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2020年08月14日

シャドウバース 17話感想 アリスとミモリ、心の交流を経てついに登場する切り札

#17「特別と普通」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ミモリはアリスと2度目の対戦を果たし、アリスが勝利してシルバーランクに昇格する。
多数の参加者が昇格していく中、いまだに対戦できていないカズキはカイの姿を発見する。
感想
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冒頭ではカイの戦いが描かれる。まだシルバーに上がってなかったのか。この勝利を含めて4勝1敗らしいので、だいたい2ptずつ賭けてきたことが推察できる。堅実なタイプだ。すでに95人がシルバーに上がっているようだが、一人3ptしか持たないはずなので950÷3で最低でも317人以上の参加者がいることになる。多いな。

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対戦相手は日本の全国大会でマウラに負けた【柳瀬ミホ】。敗北の結果カイに好意を抱いたようだが……かわいいので今後の登場に期待したい。

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アリスVSミモリの序盤はネクロ側のラストワード能力を活用した盤面の取り合いに。【ゾンビドッグ】をはじめとしたかわいい系のカードは押し付けられたものであることが判明する。そもそもアイドルらしさを優先するのならネクロマンサーというクラスを使うべきではない気もするが……アリスがクラスだけは譲らなかったのかもしれない。

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「だからアリスちゃん、本気でバトルしよう!」
ミモリの言葉からヒイロとの戦いを思い出すアリス。8話のやりとりはアリス救済の物語にはならなかったが、少なからず彼女の心を動かしていたことがわかるのが心地よい。しかしニコ動のコメントでは「百合に挟まる男」扱いで笑ってしまった。異物とかいうな、主人公だぞ。序盤で影を落とした雲がここから晴れ、光が差してアリスの心境を表現するのはベタな演出だが効果的。

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途中でルシア、マウラ、ヒイロの戦いの様子が挟まれる。ゴッドオブカースの能力で対戦相手が浮いていくのだがどういう現象なのコレ。ライフにダメージを受けると精神ダメージも受ける現象とはまた別にヤバそうなシステムである。この辺りの謎が明らかになる日はくるのだろうか……。

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「【よろめく不死者】、かわいいでしょ?」「うん、そう思う!」
そうかな……そうかも……。しかし4話では当惑していたミモリがここでは間髪入れず同意する点が印象深い。アリスの価値観を知った上ではそう思えるのだろう。今回のテーマの第一段階として「お互いを知る」ことが印象づけされているように思う。ゲーム展開としては不死者を【ソウルコンバージョン】で生贄にして2ドローしつつ相手フォロワーを破壊する往年の強力コンボが懐かしい。

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「普通のお姉さんが、あたしは好き!」
もともとお互いに好意的だったが、お互いの価値観を深く知った上で改めて肯定することで、「相手に好かれている自分」をコンプレックスも含めて肯定する、好きな相手の好意を通して自分を好きになるという濃厚な心の交流を果たしているように思う。百合だなんだと言われるが、異性間だと性愛がノイズとして伴いがちなので、今回の物語は同性間でこそ可能な表現と言えるのではないだろうか。(という感想もステレオタイプ的かもしれないが。)

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4話で試合を決めた【ブリリアントフェアリー】の疾走コンボを展開するミモリ。序盤の【エルフプリンセスメイジ】で0コストにしたフェアリーを温存している点にプレイングの上達を感じる。おそらく9T目にして進化権が残っていることもお見事。進化してもアリスのライフが1点残るのでここでは使わない選択もあるが、ミモリの手札状況(0枚)から言ってここで使用するのは好判断と言えるだろう。まさしく「すべてを出し切った」状況で、ストーリーと連動している点が素晴らしい。

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「あたしに力を貸して……!あたしと一緒に駆け抜けて!」
ここで満を持して【スケルトンレイダー】が登場。4話と8話で2回おあずけされた上で、アリスが自己を開放するシーンで主人の呼びかけに応える展開は凄まじくカタルシスが強い。こういうドラマチックな場面でのトップ解決は心を動かすものがある。聞いてるかヒイロとイグニスドラゴン。

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スケルトンレイダーの能力は疾走とネクロマンス6で相手フォロワーを1体破壊、破壊するたびに相手に全体1点、倒したフォロワーの数だけ相手リーダーにダメージと、相手の盤面にフォロワーが多数いるときに効果を発揮するカードのようだ。ミモリのフェアリーたちを連鎖的に倒し、本体と【レッサーマミー】の疾走でミモリの体力を削りきって勝利。アリスの言葉に呼応して主人の葛藤を切り裂く様はカッコいいという他ない。さすがメイン7人中最後の切り札である。

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「アリスにとって、お姉さんは特別だから」
「アリスちゃんはアイドルだけど、私の友達……!友達だから!」

アリスが「特別」を褒め言葉として使っていることと、ミモリもアリスの実像を知ったことで「友達」と言えるようになったことが大変感慨深い。偶像の姿だけではとても気安く友達とは言えなかっただろう。8話感想で「物語とはキャラクターの変化をもって成立する」と書いたがここでついにアリスの物語が成立したと言える。

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「特別」と「普通」のどちらが良いかではなく、また双方の属性が覆るわけでもなく、お互いをよく知ることで「特別かつ普通」の存在であると認識した着地点が興味深い。orではなくandを取ったというか、非常に哲学的で考え方を育むような話になっていて、子供だましではないという意味で「れっきとした子供向け」として作られている好印象を受ける。こういうアニメをターゲット外なのに揚げ足を取りながらおねロリだなんだと視聴しているおじさん連中は猛省すべきである。すみませんでした。

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次回はカイVSカズキ……はランクが違うから無理では?と思いきや再びのタッグバトルっぽい?ここまで推してくるとなるとSwitch版での実装がほんとにありそう。




posted by ぺーた at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年08月08日

【事前評価答え合わせ】シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々

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コピーライトマーク Cygames, Inc.
来週あたりアディショナルカードの発表の時期ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。環境末期に近づいてきましたので「Fortune's Hand / 運命の神々」パックの事前評価の答え合わせをしてみたいと思います。

・カード評価の正解(事後評価)については↓のファミ通APPさんとむじょっくすTVさんの動画を参考にしておりますが、最終的にはぺーたの見解となりますことをご了承ください。
・緊急ナーフがあったときのデッキ評価は、ナーフ対象となったカードのあるデッキについてはナーフ前を評価、それ以外のデッキについてはナーフ後の立ち位置について評価していきたいと思います。(今回の場合は連携ロイヤルに入っていたカードがナーフ前を基準に評価することになります)




シャドウバース Fortune's Hand / 運命の神々 事前評価答え合わせ
エルフ

《吊るされた男》・ローフラッド ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
地を裂く異形 ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
マドロスエルフ ------ 事前評価 B  事後評価 A (-1)
フォレストダーク・レオネル ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
喝采の獣使い ------ 事前評価 B  事後評価 A (-1)
クラッシュインセクト ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)
癒しの波動 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
深謀の獣人 ------ 事前評価 C  事後評価 A (-2)
ブロッサムアーチャー ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
森林の狼 ------ 事前評価 S  事後評価 A (-1)
フェアリーアサルト ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)

異形エルフがTier1、コンエルとアマツがTier2か。異形エルフデッキの主体である異形はS、構成員であるマドロス、レオネル、喝采、獣人はA評価。森林の狼Sは過大評価だったがコンエルの必須かつ異形に入ることもあるのでAはありそう。ローフラッドは異形に3採用とはいかないまでもアマツに入ることもあるのでA。
ロイヤル

