週刊文春に掲載された、橋下市長のスキャンダルについて、国民の立場から、このようなプライバシーを、恥も外聞もなく堂々と掲載した下劣な週刊文春には パパラッチにも劣る「劣等メディア」の称号を贈るとともに、このような情けないことでしか勝負出来ないメディアになり下がった文芸春秋よ、しっかりしろと言いたい。

昨今のマスコミの姿勢には、がっかりしっぱなしだ。押し付け正義漢の古館、まるでマスコミ界の天皇面した中身の薄っぺらなみのもんた、自民党の手先解説者辛坊治郎と何処を見ても情けない連中ばかりだが、それを作る局側と許す視聴者側にも問題がある。双方に余りに勉強不足・真剣な思慮不足が見られるからだが、ただそれだけで放っておくわけにはいかない。なぜならこれらの意見に乗せられて視聴率なるものが決められてしまうからだ。

一体「政治」なるものは、神様か聖人君子が行う物なのか？
政治は「どうにも収まらないことを、何とかするのが政治」(「じん」に出てきましたね)なんで、双方に違う顔を見せるなんてことは、当たり前のことですね。だから政治家はそんな倫理的に上等な階層じゃなくていいんです。それじゃなきゃ、何も決められない。上等かどうかと言うなら、「上等なネゴシエーター」なんです。 だからこんな政治状態を作ってるのは、我々とマスコミ自体なんです。我々が犯人なんです。政治家じゃないんです。
任せたものに任せず、毎日毎日、いちいち口出ししているマスコミとその暴走を許している我々なんです。宗教を司る訳じゃあるまいし。まして清廉潔白は、天皇陛下にお任せすればいいのであって何か勘違いしてませんか？
ｱﾒﾘｶが大統領選挙に立候補する前に細部にわたりスキャンダルをチェックするのは、ﾌﾟﾛﾃｽﾀﾝﾄの国だからですね。彼らは自分たちの 家庭の中で育てた自我を壊すようなことは絶対しない。昼間清らかな学生生活を送っている若さみなぎる青年が、夜こっそり激しいポルノ映画を見たり、自慰をしたりは絶対しないんです。そういうことをしたら自分の「自我」が壊れてしまうんです。（そういうところに行くのは階級の違う層の人たちなんです。はっきりとした差別意識を持ってるんです。だから自分たちの「自我」が決めたら、期間中はそれにゆだねるんです。自分が選んだ大統領の悪口を言われたら、自分が馬鹿にされたと同じだから、すぐに抗議するんです。日本は違いますね。)

でも日本人はそんなことないでしょ？旅の恥はかき捨てとばかり、海外旅行先でおもいきり羽を伸ばしたり、平気で出来ますよね。だから日本人にはそんな強固な「自我」なんて無いんです。そんな日本人が民主主義を守れますかね？この話をすると長くなるので、本題に戻りますが、この記事を匿名で(名を名乗れと言いたいですね)書いてる記者さんは、エロ映画はみたことないんですか？(記事の匿名が守られるのは、国家の為に命を賭けるからでしょ？こんなことに使わないで欲しい！)
橋下さんが言ってました。「甘い選挙をするから、(つまり票の為なら、誰にでも頭を下げ票の為なら出来ないこともやりますと言う)何もできない政治家ばかりになる。」
そのとおりで、マスコミにも同じことが言えて、「何でも正しいと受け身で「見て」しまうから、評価されていると勝手に勘違いされてしまう」。経済学に、反論をしても受け入れられない場合、「退場」という意志表示方法があると聞きました。我々も、そういう番組は「退場」してスイッチを切りましょう。
ああ、いまさらですが、筑紫哲也は偉かった。橋下さんにはこれからもチェックは必要ですが、犯罪でもおかしたなら別ですが、こんなつまらない人気投票的な判断で上げたり落としたりするのはやめましょう。

またまた、いつもの愚痴をお付き合いいただき、ありがとうございました。