詮夢なので、美琴(スレンダー)と猟虎(ぼっち)のコンプレックスが悪魔合体した結果なのかもしれない。

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そしてフレンダが狙撃されたシーンで次回へ。いわば超電磁砲では初のピカロ(悪漢)対決である。バトルの作画にも期待がかかる。




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2020年08月20日

【事前評価】シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々 アディショナルカード

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コピーライトマーク Cygames, Inc.

さて本日メンテ後にアディショナルカード追加ですね。今回も事前評価に挑戦してみたいと思います。

カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準はファミ通Appさんのものを採用。以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
 【地を裂く異形】【幽暗の墓守】【オネストシーフ】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
 【《愚者》・リンクル】【《世界》・ゼルガネイア】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
 【カーニバルネクロマンサー】【水呼びの竜使い】【アーティファクトスキャン】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード

シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々 アディショナルカード事前評価
エルフ

永久なる輝き・エリン ------ B
アクセラレート軸は異形エルフに組み込まれているのだが、異形への生贄を調達できないカードにこれ以上居場所があるかどうか。3/1/5は強いのだが出したいのは進化ターン以降。コンエルはTier2と見てB。

生命の宴 ------ B
現環境で初代異形2体を取る手段はかなり限られるがさすがに8プレイは厳しそう。とはいえ豊穣の季節の入っているコンエル・進化エルフには代わりに入りそうなのでBか。

ロイヤル

戦争商人・アルヤスカ ------ A
進化ロイヤルは指揮官を絞りたいのだがこれはダイヤモンドパラディンに代わるくらいの強さはありそう。あとは進化ロイヤル自体がどこまで行けるかどうか。Tier1〜2の中間あたりと見てA。

動乱商人・イルミスナ ------ C
連携15の段階だとEP回復よりも自動進化してほしい感。他の中大型フォロワーを進化させられるがエミリアもアルヤスカも自前で進化できるので魔獣使いやオネスト、ペインレスのほうが有用な気がする。

ウィッチ

決意の予言者・ルーニィ ------ C
式神は盤面展開力でミルティオの下位になってしまったがあっちは幽暗弱体化+こっちは回復とダメージ源確保でスペブ軸復権なるか。回復できる真実の狂信者と考えれば強そうだがガブリエルとの相性はよくない。回復も多い環境なのでちょっとしんどい気がする。

ドワーフの工房長 ------ C
キャル秘術が弱体化なしなので変わらず強そうなのだがこれが入るかどうか。4点ダメージはキャルリンクルコースだとあまり意味がないしゴーレム禁約コースでは土を割ってくれないのがつらそう。

ドラゴン

絶対零度・フィルレイン ------ B
効果は強いのだがもともと除去が得意なディスカドラに入るかどうか。プレシオのダメージで対応できない、葬送ネクロ以上に強い盤面を形成してくるデッキが少なそう。エイラビショくらい?イラストはSSS。

エターナルホエール ------ A
ディスカドラのデッキ切れを防ぐので招来の大天使等の回復遅延に対抗できるかもしれない。ロングゲームになったときに1コス5/7がもりもり出てきたら大変なことになりそう。

ネクロ

冥府の女主人・ネフティス ------ C
旧ネフティスで初めてグラマスになったので思い出深いキャラクター。とはいえ今回の特殊勝利は実現ハードルが高い印象。開闢よりは楽かも。通常の効果も幽暗の墓守の穴を埋められるかどうかは疑問。好きなタイプのカードではあるが強さは感じない。

輪廻の強制 ------ D
2コスト確定除去と言えば聞こえはいいが相手の場に最大3コスが出てくるのを除去と呼んでいいものだろうか。葬送にはあまりスペルを入れたくないし相性のいいデッキがいまいち思いつかない。

ヴァンパイア

バアル------ C
コントロールヴァンプは餌が用意しづらく、狂乱もネレイアやサードニックで凌げそうなのでアグロに入ることになるだろうか。ゼルガネイア全盛期にアグロが呼吸できるとは思えないのだが……。