《戦車》・オルオーン ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
ダイヤモンドパラディン ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
静寂の元帥 ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
鎧袖一触 ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
安らぎの女王 ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
武器商人・エルネスタ ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
シールドフォーメーション ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
無私の貴族 ------ 事前評価 D  事後評価 D (0)
ストライクナイト ------ 事前評価 D  事後評価 D (0)
オネストシーフ ------ 事前評価 A  事後評価 SS (-2)
わがままな呼び出し ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)

連携ロイヤルがTier1、進化ロイヤルがTier2か。オネストシーフは高評価してたけどまさかSSとは…。まあこのカードが最強だったというよりは「これを下げれば総合的に落ち着くだろう」という運営のよくやるナーフ手法だとは思うが。連携ロイのエース級であるシールドFがSで構成員であるパラディン、エルネスタはA評価。
ウィッチ

《愚者》・リンクル ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
アダマンタイトゴーレム ------ 事前評価 S  事後評価 S (0)
魔導の君臨者 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
でたらめな接合 ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
猫の奇術師 ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
スウィートマジシャン ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
フューチャービジョン ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
形成の魔術師 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
魔導書の書き手 ------ 事前評価 D  事後評価 D (0)
ポーションウィザード ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
エクステンドマジック ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)

キャル秘術がTier1で魔道具専門店がTier1〜2の中間あたりか。秘術のエースであるリンクルとAゴーレムがS、構成員である猫、エクステンドがA、形成と君臨者は入れない人もいるのでBか。Fビジョンは専門店のエース級でA、接合は専門店のエースかつ秘術にも入ることがあるのでSか。
ドラゴン

《正義》・イランツァ ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
大逆のドラゴサモナー ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
虐殺のドラゴニュート ------ 事前評価 C  事後評価 C (0)
ドラゴニックコール ------ 事前評価 C  事後評価 A (-2)
日輪のドラゴン ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)
オーシャンアングラー ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)
ドラゴンズタックル ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
水呼びの竜使い ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
竜装の槍術士 ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
トロピカルフィッシュ ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
竜の誕生 ------ 事前評価 D  事後評価 D (0)

ディスカードがTier1、自然ドラがTier2、ジャイアントマッチがTier3か。ディスカエースのサモナーはS、構成員の水呼び、コールはA、抜けることもある日輪やアングラーはBか。イランツァはたま〜〜〜に見た。
ネクロ

《恋人》・ミルティオ ------ 事前評価 S  事後評価 S (0)
征伐の死帝 ------ 事前評価 S  事後評価 S (0)
デスブリンガー ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
カーニバルネクロマンサー ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
幽暗の墓守 ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
ゴーストメイド ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
幽魂の棺 ------ 事前評価 A  事後評価 D (-3)
死の魔鳥 ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
スピリットキュレーター ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
ソウルボックス ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
ハングリースラッシュ ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)

葬送ネクロのリアニ型が文句なしのTier1、冥府型がTier2か。リアニ葬送のエースであるミルティオ、死帝、幽闇がS、構成員のカーニバル、キュレーター、ハングリーがAか。棺は葬送できるけどほぼ見なかったですね…。
ヴァンパイア

《節制》・ルーゼン ------ 事前評価 S  事後評価 C (-3)
深淵の約定・ダルホード ------ 事前評価 S  事後評価 B (-2)
ディザスターヴァンパイア ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)
サードニックデーモン ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
暴威の悪魔 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
ラッシュインプ ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
燃え盛る抵抗 ------ 事前評価 S  事後評価 A (-1)
月下の人狼 ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
銀矢の狩人 ------ 事前評価 A  事後評価 D (-3)
蛮声のオーガ ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
ダークネスフュージョン ------ 事前評価 A  事後評価 D (-3)

……狂乱イケると思ったんだけどなー。コントロールヴァンプがTier1〜2で狂乱はTier3あたり。狂乱の構成員であるダルホード、サードニック、暴威、インプはギリギリBあたりか。燃え盛る抵抗は強かったけどSは言いすぎた。
ビショップ

《力》・ソフィーナ ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
闇穿つ煌き・サリッサ ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
神域の法王 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
伝道の司祭・ロレーナ ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
ピラータートル ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
光明のプリースト ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
宝石の輝き ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
先見の神官 ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
剛健の翼人 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
エレガントバード ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
詠唱:純白の祭壇 ------ 事前評価 A  事後評価 D (-3)

エイラがTier1〜2で他はほぼ見ない。エイラの必須構成員であるロレーナ、ピラー、光明がAでソフィーナ、サリッサ、法王、剛健が一段落ちる感じか。先見や祭壇はエイラサーチを邪魔するので入りませんでしたね、反省。
ネメシス

《運命の輪》・スロース ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
ディメンションドミネーター ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
マインドディバイダー ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
パペットインヴァース ------ 事前評価 A  事後評価 D (-3)
キャットチューナー ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
パワフルマリオネッター ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
アーティファクトスキャン ------ 事前評価 B  事後評価 A (-1)
ドールズオーナー ------ 事前評価 B  事後評価 D (-2)
機構の技師 ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)
鋼の猛虎 ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
人形の閃撃 ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)

AFがTier1〜2あたりで他は全く見ない。人形復権ならず。AF必須のスキャンがA、ちょっと落ちて技師がBあたりか。他はお察しください。
ニュートラル

《世界》・ゼルガネイア ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
天覇風神・フェイラン ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
星灯りの女神 ------ 事前評価 C  事後評価 C (0)
堕落の決意 ------ 事前評価 A  事後評価 A (0)
クラウドギガース ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
ジャイアントマッチ ------ 事前評価 C  事後評価 C (0)
ピアッシングエンジェル ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
ウィングメッセンジャー ------ 事前評価 D  事後評価 D (0)
突然の落石 ------ 事前評価 B  事後評価 B (0)

予想通り極端に早いデッキと遅いデッキを死滅させたゼルガネイアが強かったがまさかここまでとは。フェイランも「強いが連携ロイに入るくらいか」と思っていたらいろんなデッキで見たので見積もりが甘かった。とはいえ総合的には結構当てている。
採点

的中(0) ------- 33
1段階外し(-1) ------- 43
2段階外し (-2)------- 15
3段階以上外し(-3〜-5) ------- 6
合計 ------- -91

枚数(97枚)で割ると平均-0.938
全的中(平均0)で満点、全て3段階以上外し(平均-3以下)で0点とすると
69点(100点満点中)

前回より2点上がりました!!!!!やったぜ。
……ヴァンパイアの狂乱・渇望の読みを外したのと、ビショップの評価が雑すぎたのが痛い。さらにAF以外のネメシスをここまで見ないとは思わなかった。あと「アレよりマシだからC」的な差をつける感覚で採点したカードが軒並みDだったので容赦なくDをつけるべきだと思いました。次回は80点を目指します……。




posted by ぺーた at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

とある科学の超電磁砲T 17話感想 正義の味方・白井黒子を真っ直ぐに描いた英雄譚

第17話「予知」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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美山が予知した惨劇を変えるには黒子の空間移動が必要であり、二人は協力して抑止にあたる。
美山は大規模な火災を予知するが、能力を酷使した影響で倒れてしまう。
黒子たちは風紀委員の協力を得て、火災から市民と美山の友人・野良犬のペロを救出する。
感想
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予知の結果は変えられない事を説明する美山。原作では未来の事故を防ぐために奔走する美山の姿が描かれるのだが、おそらく尺の都合でカット。予知改変を試みる姿は後に同級生を救おうとするシーンで見られるのでカットするところとしては妥当か。その描写があれば美山の善性を示し視聴者に信頼させることができるのだが、ない場合はミステリアスな印象を保持したままになるので結果的に面白い改変になったのでは。

