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2020年08月06日

シャドウバース 16話感想 タッグバトルで描かれるミモリとアリスの関係性

#16「冥府への誘い!ジュスティーヌ姉妹!」


※原作ゲームプレイヤーの方はコメントありでの視聴をオススメします。
あらすじ
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ミモリとアリスのもとにジュスティーヌ姉妹が現れ、タッグバトルでの勝負になる。
ミモリ組が勝利し、その後、再びミモリとアリスでバトルすることになる。
感想
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ゴールドランク到達がすでに18人。多くない?選りすぐりの少数精鋭による大会なのかと思っていたがまあ一国につき16人参加しているわけだしそれなりの多人数になるのだろうか。ドロップアウトした参加者の中にエフェクトつきで松尾さんの姿が。藤岡弘、もどきはどうしているだろうか……。

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ミモリとアリスで二度目のバトルか、というところでジュスティーヌ姉妹再登場。初登場時は「性格悪そう」くらいの印象だったが、アリスを泣かせてその様子を撮って売る、などと言い出したので思っていた以上に邪悪。一日100億円消費できる姉妹のわりには精神性が幼稚な気もするが。そしてアリスの知名度は世界レベルのようだ。

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前回の予告を見た限りでは、2on2と言っても実際のところは1on1×2だろうなと思っていたが、なんと本当に「タッグバトル」という独自レギュレーションが見られるようだ。ジュスティーヌ姉妹のバンクもタッグ仕様という感じだが二回目のタッグバトルがあるのだろうか?姉ヴァネッサは胸元が、妹ビビアンはふとももがたいへんセクシー。

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タッグバトルは「2人でターン毎に交互にプレイする」「ライフ・墓場・場・進化ポイントは共有」「デッキと手札は各自で別」というルールのようだ。ミモリは詳しく知らなかったようで3ターン目を(自分がプレイするのは2回目なので)2T目と勘違いして1pp余らせてしまう。普段ならおいおい知っとけよとツッコミを入れるところだが、なにせタッグバトルは我々も初めて見るのでミモリのミスが理解の一助になっている。ヒイロくんの無知も初見の人たちにこういう効果を与えているといいのだが。

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ターンエンドでポーズ決めるのかわいいな。ヒイロやルシアもやるべき。

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姉ヴァネッサはエルフ使いで妹ビビアンはネクロ使いと、ミモリ&アリスと同じでミラー対決となったがデッキ構成はかなり違いが見える。詳しくは後述するがミモリたちはシングル仕様なのに対してジュスティーヌ姉妹のほうは完全にタッグ用にカスタムされているようだ。秋に出るゲームがSwitch版ということもあるのでもしかしたらタッグバトルも実装されるのかもしれない。ランダムマッチングではなく友人とペアを組んでプレイできるなら競技性はさておきエンタメとしてはなかなか楽しそうである。

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「タッグバトルにも慣れてきたなー」
「慣れるだけで勝てるわけねえだろ……極めたって勝てねえんだからさ!」
このセリフに少し違和感。「極めた」のがジュスティーヌ姉妹でそれでも勝てないタッグバトルの猛者がいるという伏線なのでは?考えすぎだろうか。ともあれ【ネフティス】登場。デッキからコストの違うネクロフォロワーを場に出してそれを破壊する、ラストワードを活用するユニークなカード。個人的には初めてグランドマスターが実装された時期にこれでグラマスになったので思い出深いカードである。

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何度でも復活する【モルディカイ】を無駄に攻撃してしまうミモリ。僕も初めてプレイした日にやった記憶があるので懐かしい。全国大会ベスト16まで残ったプレイヤーが初日級のミスをやるのは違和感があるが、これも14話の【ハングリードラゴン】と同じく本来は抑止力的に働くカードなので、アニメでは実際に復活する様を見せたほうがわかりやすいという判断なのだろう。これも初見の人たちへの教訓になるといいのだが。良い子はカードのテキストを読もうね。

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ジュスティーヌ姉妹は姉がフェアリー生成と【新たなる運命】で、妹がネフティス等でお互いに墓場をためて【冥府への道】を発動させるという、シャドバ最初期の環境を席巻したデッキ「冥府エルフ」をタッグで表現したようなデッキになっている。アニシャドはこれまでデザイナーズデッキ(運営が想定していたであろうテーマのデッキのこと)が使われてきたが、ここで初めてユーザー発(と思われる)歴史上の強デッキが出てきたことが感慨深い。フェアリーを墓場に送りまくるプレイスタイルがミモリに似合わないのでこういう悪役キャラにやらせたところも面白い。

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冥府への道が発動したことによって諦めかけるアリスをミモリは励まし、なぜ自分を信じられるのか、というアリスの問に対して「アリスちゃんは特別だから」という地雷ワードを返す。が、これは二人の心情がすれ違ったわけではなく、ミモリはアリスの葛藤を承知の上でこのセリフを返したところが面白い。過去に描かれたように、ミモリは特別な存在に憧れ、アリスは逆に自身の特別性を嫌悪している。4話ではミモリがアリスの「特別でない部分」にも興味を示したことで二人の距離が近づいたのだが、それでもミモリが「特別な」アリスに惹かれたことは事実なので、その部分を突きつけた上での二人の関係性を進化させる展開になりそうである(早口)。相変わらずゲーム展開は雑なわりに心情描写はかなり凝っているので来週の真・アリミモ回に期待が持てる。まあこういう展開ならヒイロVSアリスの8話でミモリのカットをもうちょい挟んでおいたほうがよかった気もするが。

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アリスのアイドル演出にひるむジュスティーヌ姉妹。イメージ映像かと思いきや実際に起こっている現象っぽい。VERSUSすげえな。【ファントムハウル】のゴースト4体に【マナエルク】の効果が乗って8点疾走でミモアリ組の勝利。実際のバトルだとファントムハウルが出た時点でリタイアする人が多数だろうが、「今更ゴーストなんて出したって…」というジュスティーヌ姉妹のリアクションが完璧で笑ってしまう。4+4を計算しない様式美を感じる。あるいはマナエルクの効果を知らなかったのだろうか。良い子はカードのテキストを読もうね。

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負けてゲーム外で悪あがきをするビビアンだが大会運営側の監視に気づいたヴァネッサに静止される。危険があると即座に対応できるようになっているようだ。そういうことができるならずっとサイやらゴリラやらに追われているカズキを助けてあげてほしい。今回はちょくちょく劇画調になる演出が可笑しいのだが笑わせに来てる……んだよね?ストーリーとしてはわりとマジメな話なので相応しい演出なのか怪しい。

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前もって登場し強キャラ感を漂わせたジュスティーヌ姉妹だが一発ドロップ。ゴールドランクが18人いる段階なのにブロンズランクで3ptしか持っていなかったのもこけおどし感が強い。ちなみにアニメオリジナルカードが無かったキャラクターは初めてである。タッグバトル自体がオリジナル要素とも言えるが。

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ミモリVSアリスは一回やったからやらないだろ、という予測を覆し次回は再び二人のバトル。二人の掛け合いも楽しみだがアリスの切り札【スケルトンレイダー】のお披露目も気になるところである。




posted by ぺーた at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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