バットノイズ ------ D
狂乱下では強力だがそうでないときが弱すぎる。狂乱デッキは現状でも狂乱に入れなくて困ることが少ない印象なのでイマイチか。ルーゼンOTKを狙うにしてもその時に狂乱に入っていない必要があるので難しそう。

ビショップ

光輝の顕現・ラー ------ C
毎ターン自動的にダメージが増えていくヴァイディだが今は回復されちゃうからなあ。守護は偉いがダメージ効果はエイラやカウントビショで凶悪な盤面を作って圧倒するゲーム展開とあまり合わない気がする。

邪教の神殿 ------ D
昨今の中盤の凶悪な盤面をしのぎつつカウントを勧めるのが難易度高そう。そうした割にご褒美がサタンどちらかというのが微妙。せめて氷獄のほう確定ならマシなのだが。

ネメシス

遺物の番人・ルチル ------ S
進化でレディアントが出るのがだいぶおかしい上にEP消費なしも可能なのが強力。スピネ&ルチルは6種類破壊が若干ハードルが高いがレディアントで1種類担保されればかなり楽になるのでは。リメイカーから4/6で出てきた場合でも進化するのが強力。

界門のホムンクルス・ラズリ ------ S
2T目に消費しがちなヴァーテクスコロニーを呼べる上に素出しよりちょっと強くなるのが意味不明。さらに2/2/2で序盤引いても悪くない上に守護まで付いている。AFが9Tでも10Tでもフィニッシュを安定して狙えるようになるのでTier1本命。

ニュートラル

招来の大天使 ------ A
かなり直接的なキャルリンクルメタカードだが構築を歪ませずに入るデッキは限られそう。エイラとコンヴにはすんなり入りそうだが、本命と目されるAFの10T世界アウェイクを防ぐには盤面を空で返す必要があるのでカウンターで逆リーサルが可能かどうか。一定数は見そうなのでA。



以上です。Tier1予想はAFが本命、次いでディスカドラとコンヴ、葬送あたりを対抗と予想。ルーニィとネフティスは強くないと予想はしたけど好きなタイプのカードなので早く使ってみたい。





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シャドウバース 18話感想 カイのメンタルを支えるカズキの器量が見どころ

#18「卑劣な罠!ズオウ&コウ!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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カイは九鬼ズオウとバトルするが、その仲間である蛇神コウに手札を覗かれる。
カズキが現れ、カイ&カズキ、ズオウ&コウでタッグバトルとなり、カイたちが勝利する。
感想
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ゴリラその他に追われたあげくスマホをサルに取られたというカズキ。ろくに大会参加できてなくてかわいそう。運営仕事しろ。わりと深刻な事態だと思うがあまり焦っていないところがすごい。おおらかなやつ。

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【九鬼ズオウ】が登場しカイとバトルに。すげー胸毛だなと一瞬思ったけど黒のインナーシャツだろうか。使用クラスはドラゴンでヒイロ以外では初の登場になる。

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【蛇神コウ】と協力して相手の手札を覗いていたズオウ。この様子だとシルバーランクに至るまでに何度かやってるようだが……運営仕事しろ。まあカイの受けた被害は4T目に【デスドラゴン】を取るのに苦労した程度でその後は普通にバトルしてるのでタイトルがいまいち内容に沿ってない気はする。

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スマホを取り返したカズキが合流し、やはりタッグバトルに。ていうか途中から乱入なんかできるのか。このバトルシステム、任意で手札を公開できたりと随分フレキシブルなつくりになっているようだ。そしてズオウ&コウはバンクなしなので今回限りの出番か。

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コウはヴァンパイア使いのようだ。リリムの作画がかわいい。フォロワーの作画は毎回キレイな印象。

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「まあまあはまあまあです。(中略)〜と言った意味ですよ、わからないですか?」
「そういうことじゃねえんだよ」
相変わらずカズキを軽視しているカイ。まあ実際にカズキが良くも悪くも軽いタイプなので、揉めてはいるが視聴者にストレスもない程度になっている。この久々のやりとりがあるからこそラストの展開にカタルシスがある。