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「白井さんの空間移動は確か十一次元演算…!三次元的に逃げ場のない結末に干渉できるということですか?」
なるほどわからん。15週ぶり2回目)テレポートの原理は少なくとも超電磁砲では詳しく説明されていないので「そういうもんなんだな」という認識でいいと思う。箱に閉じ込められた猫(二次元)も蓋が開けば上方向(三次元)に逃げられるとかそういう話なのだろう。(予知なら時間軸も関係しているので四次元のような気もするが。)テレポートであれば未来を変えられる、というストーリー上の都合に説得力を付与するための一種のフレーバー(風味づけ)である。

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第二段階の念写で空間が歪むのは黒子と初春の反応を見る限り実際に知覚できる現象のようだ。美山の身体に負担がかかっていることが布石として置かれている。

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「風紀委員なら、被害者を事前に助けられるというのは悪い話じゃないでしょ?」
「……そうですわね。」
このシーン、原作では黒子が美山に対して思うところがある様子(おそらく若干の不信感や、能力の傾向に対する感傷など)を絶妙なコマ割りで表現しているのだが、その繊細な表現をアニメでもBGMやCV新井さんの声色できっちり再現しているところが素晴らしい。

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予知を元に人的被害を防いでいく黒子たち。包丁をブロックで止めたシーンは原作では包丁がブロックにめり込んでいたのだが、テレポートの原則的におかしい(そこにあった物体を押しのけて出現するので包丁が欠けるのが正しいらしい)とツッコミが入ったのか修正されたようだ。細かい。どうでもいいがこの破局カップルがEDでちゃんと「マキ」「たっくん」とクレジットされていてちょっと面白かった。

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「それがたとえ黒子だとしてもね」「一言多いですわよ」
初対面時から一週間も経っていないはずだが名前呼びで軽口を叩かれるようになっているのが面白い。黒子の日頃の態度の気安さが想像できる。ここは短い会話だが黒子に風紀委員になった動機を聞いてみたり、危険感知しても意味がないと言ったり、美山のパーソナリティが推察できる濃いやりとりになっている。ちなみにこの集団昏睡のニュースはそろそろ察しのいい方ならピンとくると思うが、禁書での出来事を報じたものである。

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公園での火災を予知する美山。二つの予知の座標がなぜか原作と違ってかなり近くなっている。改変の意図はわからないがセリフはそのままなので「相当広い範囲」と言われても若干の違和感がある。

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火災に備える黒子たちと風紀委員たち。予知だけでなく空間移動との関係も伏せて説明・打ち合わせするのは相当無理がありそうなので、固法先輩らの懐の深さと黒子の扱い方への慣れを感じる。先輩と話しているのは【柳迫碧美】でおそらくS最終回以来の登場。固法先輩のルームメイトである。

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美山が倒れ、夢という形で過去が明かされる。同級生・大河内に心無い言葉を受けるが、それでも助けようとして失敗し、なじられるという小学生には重すぎる過去。彼の言葉の端々から見られる無力感もここで醸成されたと思われる。しかしあまり表情に出ていないので無感情なのは元々のようだ。この大河内が最終的にペロの引き取り手になるところが美山編の完全なハッピーエンドを志向した感があって印象的。ちなみに原作だとこの事件のせいか転校しているのだがアニメだとそうでもないっぽい。

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黒子が入場者を助けてまわる一枚絵がどれもひたすらカッコいい。どれも原作にない構図なので作画スタッフの高い技量を感じる。

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初春の「それが1つ目の予知だったんですね」は原作だと内心の声なのだが口に出すセリフに改変されている。固法先輩に秘すためのモノローグだったわけだが、ここで一緒に火の中に飛び込んでもらうのに理由を秘めておくのも不義理な話なので、セリフにしたのも悪くない改変ではないだろうか。

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黒子の「その犬の特徴は?」からBGMが流れる演出が震えるほどアツい。勝利確定。野良犬は助けてもらえないと思っている美山の感覚はたしかに子供っぽいのだが、それでも彼が実のところはずっと孤独な戦いをしていたことの象徴でもあるので、少年の孤独感をぶち壊す黒子に英雄性を感じずにはいられない。

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「そのワガママと呼ばれるものが、わたくしたちにとっての正義なのです」
ああ〜〜〜〜黒子さんカッコいいいい〜〜〜〜(語彙消失)。爆発が起こって絶望する美山に対し、初春はまったく心配していないのがよい対比になっている。これくらいの無茶は日常茶飯事という二人の長い信頼関係が見える。涙する美山にかける黒子の優しい声色がよい。先週「身も心もお姉さまにササゲマスノォー!」とか言ってた人と同一人物とはとても思えない。このギャップが魅力ではあるのだが。

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「貴方の能力がなければ救うことはできませんでしたわ」
美山の孤独を取り除いただけでなく、彼が感じていた無力感も察してフォローする黒子。美山も大人びているが黒子もとても13歳とは思えない。このシーンは原作では美山をからかった黒子が「うるさいぞ変態のくせに!」と初春がチクった情報で逆襲されるくだりがあるのだが、尺の都合かカットされてしまった。つまりアニメの世界線の美山くんは黒子を変態だと知らず完全無欠のヒーローだと思っている可能性が出てきた。それはそれで面白いが。

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「わたくしも憧れていたクチですのよ、正義の味方ってやつに」
素晴らしい表情。原作も良かったが勝るとも劣らないクオリティ。7話の美琴の笑顔と同等の破壊力を感じる。美琴・初春・佐天さんとの絡みではなかなか見られない表情に思える。美山の「うん、考えとく」も無表情だった彼が初めて見せる笑顔なのでこれもよい。声色も優しくなっているように思う。美山のCVは峯田茉優さんでアイドルマスターシャイニーカラーズの八宮めぐる役でおなじみ。めぐるは元気系の美少女ボイスなので無感情な少年の美山とは真逆と言える差があり同じ人と気づかないレベル。演技の幅を感じる。

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超電磁砲は少年漫画的な作品と言えるが比較的暗めでヒネったエピソードが多い中、美山編は黒子の「正義」をどストレートに描いた異色譚と言えるかもしれない。黒子と美山の、性格の違いは大きいが根底に通う正義感が似ているところや、お互いにとっての相方の強い必要性など、バディものとしても完成度が高いので好きなエピソードである。電撃大王さん、3年後に風紀委員として活躍する美山&黒子バディのスピンオフ、待ってます。




posted by ぺーた at 01:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年08月06日

シャドウバース 16話感想 タッグバトルで描かれるミモリとアリスの関係性

#16「冥府への誘い!ジュスティーヌ姉妹!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ミモリとアリスのもとにジュスティーヌ姉妹が現れ、タッグバトルでの勝負になる。
ミモリ組が勝利し、その後、再びミモリとアリスでバトルすることになる。
感想
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ゴールドランク到達がすでに18人。多くない?選りすぐりの少数精鋭による大会なのかと思っていたがまあ一国につき16人参加しているわけだしそれなりの多人数になるのだろうか。ドロップアウトした参加者の中にエフェクトつきで松尾さんの姿が。藤岡弘、もどきはどうしているだろうか……。

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ミモリとアリスで二度目のバトルか、というところでジュスティーヌ姉妹再登場。初登場時は「性格悪そう」くらいの印象だったが、アリスを泣かせてその様子を撮って売る、などと言い出したので思っていた以上に邪悪。一日100億円消費できる姉妹のわりには精神性が幼稚な気もするが。そしてアリスの知名度は世界レベルのようだ。

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前回の予告を見た限りでは、2on2と言っても実際のところは1on1×2だろうなと思っていたが、なんと本当に「タッグバトル」という独自レギュレーションが見られるようだ。ジュスティーヌ姉妹のバンクもタッグ仕様という感じだが二回目のタッグバトルがあるのだろうか?姉ヴァネッサは胸元が、妹ビビアンはふとももがたいへんセクシー。

