2012年11月25日
晩秋
晩秋のパノラマです。とても安らかな気持ちにしてくれます。
秋になると、枯れ萎れたかのようなコスモスの可憐な花が、鉄道のレールの隅に顔を出します。
列車の通り過ぎた跡に、何かを追うように、葉の揺らいでいるのが
季節の行くのを感じさせます。
現在と言う時間を通り越して、浮遊する時間がたちあらわれそうな。
ずっと、風景の中に包まれていたくなるような瞬間でした。
人はなぜ、月を愛でるのでしょうか。
地球が出来たての頃、火星サイズの天体が地球に斜めに激突し、その破片が飛び散って出来たリングが集まって出来たのが月だといわれています。つまりわれわれ地球の「かけら」なんですね。そんなことがあるからでしょうか。何か引かれるものがあるのは。
その斜めに傾いたことが地球に四季を生み、更には月の程よい引力が無かったら、地球の自転速度は今の3倍、つまり毎日巨大ハリケーンの中にいることになり、「お月見」どころではないそうです。まさに月様々ですね。
秩父宮記念公園の紅葉風景です。これも針葉樹とのバランスがいいですね。