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【竜呼びの笛】登場。このカード、シャドバ初の新弾パック「ダークネスエボルブ」でドラゴンのレジェンドとして登場したのだが大変弱く、当時はレジェンド追加が各リーダー1枚だけだったのでドラゴン使いの失望を大いに買ったハズレレジェンドの代表格である。ただアニシャド世界はオリカも多く、何より今回はタッグバトルなので活躍を見せるかもしれない。

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「自分の手札にコスト3以下のカードが加わるたびにそのカードを【ヘルフレイムドラゴン】に変身させる」
「竜呼びの笛はなあ!覚醒時に場に出せば、自分の手札のコスト3以下のカードをヘルフレイムドラゴンに変身させられるんだよ!」
同じ説明を2回しなくても……。まあコウは「手札に加わったカード」でズオウは「元々手札にあったカード」の説明をしているので別の事象であるといえばそうなのだが「元々手札にあったカードも対象になる!弱いカードを強力なドラゴンに変えられるんだよ!」的なセリフのほうが自然なのでは。【ゴブリンの招集】はオリジナルカードでおそらく2コストか?なるほど、こういう手札を一気に増やすカードがあったら竜呼びの笛の評価も違っていたかもしれない。

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アイキャッチ後は別のキャラの動向が描かれる。ルシアに敗れた霧山シロウが再登場。しれっとオリカの【アイヴィーキング】をプレイしているので今後の出番が期待できそう。ゴールドランクがすでに50人ということで、ポイント総量的に少なくとも545人以上の参加者がいることがわかる。

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「マジックミサイルを3枚プレイ!」
先ドロー警察だ!ホールドアップ!スペブデッキは他のデッキより特に先ドローを徹底すべきなのだがまあマジックミサイル×3をまとめて表現したかったのかもしれない。それにしても序盤に【ウィンドブラスト】、後半に【炎の握撃】も3枚引いてたし今回のカイの手札はかなり事故っている印象。君ポーカー上手いね。

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「まだ負けてないってことは、まだ勝てるってことじゃんねえ!」
論理的にはそりゃそうだろうとしか言えないフレーズなので、戦術や戦略ではなくメンタルに作用するものと言える。3話感想で書いたがカイはスペルブーストというデッキ特性も相まって(スペブカードはトップ解決に向かない)メンタルが折れやすい性格をしているので、(論理的な)彼にこそ刺さるセリフと言えるだろう。カズキがそこまで理解して言ったわけではなさそうなところが11話のヒイロを思い出させる。ヒイロとカズキは親友だけあって性格も近いがカズキのほうが兄貴分要素が強い印象。弟妹が多い設定も年下であるカイとの関係性を描くためのものかもしれない。

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10T目に重役出勤してきた13コストの【クロノウィッチ】を【魔力の蓄積】で3スペブ、0コストの炎の握撃3枚で3スペブして7コストでプレイ可能に。先に蓄積を打ったことから握撃3枚は最初から0コストではなかったと推定できるので、これはなかなかテクニカルなプレイ。実際、諦めやすいタイプだと見逃しがちな状況なので、諦めないメンタルをカズキに補佐されたおかげと言える。タッグ形式を活かしたストーリーかつゲーム展開で見ごたえがある。

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「次のターンで、あなたたちは敗北する!」
3話以来の宣言である。序盤のセリフが後々コールバックされる展開が個人的に好き。コウが守護を張って粘るもカズキが【アレクサンダー】で突破し、宣言通り【ビクトリーブレイダー】とクロノウィッチでフィニッシュ。相棒カード2体の同時攻撃は燃えるものがある。カッコいい。

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「カズキさんのおかげで……勝つことができました。」
カイくん素直でかわいいな。赤面しているのが破壊力が高い。フルネーム呼び捨てで扱いが雑なのも面白かったのだが、長いスパンをかけた関係性の進展はやはり良いものだ。カズキは生意気な年下に威厳を示そうとするのではなく、カイを支えることを意識した印象なのが素晴らしい。おおらかなやつ。カイのメモ帳には「まだ負けてないってことは、まだ勝てるってこと」が刻まれたことだろう。