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タッグバトルは「2人でターン毎に交互にプレイする」「ライフ・墓場・場・進化ポイントは共有」「デッキと手札は各自で別」というルールのようだ。ミモリは詳しく知らなかったようで3ターン目を(自分がプレイするのは2回目なので)2T目と勘違いして1pp余らせてしまう。普段ならおいおい知っとけよとツッコミを入れるところだが、なにせタッグバトルは我々も初めて見るのでミモリのミスが理解の一助になっている。ヒイロくんの無知も初見の人たちにこういう効果を与えているといいのだが。

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ターンエンドでポーズ決めるのかわいいな。ヒイロやルシアもやるべき。

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姉ヴァネッサはエルフ使いで妹ビビアンはネクロ使いと、ミモリ&アリスと同じでミラー対決となったがデッキ構成はかなり違いが見える。詳しくは後述するがミモリたちはシングル仕様なのに対してジュスティーヌ姉妹のほうは完全にタッグ用にカスタムされているようだ。秋に出るゲームがSwitch版ということもあるのでもしかしたらタッグバトルも実装されるのかもしれない。ランダムマッチングではなく友人とペアを組んでプレイできるなら競技性はさておきエンタメとしてはなかなか楽しそうである。

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「タッグバトルにも慣れてきたなー」
「慣れるだけで勝てるわけねえだろ……極めたって勝てねえんだからさ!」
このセリフに少し違和感。「極めた」のがジュスティーヌ姉妹でそれでも勝てないタッグバトルの猛者がいるという伏線なのでは?考えすぎだろうか。ともあれ【ネフティス】登場。デッキからコストの違うネクロフォロワーを場に出してそれを破壊する、ラストワードを活用するユニークなカード。個人的には初めてグランドマスターが実装された時期にこれでグラマスになったので思い出深いカードである。

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何度でも復活する【モルディカイ】を無駄に攻撃してしまうミモリ。僕も初めてプレイした日にやった記憶があるので懐かしい。全国大会ベスト16まで残ったプレイヤーが初日級のミスをやるのは違和感があるが、これも14話の【ハングリードラゴン】と同じく本来は抑止力的に働くカードなので、アニメでは実際に復活する様を見せたほうがわかりやすいという判断なのだろう。これも初見の人たちへの教訓になるといいのだが。良い子はカードのテキストを読もうね。

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ジュスティーヌ姉妹は姉がフェアリー生成と【新たなる運命】で、妹がネフティス等でお互いに墓場をためて【冥府への道】を発動させるという、シャドバ最初期の環境を席巻したデッキ「冥府エルフ」をタッグで表現したようなデッキになっている。アニシャドはこれまでデザイナーズデッキ(運営が想定していたであろうテーマのデッキのこと)が使われてきたが、ここで初めてユーザー発(と思われる)歴史上の強デッキが出てきたことが感慨深い。フェアリーを墓場に送りまくるプレイスタイルがミモリに似合わないのでこういう悪役キャラにやらせたところも面白い。

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冥府への道が発動したことによって諦めかけるアリスをミモリは励まし、なぜ自分を信じられるのか、というアリスの問に対して「アリスちゃんは特別だから」という地雷ワードを返す。が、これは二人の心情がすれ違ったわけではなく、ミモリはアリスの葛藤を承知の上でこのセリフを返したところが面白い。過去に描かれたように、ミモリは特別な存在に憧れ、アリスは逆に自身の特別性を嫌悪している。4話ではミモリがアリスの「特別でない部分」にも興味を示したことで二人の距離が近づいたのだが、それでもミモリが「特別な」アリスに惹かれたことは事実なので、その部分を突きつけた上での二人の関係性を進化させる展開になりそうである(早口)。相変わらずゲーム展開は雑なわりに心情描写はかなり凝っているので来週の真・アリミモ回に期待が持てる。まあこういう展開ならヒイロVSアリスの8話でミモリのカットをもうちょい挟んでおいたほうがよかった気もするが。

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アリスのアイドル演出にひるむジュスティーヌ姉妹。イメージ映像かと思いきや実際に起こっている現象っぽい。VERSUSすげえな。【ファントムハウル】のゴースト4体に【マナエルク】の効果が乗って8点疾走でミモアリ組の勝利。実際のバトルだとファントムハウルが出た時点でリタイアする人が多数だろうが、「今更ゴーストなんて出したって…」というジュスティーヌ姉妹のリアクションが完璧で笑ってしまう。4+4を計算しない様式美を感じる。あるいはマナエルクの効果を知らなかったのだろうか。良い子はカードのテキストを読もうね。

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負けてゲーム外で悪あがきをするビビアンだが大会運営側の監視に気づいたヴァネッサに静止される。危険があると即座に対応できるようになっているようだ。そういうことができるならずっとサイやらゴリラやらに追われているカズキを助けてあげてほしい。今回はちょくちょく劇画調になる演出が可笑しいのだが笑わせに来てる……んだよね?ストーリーとしてはわりとマジメな話なので相応しい演出なのか怪しい。

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前もって登場し強キャラ感を漂わせたジュスティーヌ姉妹だが一発ドロップ。ゴールドランクが18人いる段階なのにブロンズランクで3ptしか持っていなかったのもこけおどし感が強い。ちなみにアニメオリジナルカードが無かったキャラクターは初めてである。タッグバトル自体がオリジナル要素とも言えるが。

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ミモリVSアリスは一回やったからやらないだろ、という予測を覆し次回は再び二人のバトル。二人の掛け合いも楽しみだがアリスの切り札【スケルトンレイダー】のお披露目も気になるところである。




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2020年08月01日

とある科学の超電磁砲T 16話感想 早めのテンポだが原作に忠実な新章導入

第16話「天賦夢路(ドリームランカー)」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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学園都市では他人の夢を観られるカード「インディアンポーカー」が密かに流行する。
一方で黒子と初春は惨劇を予知するアプリの存在を知り、検証して事故を未然に防ぐ。
黒子は近くで事故を監視していたアプリの製作者、美山写影と接触する。
感想

今回から新章突入、実に9週ぶりの放送である。世相的なアクシデントの結果ではあるが、前回の情感的なエンディングから日常的エピソードに戻るまでの余韻として機能したようにも思う。また、予告映像を見る限りではかなり先の方まで作画が進んでいるようで、結果として高いクオリティが期待できそうなので、災い転じて福となってくれればありがたいものである。

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「ごきげんよう、御坂さん」
帆風潤子さん5話以来の登場。このボリュームの髪をどうやって水泳キャップに収納していたのかは謎である。縦ロールの形状が保持されているのもスゴい。原作では美琴はキャップ姿でも帆風と認識できていたがアニメでは名前の紹介も兼ねてか、改めて帆風さんが自己紹介している。彼女が言及した「女手だけでは入手不可能な」ゲコ太のストラップを美琴がどう入手したかは禁書2期をご覧ください。

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「そぉんなにトイレに行きたかったんだぁ?」
トイレに行きたくて上級生を威圧するシーン、アニメにおいては実に3度めのコールバックである。なんてひどい仕打ちだ。後に「お詫び」として美琴にインディアンポーカーを渡す帆風さんだが、ここで説明を忘れるあたり結構うっかりさんのようだ。後の彼女の「夢」でも食蜂にそう言われているので自覚がありそう。


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新OPは安定のfripSideでもはや他のアーティストになるイメージが湧いてこない。タイトル「dual existence」は直訳すると「二重の存在」で、若干のネタバレとなるが今回もストーリーに沿ったタイトルになっている。八木沼悟志さんによる激しく疾走感のあるメロディーと南條愛乃さんの清澄で切ない高音ヴォーカルのコラボレーションが心地よい。

