2018年04月09日
だがしかし2 12話・全体感想 いろいろな意味でノスタルジックな作品
12話 ただいまとおかえりと…
「自分の夢も忘れてるって気づいて…すごく焦って」
(僕はただ、また会えたときに変わったところを見せたくて……!)
久しぶりに会ったほたるに感情をぶつけるココノツ。原作でほたるさんが居なくなった当時はその展開について読者間でいろいろ言われたものだが、原作が終わろうとしている今となっては「ココノツの夢が一歩進む」というストーリー進行のために必要な展開だったということがよく分かる。それにしてもメインヒロインを一旦退場させるという判断が大胆である。
スーパーマリオくんコミックガム…買ったことない駄菓子だ。連載が1990年からだそうなので自分が年齢的に駄菓子屋に行かなくなったあたりから発売された駄菓子っぽい。なんと今も連載中らしい。すごい。
「諦めがついた顔には見えないわね」
ほたるさんお得意のアングル。ミステリアスというか、なんかこう強キャラ感のある角度。ほたるさんの、変人だけど他人の心を汲むことができる優しさが心地よい。
「あっ!そうだわ!たしかカバンにあれが…」
いやこんなブタメン100%のカバンを持ち歩いておいて今思いついたみたいな切り出し方おかしいでしょ。ブタメンのことで頭がいっぱいじゃないとおかしいでしょ。それでこそほたるさんでしょ。
久しぶりに会った想い人と朝まで二人きり。相変わらず思春期少年のツボを的確に突いてくる作品である。おじさんも10代の頃を思い出します。
ユタカさんの正体判明。消化試合のように兄妹判明してて笑った。ユタカさんが駄菓子
全員で走って終わり、というなんとも昭和感あふれるエンディング。まあ駄菓子というものがノスタルジックな存在なのでぴったりと言えるのかも。いろいろな意味で昔を思い出す作品である。
![]() |
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2TY09O+6G72PE+2HOM+BWGDT)
全体感想
1期と比較して時間が半分になってしまったが、それゆえに無理に時間をもたせる再構成の必要がなくなったせいかほぼ原作通りの展開だった。ギャグアニメは特に間の取り方が重要と思うが、原作の間を完全に表現できていたように思う。
一方で作画はやはり1期のほうが好みかなあ。2期のほうが原作に近くはあるのだが、絵柄はともかく画力が違うのか、あんまし可愛くないカットが結構あった。(自分も絵描きなので偉そうな事は言えないが…)ただ、動きのあるシーンはよかった。キャラクターが喋るたびにわちゃわちゃ動いていたのが可愛かったし、ユタカさんの謎ポージングは非常に彼っぽくてポイント高い。
ボイスに関しては言うことなしというか、大満足です。聞いていてすごく自然だし、杉田ユタカや赤アハジメの登場回は完全に声優さんの演技を堪能する回だったと思う。「君はスケベなものは好きか?」何回聞いても笑う。
原作でもストーリーに深く踏み込むパートということでシリアスなシーンも多かったように思う。ホームランバーのアタリも印象的なアイテムとして機能していた。先週の原作セミファイナルでも活用されていたので、原作・アニメ間で演出の連携があったのかもしれない。
3ヶ月間楽しませていただきました。原作は今週で終わってしまうけど、アニメは3期をぜひ期待したい。
Tweet
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2ZD25B+2YKM2A+3ZDY+5Z6WX)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7531263
この記事へのトラックバック