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いいお話で終わると思ったら謎の昭和オチで草。この表現がよく使われたアニメってなんだろうな……?次週は急展開の予感。この仮面の人は髪型から運営スタッフのあの人のように見えるが果たして。




posted by ぺーた at 08:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年08月15日

とある科学の超電磁砲T 18話感想 高き峰を超渇望する同志二人の物語

第18話「巨乳御手(バストアッパー)」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメ……していますが今回はオンのほうが面白いかも。
あらすじ
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美琴はインディアンポーカーの売り場で「アイテム」の一員・絹旗最愛に遭遇する。
二人はSランクカード「巨乳御手」をめぐり対立するがアクシデントでカードの種類が不明になる。
二人は「巨乳御手」入手のために協力して全種類のインディアンポーカーを試行する。
感想
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アバンは佐天さんによるインディアンポーカー学習の実演。そんなに重要なシーンでもないのに作画がぬるぬる動いている。ドヤ顔の佐天さんがかわいい。

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【絹旗最愛(きぬはた さいあい)】と「アイテム」登場。Sで美琴と交戦した暗部組織だが、4人の中で絹旗だけが美琴と顔を合わせていないので今回の話が成立している。絹旗は黒子らと同じ大能力者(レベル4)で窒素装甲(オフェンスアーマー)という能力を持つが、この話で活かされることはないので説明は超省略する。

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演出がエロスよりも笑わせに来ている。正しい。謎の光先輩もご苦労なことである。

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「フ……フレンダ、身体の一部が超成長してませんか?」
えっ原作だとここまで大きくないはずだが……ちょっと!おい!盛ればいいってもんじゃないぞ!不当な原作改変には断固として抗議する!!!!……失礼、超取り乱しました。

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この金髪の男は【浜面仕上(はまづら しあげ)】で武装無能力集団(スキルアウト)出身のレベル0。なんと禁書のほうでは主人公格として活躍しているキャラクター。超電磁砲では初登場だが何の強調もなく、後半の描写も含めて今回のエピソードは全体的に禁書視聴前提のつくりになっていると言える。まあ多少伏線があるとはいえまごうことなきギャグ回なので超電磁砲のみの人でも引っかかることはないと思うが。

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美琴と邂逅する絹旗。「今日はオフですし超どうでもいいです」とあっさり言えるところが興味深い。暗部は能力者の学生が所属する組織が多く、学生らしい日常性と殺人も請け負う非日常性が混在した性質を持つので、何気ないセリフだがそのコントラストを象徴したものと言える。

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「さっさとその手を離せっつってんのよクソチビ」
「寝ボケた事言ってンなよ超マナイタ野郎」

美琴もドスが効いているが絹旗はさらに恐ろしい声になっている。絹旗CVは赤ア千夏さんでこのブログ的にはアイドルマスターシンデレラガールズの日野茜役と「だがしかし2」の尾張ハジメ役でおなじみ。この2キャラからかなりノリノリで演じられるイメージがあるので今回もすごいなと思ったのだが、おそらくは一方通行に寄せた演技なのだろう。(絹旗は感情が高ぶると一方通行の口調になる設定がある。)ちなみに赤アさんは先日ご出産されたばかり(おめでとうございます)だそうだが収録は結構前に行っていたということだろうか。

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「ここにあるカード、全部買うわ」「半分出しましょう」
同級生らと比較すると庶民派な美琴だが金遣いは結構荒い。絹旗も暗部での収入が相当あるようだ。別に自分が夢として見る必要がないということは、巨乳御手は個人のスキルの類ではなく何かしらの道具ということだろうか。さておき二人が急に仲良くなっていて笑う。この二人にとって貧乳シンパシーはそんなに強いものなのか。

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二人が見る夢の主は禁書の登場人物が多いので軽く記述していく。超電磁砲のみ視聴で興味のある方はぜひ禁書を。美琴の最初の夢は【芳川桔梗】のもの。あのレベル6シフト計画の研究者だがその中ではかなりまともな人物である。警備員の【黄泉川愛穂】の友人。(こんなおバカエピソードでじゃんじゃん言わすためだけに黄泉川先生役の甲斐田裕子さんを呼んでいることに笑う。)佐藤利奈さんの声色がしっかりアラサー女性のものになっていて面白い。女性のスタイルの話ではあるが「ダメだ……いつか成長するはずなんて根拠のない自信を持ってちゃ……」というセリフはおっさんにも刺さる。やめて。