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美琴が見た夢は帆風さん自身が書き込んだものと思われるが、「ゲコ太やピョン子らと戯れたあとにメイドとして食蜂に奉仕する」という美琴にとっては前半が天国で後半が地獄になる体験だった。カードがオレンジ色なので帆風さんはこれを「幸せ」と感じているわけであって、当人は出てこないが夢の内容を通して彼女の性格ががっつり描写されている面白いシーン。

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復ッ活ッ 変態黒子復活ッッ 記憶は14話の時点で戻っていたがここにきて完全に本調子になったように思う。詳しくは次回の描写になるが美山写影くんとのやりとりでは正義の風紀委員としてカッコいい側面が強調されるので、超電磁砲Tの範囲においては貴重な変態描写である。CV新井さんの演技にもキレが見られる。

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食蜂と美琴をインディアンポーカーに誘うも「女王」の一声であっさり引き下がる帆風さん。原作ではやや意味深なコマ割りがされていたので心理掌握を使用したのかと思ったが、リモコンを操作していないので単に帆風さんの忠誠心が発揮された結果と思われる。

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【BLAU】登場。まあ禁書をご覧の方にはおなじみの「青髪ピアス(本名不明)」なのだが。成人向けな夢の話をしていることは誰にもわかると思うが、よくよく考えると内容が隠れているので「ピー音=いかがわしい」という文脈が共有されていることが前提な、そこそこハイコンテクストな描写と言えるかもしれない。インディアンポーカーが非正規品なので法整備などがまったくされてないことを示すシーンでもあるので、下ネタギャグではあるがテーマ的にけっこう重要なシーン……かもしれない。

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どうでもいいがジャケットを着ている右の男は馬場くんの同僚で査楽というキャラらしい。禁書は詳しくないのだが、馬場くんが6話で湾内泡浮ペアに対して下劣な報復を画策していたことを考えると、エッチな夢だけで満足する査楽は馬場くんよりはかなりピュアな男であることが想像できる。いや知らんけど。

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「お二人は気になる殿方の夢はご覧になるのですか?」
その二人気になる殿方一緒なんすよ。今回は冒頭の「幸せな夢」もそうだが、主君(食蜂)と同志(美琴)を仲良くさせたがったり、中3にして下ネタの知識がまったくなかったりと帆風さんの個性が濃く描写されたエピソードとも言える。かわいい。スピンオフの主役を張ることになったのも納得の魅力である。「アストラル・バディ」は今月で最終回を迎えるようだが、また超電磁砲本編のほうでも活躍を期待したいところ。


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「このアプリ、まだ起きていない未来の事故まで登録されているらしいんです。」
事件・事故を予知するアプリを検証する黒子と初春。いわゆるポケモンGO系のARアプリと美琴が持つようなガラケーが共存しているところに禁書シリーズの長続きを実感する。超能力が存在・周知されている世界であれば予知能力もすんなり受け入れられそうなものだが、それでも自作自演説が出るあたり予知は希少な能力であることが推察できる。

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予知時間ジャストでは不発で(「マスクをしている=不審」という記号がもはや懐かしい)結果的に10分後の事故(の深刻化)を防ぐことに。未然に知っていたおかげもあるが、アプリの内容に懐疑的でありながら「場所にズレがある」と判断できた黒子の冷静さが光る。一瞬で動けるのでギリギリまで思考する癖がついているのかもしれない。

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【美山写影】登場。予知能力もさることながら10歳でスマホアプリを制作できる才能がすごい。大人びているが3つ年上のお姉さんを呼び捨てにするなど普遍的な礼儀は重視していない印象。悪用を防ぐために書庫に載っている情報が制限されているところが世界観のリアリティを感じて好きなポイントである。(食蜂の能力もこの類の危険があるはずだが、彼女の場合は広く洗脳することで危険回避しているのかもしれない。)


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今回だけの演出かもしれないがEDのイントロが本編に食い込んでいる。EDを歌うのは15話の挿入歌も担当したsajou no hana。この曲「青嵐のように」は軽快なギターリフが印象的なので効果的な演出になるのでは。ノスタルジックな風景を心に描かせるメロディーと、サビの部分でぐっと伸びるヴォーカルが本格的。「とある科学の一方通行」の「Parole」もsajou no hanaによるものだが、真逆の爽やかさに満ちていて面白い。

今週はなんと原作80ページ分もの描写を消化しているのでなかなかテンポが早かった印象。(1クール目のエピソードはだいたい50ページ程度)原作3巻分を10話で終わらせなければいけないので、2クール目はこのペースが標準となりそうだ。脚本家の手腕が問われるが、今回の原作再現度はかなり高いので今後も期待できそうである。




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2020年07月29日

シャドウバース 15話感想 バトルの工夫は少ないがミヤビのキャラクターは印象的

#15「スーパーリッチ!財善寺ミヤビ!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ヒイロは財善寺ミヤビと対戦し勝利、4ポイントを獲得してシルバーランクに昇格する。
ルシアやマウラが昇格する一方、誰とも対戦できていないミモリはアリスと遭遇する。
感想
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「あなた、わたくしが勝ったらあの滝から落ちなさい」
バトル前のやりとりはミヤビの高慢な性格を強調するものになっている。明らかにヘイトを貯める演出になっているのでこの時点で結末が予想できる人も多いだろう。ミヤビは8点所有しているのでベットは2点でいいはずだが、自信の現れと「滝から落ちる」条件を追加したからか、勝てば好きなだけ与えるという約束でバトル開始。前回のマイセルは9点持っているのになぜか3点賭けようとしたのだがそれよりは合理性を感じる。

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ミヤビのCVは松嵜麗さん。燕党の野球のお姉さん……もといアイドルマスターシンデレラガールズの諸星きらり役としておなじみ。本家シャドウバースではネメシスリーダースキンとしてコラボで登場している。きらりと同様に高めの声色だが、温和で善良なきらりと比較してミヤビのほうは尊大で嫌味さを感じられるものになっていて面白い。

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【朗報】ミヤビ嬢はバンクあり……ちょっと!先週のマイセルは無かったじゃん!おじさん差別反対!もしかしたらミヤビは今後もバトル予定があるのかもしれない。その場合は3クール4クールと続く大作になりそうだが。でかいロールヘアの動きがダイナミック。キラキラしたエフェクトマシマシで何度も見たら目に悪そうである。

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「せかせかとしてますわねえ」
あんた前回「庶民は庶民らしくせわしなく動け」って言ってなかった?ともあれミヤビの使用リーダーはロイヤルで【騎士王の威光】を主軸としたデッキのようだ。黄金のオブジェが分解されて身体に装着されていく様子は完全に「聖闘士星矢」の黄金聖衣(ゴールドクロス)のオマージュで作り手の年代が知れるというものである。わかる。あの「金ピカ」と「変形」のコラボレーションは男子のロマンですよね。

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オリジナルカード【強引な買収】登場。相手の攻撃力5以下のフォロワーを奪ってコスト・攻撃力・体力を1にするスペルカード。場に騎士王の威光があると何度でも使え、奪ったフォロワーは疾走できるので完全なデザイナーズコンボ(組み合わせて使うことを前提にして制作されたカードのこと)として設計されている。その割には「騎士王」と「買収」にテーマ的関連性がない気もするが……。さておき、ヒイロの対戦相手は無限リソースデッキを使用することが多い印象。

