2010年05月10日
大銀杏始末記
先日の春一番ならぬ、超強風で倒れた、樹齢千年を超すといわれた大銀杏の始末記です。
鶴岡八幡宮は、いままさに、結婚式の祝詞が謡われている最中でした。
写真下の左側の銀杏の新緑の固まっているところが本来の場所で、その右側に途中から切断した大木が見えますが、これが大銀杏本体で、植え移したものです。
空洞が、見えますか?
いずれにしても、根から葉っぱがどんどん出てきていますね。今後元の位置に戻すのかは判りません。
写真はこの大銀杏にちなんだお守りです。デザインがいいので購入してきましたが、どんなご利益なのか、銀杏は、1063年源頼朝が以来、武運長久の守り神として神殿を支えてきただけに、身体健全を祈願したものとして重宝がられたものですが、今度の倒壊事件で、新たな伝説が必要になりますね。とりあえずは「死と再生」でしょうか?
白くまるい空洞の塊は、銀杏をくりぬいて、中に「健康長寿・鶴岡八幡宮」のお札が貼られている芸の細かい細工ものです。
所用を済ませた後は、有名な「左可井」さんで、おいしい「あなご丼」をいただいたあと、足を延ばして、鎌倉五山第五位の寺格を持つ、臨済宗・浄妙寺を拝観しました。観光スポットとしてはあまり有名ではありませんが、訪れるたびに迎えてくれる「猫ちゃん寺」なのです。前回は、山門の入り口で、今回は石畳の通路で「勝手に遊んでけ」とばかり「すやすや」と迎えてくれました。ファイル数の関係で載せられませんでしたが、一人たそがれる哲学猫のスポットも乗せたかったです。
又帰りには、再度八幡宮をへて、「近代美術館」を覗いてみました。今は「日本近代洋画の名品展」というのを開催しておりまして、精神の安定に寄与してくれました。のっけから藤島武治の「逗子5景」という1枚の板を5つの額に分けてそれぞれの明治の頃のの逗子の海岸や河岸の風景が、当時を偲ばせる凪いだ時間が流れていてとても懐かしい想いをしました。以前逗子には住んだこともあり親しみもありました。そのほか佐伯のパリ風景や、張ったり藤田の猫絵や、安井曽太郎の肌色がかった温かい風景や、岸田劉生の存在感あふれる麗子像も印象的でした。また梅原の「赤」も相変わらず異彩を放っていました。
また機会があれば、幸福な時間を過ごしたいものだと思いました。
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