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絹旗の最初の夢は【土御門舞夏】のもの。基本的に禁書の人物だが超電磁砲でもアニオリ回で登場している。(無印19話)金髪のグラサンはその義兄である【土御門元春】。禁書のメインキャラの一人で超電磁砲登場は初……のはず。BGMに黒子のテーマが流れるが、義理とはいえ妹にエロ衣装を勧めるのは黒子レベルの変態と言えるだろう。まあこいつも禁書ではカッコよかったりするのだが……。土御門兄の動きがいちいちうねうねと気持ち悪くて笑う。

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美琴二番目の夢は……おおっ、アニオリだ。これは面白い試み。この夢の主は今後登場する超電磁砲のキャラなので未読の人はお楽しみに。勘違いだったがアイドルのプロデューサーと看破したので洞察力に優れたキャラクターであることが示されている。それはさておき婚后さんに出番が増えて嬉しい。彼女をスカウトするとは敏腕プロデューサーの予感。ちなみに夢の主はわりとおっぱい大きいはずだが婚后さんほどではない設定なのかもしれない。

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絹旗二番目の夢の主は【郭(くるわ)】。禁書には忍者キャラも多数登場するらしい(この辺はよく知らないのだが)。急にフランクになる巻物に笑う。まあ申し訳ないけど僕も脚と比較したらおっぱい派ですかね……。
「そんなに脂肪の塊が好きなら一生脂身だけ食って痛風でのたうち回って死んじゃえバーカ!バァーカ!ブァーーーッカ!!」
CV赤アさんのはっちゃけぶりが面白すぎる。こういう演技が得意な人だと思うので、7年も前に赤アさんを絹旗にキャスティングした人に強く感謝したい。

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美琴三番目の夢は3話で活躍?した切斑芽美さん。これもアニオリである。(原作では禁書キャラの夢なのだが、同時に登場する別キャラの声優さんが休業中なので変更になったのではと言われている。)同じくバルーンハンターに出場した口囃子さんを先輩と呼んでいるので切斑さんは2年のようだ。見た目は美琴でもガラスにはちゃんと切斑さんが写っているのが原作の表現と同じで印象深い。
「どこからがおっぱいか曖昧な人間の気持ち、考えたことがあんのかあああああ!」
赤ア絹旗に負けず劣らずの迷言と迷演で笑うしかない。ラノベヒロインランキングで1位を9年獲得したキャラに言わせるセリフじゃない。

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漫画喫茶を追い出されて馴染みのホテルで捜索を続行する二人。今回は基本的にギャグ回だがここで見る夢はメインストーリーの一部と言える。OPにも登場する白黒ヘアの【謎の少女】による問いかけが意味深。


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「結局全部見ても『巨乳御手』なんてないじゃない」「あのトレーダー次見かけたら超殺す」
泣くほどのことか。片方が見つけたけど黙っている可能性もあるわけだがそういう疑いが出てこないあたり、この数時間で貧乳同盟間に強固な信頼が構築されていて笑ってしまう。今回はギャグだったが美琴と絹旗が真面目に共闘するところも見てみたい。

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カードの所在はというとカラスのせいでこの子のものに。ちなみに禁書のキャラではないようだ。後ろに飼い猫【スフィンクス】を捜索中の禁書メインヒロイン【インデックス】さんの姿が。こっちはボイスなしである、残念。結局巨乳御手は真実だったというオチだが数日であんなに大きくなったら何かと不都合が大きいのではないだろうか……。

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超電磁砲Tの範囲では唯一と言えるギャグ回。前回が黒子の正義を描くアツい回だっただけに落差が激しい。まあたまにこういう脳を使わずに見られるエピソードがないと超電磁砲のアニメらしくないかもしれない。次回は絹旗に続いてアイテムの一員、フレンダの登場である。佐天さんとの絡みに期待が持てる。




posted by ぺーた at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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