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後半から作画がちょっと変わってミヤビが可愛くなった気がする。ヒイロは【氷結のドラゴン】や【竜の翼】といった全体1点ダメージカードで盤面を処理しつつ、おなじみとなった【海剣竜】をプレイ。それに2話以来の登場となる【竜の力】を付与し、攻撃力を強引な買収で奪えないところまで上げて攻撃する。強引な買収対策としては非常にストレートだが竜の力は序盤から持っていた描写があるので、ヒイロ側としてはそこそこ戦術性を描写されたといえるだろう。どちらかというと攻撃力6以上を処理する手段を用意していないミヤビ側に問題を感じる。単に引けなかっただけかも知れないが。

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「庶民のくせに生意気ですわよ!竜ヶ崎ヒイローー!!」
海剣竜の一撃を喰らってミヤビがヒイロの名前を覚えるところがそれなりのカタルシスポイントである。ミヤビは守護で身を守るも、【貫く咆哮】を得た重役出勤の【イグニスドラゴン】がそれを突破し、咆哮と海剣竜のダメージでヒイロの勝利。

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「……しかし竜ヶ崎ヒイロだけは特別。そう家訓に書き加えてさしあげましょう。」
これはチョロい。チョロかわ。惚れる要素がどこにあったのかいまいち納得しがたいが、まあ何度も書いてきた通りヒイロくんは単純に超いいヤツなので、勝利によって「庶民扱い」というデバフが消えたのなら惚れるのも無理もないかも知れない。前回ラストや今回冒頭からミヤビを鼻持ちならないキャラクターとして描いていただけにここもなかなかのカタルシスを感じるところではある。再登場が待たれるところ。ミモリの反応も楽しみである。

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そのミモリだが勝利どころかまだ誰ともバトルすらしていないようで、アリスと遭遇したところで次回に続く。4話以来のアリミモに期待がかかる。その時と同じマッチングをするわけではなくジュスティーヌ姉妹との戦いになるようだ。2on2だとしたら初めての展開なのでどういう描写がされるのか楽しみである。




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2020年07月22日

シャドウバース 14話感想 華麗なる岩田光央劇場 / バトル展開はワースト級

#14「満腹バトル!田部丘マイセル!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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シャドウグランプリ予選がスタートし、ルシアやセイヤは順調にランクを上げていく。
ヒイロは伝説の料理人・田部丘マイセルに勝利し、3ポイントを獲得する。
感想
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【田部丘マイセル】登場。名前はマイケル富岡のもじりと思われるがこのアニメの対象層にUFO仮面ヤキソバンが分かる人がどれだけいることだろう。料理の世界にはもうインスピレーションを掻き立てるものがなくなったのでシャドバに身を投じたらしい。料理関係者に怒られるぞ。CVはベテランの岩田光央さん。言わずと知れたAKIRAの金田役だが個性的な脇役を演じられることでもおなじみ。今回も非常にコミカルな演技が見どころで、もはや岩田氏の怪演を楽しむためのエピソードと言っても差し支えないレベル。

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いつもと作画の雰囲気が違う。作画監督の癖が濃く反映されていた昔のアニメのようだ。キャラクターの顔も違うが線のメリハリが激しいところが個性的。そしてマイセルのわりとどうでもいい仕草がぬるぬる動いて笑う。

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勝ったら美味い料理、負けたら不味い料理を食わせるというマイセル。不味い料理を食わせたがる料理人の心理とは一体……。そして賭けるポイントは自由に選べるようだ。シャドバは運要素もそれなりに高いので、理論上1ptずつ賭けるほうが試合数が増えて実力が反映されやすくなるはずだが、マイセルは3ptを要求。3人倒して9pt保持しており、シルバーに上がると3に戻るはずなので3ptも賭ける意味はないはずだが……。ルシアがすでにシルバーに上がっていたことに触発されたか、ヒイロも承諾してバトル開始。

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【悲報】マイセル氏、バンクなし!おじさん差別反対!まあマイセルの腹が揺れるシーンを見たいかと言われると見たくないが。クラスはビショップだがプレイするカードはニュートラルが多め。アニメオリジナルカードである【ゲテモノ料理】【華麗なる美食】を活用するテーマデッキである。プレイするとどちらかのスペルを手札に加える能力を持ち、【覇食帝・カイザ】から出る【アルティメットキャロット】と同様に無限リソースカードな点が面白い。【イグニスドラゴン】を活かすために手札不足になりがちなヒイロと対照的である。それにしても動くアルティメットキャロットがなかなかにグロテスクで良い子のトラウマになりはしないかと心配になる。

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アイキャッチをはさんで他の選手の様子が少し映される。モブプレイヤーがかわいい。プロプレイヤー・セイヤも順調にシルバーに到達したようだ。こういう過去の強敵が勝ち進んでいく様はワクワクするものがあるが、セイヤには今後噛ませ犬の役割が待ち受けている気がしてならない。

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【アークビショップ・レリア】登場。体力の値を攻撃力とみなす効果でこちらは原作ゲームでも昔から存在するデッキの核となるカードである。なるほど、【華麗なる美食】が体力を上げるスペルなので相性がいい組み合わせ。さらに料理スペルは何度も使うと効果が上がるようで、ヒイロの切り札イグニスドラゴンをもコンボで粉砕する。ヒイロ絶体絶命か、というところで【ハングリードラゴン】登場。こちらもオリジナルカードなので視聴者的には効果が気になるところだが、(展開の都合上)説明されずにマイセルのターンへ。

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ハングリードラゴンの効果は攻撃力や体力をプラスマイナスさせる効果を全て自分へのプラスとして奪う能力だった。マイセルはそうとは知らずに料理カードを連打した結果自滅する。……ええぇぇ〜〜?これはひどい。

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こういう現象はマイセルが「当該カードの効果を知らず」「出てきたときに効果を読みもせず」「1回目が発動したときに確認せずに連打する」という3重のポカをやらかさない限り起きない。この島にいるのは各国の全国大会を勝ち上がってきた選手のはずなので、トッププレイヤーがそういうミスをすることは不自然極まりない。

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まあこの手の効果は本来抑止力として働くものなので、まともに描くと発動せず地味な展開になるからこういうギャグ描写に落とし込んだのはわかるのだが、それにしてもひどい。ゲーム展開としては9話のヒイロVSセイヤに匹敵するレベルのワースト候補エピソードである。9話は「比較的自然なミスだがヒイロを勝たせるために強キャラの知能が下がった」タイプで、今回は「すさまじく不自然なミスだがどう見てもギャグとして描かれている」タイプなので甲乙つけがたい多様なダメさを感じる。

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膨れ上がった上に進化したハングリードラゴンの一撃でヒイロの勝利。そしてスピーディーな展開で次の対戦相手【財善寺ミヤビ】が登場。またヒイロのバトルのようだがそろそろミモリやカズキらのバトルも見てみたいものである。このままではSwitch版シャドバの使用率がドラゴンに偏ってしまうのでは??




