2010年05月05日
春の「もの尽くし」T
まだまだ、日陰に残っている忘れられた花。
突然の雪。春風の散らす花とも思える胸騒ぎ。
海棠(かいどう)
バラ科の落葉小高木で、中国の原産です。
春の末になると、淡紅色の五弁花を房状につけ下垂、黄赤色の小果を結びます。
楊貴妃の故事から「睡(ねむ)れる花」ともいいます。
その美しさから、美人の形容として使われる花です。
もう少しすると、白一色の花に変わってしまいます。
当てなるもの。薄色に白襲(かさね)の汗衫(かざみ)。かりのこ。削り氷(ひ)に 甘葛(あまずら)入れて、新しき金鋺(かなまり)にいれたる。水晶の数珠。藤の花。梅の花に、雪の降りかかりたる。いみじき美しき稚児の、苺など食ひたる。
(「もの尽くし」枕草子)
(上品なものと言えば、薄紫のうちかけの上に着た白のかさねの上着。鳥の卵。削り氷にあまずをいれて、新しい(金属製の)椀に盛ったもの。水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪が降りかかった光景。とてもかわいい子どもが、苺を食べている様子。)
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