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2020年07月17日

シャドウバース 13話感想 ミモリの水着姿がまぶしい新章導入回

#13「開幕!シャドウグランプリ!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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全国大会で好成績をおさめたヒイロたちは「ジェネシスアイランド」へとバカンスに招待される。
世界大会「シャドウグランプリ」がその島で行われることが通達され、レオンからの説明を受ける。
ヒイロたちは優勝賞品「ジェネシスカンパニー社長の座」をめぐりバトルを開始する。
感想
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新章突入だがOPEDには変化なし。どこかの島(ジェネシスアイランド)でバカンスを楽しむヒイロたち。カイは一部で女子説もあったが残念ながら(?)男子と判明。ミモリ&アリスの水着姿も披露されてニコ動のコメントも大盛り上がりである。

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「全国大会でバトルしてたなんて嘘みたい……。」「だな……。」
実感のこもったセリフだが君ら描写なかったけどね……。1カットでいいから欲しかったところである。

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「シャドバってマジ楽しいよな!」
今回のノルマ達成。

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祖父シゲフミに怒られるヒイロに助け舟を出すミモリ。これは好かれてるのを自覚したムーブですね、意外とあざといぞ。シゲフミの反応を見るに、カズキと同じくかなり昔からの幼馴染のようである。そしてシゲフミのセリフから父親エイジが存命でありそれをシゲフミは承知していることがわかる。

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「ジェネシスアイランドは楽しんでいますかー!?」
「…………。」
草。BGMが消える演出に弱い。バカンスと思いきやここが「シャドウグランプリ」の会場であることが明かされて企画説明へ。

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「全員収容したか?」「いや、あと数名残っている」
レオンやジェネシスカンパニーに何かしらの裏があることを匂わせる不穏な演出。まあ「収容」は必ずしもネガティブな単語ではないので単に暗がりで話すのが好きな人たちなのかもしれない。ちなみに女性がアイン男性がツヴァイという名前がクレジットされているので今後もそれなりに登場するキャラと思われる。

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説明会場にはアリスやマウラ、ルシアの姿も。人気アイドルがこういう場で1人でいることがあるものだろうか……?まあ全世界から参加者が集まっている場なので、日本以外ではそこまで知名度が高くないのかもしれない。

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「今度はもっと楽しめるかな」
「楽しむ」を拒むことはなくなったようですっかり憑き物が落ちたような顔をしている。クールなキャラクターを保持しつつ、1クール目の心の変化が反映されているのがよい。

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「Virtual Externalizing Sharing Ubiquitous System、直訳すると大規模光学拡張現実システムですね」
カイくんにはじめて天才っぽい描写がきた。直訳か?意訳っぽい気がするが僕も英語が得意なわけではないのでなんとも言えない。どこでもスタジアムや公園のようなVRバトルができるシステムのようだ。後の描写でレオンがセイクリッドレオのたてがみを撫でているので触れるっぽい。小5男子ごころをくすぐる描写である。

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続いて司会者からバトルルールの説明。各選手が保持した3ptを奪い合い10ptでランクアップ、0ptでリタイア、ランクが上がると3ptに戻り、同ランクとしかバトルはできない。24時間以内にブロンズ→シルバー→ゴールドと上がったプレイヤーの上位7人が決勝トーナメントに進出とのこと。どこかで見たようなルール。まあ正直このポイント制ルールを戦略的に活用する展開になるとは思えないのでフレーバー(風味づけ)として受け取ってもよさそうな気はする。決勝がトーナメント戦なのに7人は半端なのであと1人のシード選手がいることが予想できる。ついにネメシスクラス登場だろうか?もしくは親父登場か、あるいは両方か。

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【ジュスティーヌ姉妹】登場。前もって登場しバトルはまだ先ということでそれなりの重要キャラに思える。CVも豊口めぐみさん&小松未可子さんと有名どころである。名前的にはフランス系で、赤いほうがドラゴンで青いほうがウィッチあたりだろうか?いきなりヒイロの頭を肘置きにするというよくわからない行動に出たのであまり性格はよろしくなさそうだ。賞金10兆円を「2〜3年は遊んで暮らせる」と言っていたが、その場合毎日100億円ペースで使わないといけないのでもはや金遣いが荒いとかいうレベルじゃない。

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その10兆円相当の賞品が「ジェネシスカンパニー社長の座」。なかなかぶっ飛んでいてルシアの疑問ももっともである。それに対するレオンの回答も納得し難いものがあり、彼の思惑について想像の余地を与えてくれるのは面白い。新章の導入として申し分ない布石と言える。

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「なんだよヒイロ、ああいうお姉さんが好みなのか?」「へえー、そうなんだ。」
ジト目ミモリかわいい。これまであまり異性的ポジションで描写されていなかったヒロインなのでなかなかレアな描写である。カイはそれをメモってどうしようというのか……。

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キャラクターが各地に散ったところで次回へ。今回ははじめてバトル描写なしだったので若干書くことに困った。次回はすでに放送されているがツッコミどころが多そうなので今度は書きがいがありそうである。




posted by ぺーた at 19:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ

2020年07月08日

【事前評価答え合わせ】シャドウバース ナテラ崩壊 アディショナルカード

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コピーライトマーク Cygames, Inc.

みなさん新環境に夢中なことと思いますが前段「ナテラ崩壊」のアディショナルカードの事前評価について、忘れないうちに答え合わせをやっておきたいと思います。カード評価の正解(事後評価)についてはぺーた独自の見解となりますことをご了承ください。
シャドウバース ナテラ崩壊 アディショナルカード事前評価答え合わせ
ニュートラル

神話の剣 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
ロイヤル使いの雄、もろりん氏の構築が話題になりそこそこ使われたがTier1とは行かず、Bくらいが妥当か。
エルフ

森を彩る者・エルフクイーン ------ 事前評価 S  事後評価 A (-1)
コントロールエルフはTier1と言っていい強さを誇ったがエルフクイーンは進化権がリノセウスと競合するためあまり見かけなかった印象。強力なのは間違いないがSは言い過ぎた。

追い風の妖精 ------ 事前評価 A  事後評価 B (-1)
コントロールエルフでたまに見かけたがドローしすぎて戻ったリノセウスが燃える光景を5割くらいの確率で目にした。Aは言い過ぎだったか……。
ロイヤル

白銀の閃き・エミリア ------ 事前評価 A  事後評価 A (+-0)
現環境では猛威を振るうロイヤルだがナテラ崩壊後期ではさほどではなかった。ただこのカードの強力さは現環境で皆が体感する通りなのでA評価は間違いではなかったと思う。

流麗なる槍術士 ------ 事前評価 B  事後評価 B (+-0)
エミリアより一段劣る評価でいいんじゃないでしょうか。Bで。
ウィッチ

元素の大魔術師・アーレイン ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
ナテラ崩壊後期ではほぼ見かけなかった。秘術が強い現環境でもあまり見ないので擁護不能。Cかな。

ペルソナウィザード ------ 事前評価 C  事後評価 D (-1)
Cでも甘かったように思う。ウィッチ使い以外の人、効果はともかく絵柄とか覚えてる?Dですね。
ドラゴン

ドラゴンイクシード・ギルヴァ ------ 事前評価 C  事後評価 A (-2)
スクラムドラゴンでよく見かけた。スクラムはTier2くらいだがパワーはあったのでCは過小評価だったか。A。

金剛のパキケファロサウルス ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
これはたまーに見かけたのでDはなさそう。C。
ネクロマンサー

ナイトメアイーター ------ 事前評価 B  事後評価 A (-1)
冥府ネクロはRAGE優勝を果たしたのでTier1、機械ネクロはTier2くらいの印象。後者ではエースだったが前者には基本入らないのでAか。これにBを付けるのは我ながらセンスがない。

王墓の骸 ------ 事前評価 S  事後評価 S (+-0)
冥府ネクロを一気にTier1に押し上げた要因なので文句なしのS。
ヴァンパイア

ルインウェブスパイダー ------ 事前評価 C  事後評価 B (-1)
自然ヴァンプで採用されそこそこ見かけたのでCは過小評価だった。エミリアやギルヴァほどの遭遇率ではなかったのでBかな。

背徳の狂獣 ------ 事前評価 S  事後評価 S (+-0)
どのヴァンプにも入りTier1の機械ヴァンプではどれだけダメージを叩き出したかわからない。文句なしのS。
ビショップ

楽園の双翼・ガルラ ------ 事前評価 B  事後評価 C (-1)
オリジナリティあふれるデッキではたま〜〜〜に見かけた。そこまでダメレジェンドではない気はするがこの評価基準だとCかな……。

博愛の翼人 ------ 事前評価 A  事後評価 C (-2)
自然ビショ復権ならず。たださすがに忘れるほどではないのでCかな。デッキ単位で読みを外すと2ランクくらい外すので痛い。
ネメシス

ターミネイトマシンベア ------ 事前評価 A  事後評価 S (-1)
機械ネメシスをTier1とみなすかどうか。トーナメントシーンではAFと競合したがランクマッチではかなり遭遇したのでTier1とみなしていいのでは。S。

シューティングタートル ------ 事前評価 C  事後評価 A (-2)
マシンベアとほぼセットだったのでCはありえない……。あくまでマシンベアの補助ということでSはないか。
採点

的中(0) ------- 4
1段階外し(-1) ------- 9
2段階外し (-2)------- 4
3段階以上外し(-3〜-5) ------- 0
合計 ------- -17

枚数(17枚)で割ると平均-1
全的中(平均0)で満点、全て3段階以上外し(平均-3以下)で0点とすると
67点(100点満点中)

う〜〜〜んいまいち。素人ならこんなもんかと言わんばかりの点数。次は80点以上を目指したいですね。
まあ既にオネストシーフ SSを外してるので雲行きが怪しいですが……。





posted by ぺーた at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム

2020年07月06日

シャドウバース 12話感想 第1クールの締めに相応しい、迫力の作画と熱演

#12「勝利は誰の手に」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ヒイロとルシアの戦いはヒイロが勝利し、全国大会はヒイロの優勝で幕を閉じる。
大会主催のレオンは世界規模の大会「シャドウグランプリ」の開催を宣言する。
感想
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前回のラストから1ターンの攻防を経て【ダークエンペラー】が2話以来の登場。前回は破壊されなかったのでここでラストワードのデメリットが明らかに。復讐状態で出すことを想定すると5点ダメージはかなりとんでもないリスクといえる。

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ルシアの過去が明らかに。な……なんて悲しい話なんだ……!……正直ありきたり過ぎるので具体的に描写しないほうが効果的だったような気もしなくもない。まあ低年齢層向けなのは明らかなので、これが視聴者にとってこの手の不幸話のファーストコンタクトになる可能性もあるが。シオリの医療費を渋る叔母さんがこれ見よがしに高価そうなアクセサリをつけているところがなかなかハイコンテクストで個人的に好きなポイント。

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「その競技性の高いゲームデザインは……」
おのれCyg(中略)お金を得る手段ならシャドバ以外にもなんかあるだろとツッコミたくなるが、中学生では働くことも難しいので、元手もかからずスマホ一つで稼げるなら選択肢としては妥当なところかもしれない。以前も書いたが現実世界の世界大会の賞金は一億円強であり、アニシャド世界はシャドバに最適化された世界なのでもっと高額の可能性もある。

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「どうして道具だなんて言うんだ!」
ここは確かにヒイロの言うとおりで、追い詰められたルシアに差した光明をことさら悪く言う理由はないはずである。この「どうして」を考えるとルシアの心情が見えてくる。妹を救うために「強さ」だけを追い求めるべきルシアにとって、「楽しさ」という誘惑を押し付けてくるヒイロは邪魔なのだろう。だからことさら「楽しくねーよ!」反発する必要があるのだと思われる。ルシアのストーリーはテンプレの浅い不幸話と考察を誘う深い心情描写が混在していてギャップが激しいが、ヒイロとの関係性は期待した以上に味わい深いブロマンスを感じる。

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【シールドドラゴン】登場。カズキと対戦した5話で手に入れたカードである。そういやそんなのあったね。せっかく布石を置いたのだからここでカズキに「あの時のカードじゃんね!」と言わせてもよかったのでは。

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「お前がそんな顔してバトルすんの、俺嫌なんだよ!だってお前、きっとシャドバ好きだろ!?」
「うるさいな、君は……!僕のターン!消えてなくなれ!【黙示録】!」
シールドドラゴン一体を倒すために全体ダメージである黙示録をぶっ放すルシア。単体ダメージの【ブラッドレイジ】が手札にあるので価値が低いそっちを使うほうが普通だが、ヒイロの言葉に心を乱された結果だろうか?

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ただ、むじょっくすTVの感想動画によれば、ルシアは次のターンに7コストの【氷剣の戦鬼】と3コストのブラッドレイジを同時に使っている。4コストの黙示録ではこの動きができないので、ブラッドレイジを温存したのは7コストのカードを引くことを見越したプレイだった可能性もあるという。(確かに2話では7コストの【血餓の女帝】も見かけたし、ダークエンペラーの2枚目もあるだろうから7コストを引く確率は高いと思われる。)だとすると心を乱されたどころか全く冷静なプレイングだったことになる。これは解釈が分かれるところである。

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【鋭利な一裂き】をチラリと公開してリーサルを予告するルシア。2話でヒイロに屈辱を与えた因縁のカードである……ってシャドバにそんな機能ないだろ。紙のTCGなら可能なプレイだが(審判を呼ばれるかもしれないが)デジタルTCGではできないようになっているのが自然である……が、この作品において演出のために自然さが犠牲になるのは今さらであり、むしろ集大成感を覚える。これに関しては序盤の布石がラストで回収される良演出なので個人的には全然アリ。もしかしたらSwitch版のシャドバでは手札見せも可能になるのかもしれない。

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最後は駆けつけた【イグニスドラゴン】に【貫く咆哮】を付与してヒイロの勝利。おなじみのトップ解決に見えるが、いつもは7PPで定時出勤していたイグニスを今回は12T目まで引けなかったので、守護フォロワーや【竜の闘気】の回復で粘ったヒイロのプレイングが実を結んだ結果と言える。ちなみに貫く咆哮もアニメオリジナルカードで、オリカのほうが原作プレイヤーも決着が読めないのでそこも意識されている印象はある。(布石を置くならシールドドラゴンよりこっちでは?)

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「借りを返すぜルシア!俺はお前に勝って、お前を助け出す!!」
「世迷い言をォォォッ!!」
1話冒頭に繋がるシーン。ヒイロとルシアのやりとりは若干くどさを感じないでもなかったが、迫力ある作画とCV梶原岳人さんと榎木淳弥さんの熱演のおかげか胸に迫るものを感じた。榎木さんはSideMの舞田類先生とは180度違うキャラなのでなかなかの衝撃。梶原さんはモブ役で出演する作品は相当数を見ているが(SideM・ジョジョ5部・はたらく細胞・ウマ娘・えんどろ〜!・ぼく勉等)主役キャラの作品は初めて拝見するので、これからヒイロ役の人として自分の記憶に残ることになりそうである。

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穏やかな表情を見せるルシア。妹のことは全く解決してないわけだが「楽しむ資格がない」という煩悶はヒイロによって落とされたように思う。11話でシロウとの握手を拒否したルシアが自分から握手を求めてくるところがアツい……のだが、それを遮るようにレオンが登場。若干不穏さも感じさせる演出である。

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「シャドウグランプリを開催する!」
レオンの口から全世界大会の開催が宣言される。なるほど、「地方大会でいいじゃん」「描写しないならカズキとミモリなんで残した」と言ってきたが、次が世界ならその手前は全国大会だしカズキらを出すなら決勝に残しておく必要があったということか。新キャラも6人チラ見せされて期待がかかる。ヒイロ以外の戦いも多く見られそうなので楽しみである。

さて、次回は特別編ということで感想もお休みします。ストーリーはすぐシャドウグランプリ編に突入するようなので、全国大会編の余韻として楽しみたいところ。




posted by ぺーた at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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