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冬の紳士
定年前に会社を辞めて、仕事を探したり、面影を探したり、中途半端な老人です。 でも今が一番充実しているような気がします。日々の発見を上手に皆さんに提供できたら嬉しいなと考えています。
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2013年09月16日
豊かな社会2
(続き)

一番難しく国の宝である子どもを育てる問題を、たった一人に、しかも一番経験のない若いおかーさんに押し付ける社会が豊かとは決して言えないですね。何も判ってないと言わざるを得ないでしょう。
そんな豊かさなんて「現実的でない」(つまり本音で言えば弱肉強食が当たり前だ)とする、今の「空気」を打ち破るムーブメントが必要なんじゃないかと思うんです。
演出家の鴻上尚史さんによれば、日本人が「空気」に左右されやすいのは、古くから日本人の行動を規定してきた「世間」が背景にあり、この固定的な「世間」の流動化したのが「空気」だとしています。戦時中の「お国の為」という、大きな声の連中ののさばった、嫌な「空気」に逆らえなかった経験は記憶に新しいですね。

この空気に侵されない為の方策は、「水をさすこと」だと、イザヤ・ベンダサンの山本七平さんは言います。例えば「景気」が一番という「空気」の心理感染に侵されない為には、人生の目標を蓄財や資産に置かない生き方を求める事で、身の回りの些細な出会いや発見に喜びが見つけられる二人称の「眼」を養う事です。場ちがいを承知で、「空気」を白けさせる事です。

そういえば、「いじめ」は「気」のいたずらですが、或る物理学者の方によれば、「周期解」を持つ力学的モデルであって、その執拗な「周期的な繰り返し」が相手の心を傷つけるとおっしゃいます。これも空気のいたずらで、これを「外す」にはその憑かれたような心理の動きに「水をさす」方法を考えたいですね。間違ってもその「空気」に乗せられて、怒り狂って乗り込むようなことをして、自分の子まで返す刀で巻き込むことになり、いじめはおさまったが、もともこもないという事態にしてはいけませんね。
例えばその場面にふさわしくない人や行為を登場させるなどでしょうか。「狂気」になるなどの方法は先人の採った苦し紛れの「水さし」ですね。それにしても簡単な問題では無いですね。何しろ原因は加害者でも、家庭でも無く、社会の構造にあるのですし、それを認めているのは我々なんですから。
親を筆頭に取りつかれている私たち一人ひとりが、場の空気に乗せられず、冷静に且つ絶対引かない強い決意を関係者すべてに示さなければならないでしょうね。なかなかできませんが、本人が打ち明けてくれれば一番いい。「よく打ち明けてくれた!」と真摯に話を聞き、その時これは(その空気に乗せられず、真剣に考え)耐えさせ無ければならない問題か、乗り出さなければ(心が)壊れてしまう問題かを判断し、決断したらその場の怒りにまかせて「空気に」乗せられるのではなく、毅然とした態度で、しかも一歩も引かないぞという態度が必要ですね。先ほど言ったようにこれは「気」ですから、台風のようにならないうちに素早く表に出す「大げさ」(でしらけさす)も大事ですね。いじめている子どもたちの方も(お母さんが「しっかりせんかい!でお父さんが「まー、そんなに言わんでも」という父性の母さん・母性の父さんで逆転してるから)そういう大人の本物の父性を待っているところがあるんですから。憑かれた空気に「ノー!」を。

話はそれましたが、「ノー」をいう勇気でしたね。
見ている人は必ずいます。その場が差し迫っていればいるほど、つまり「機」が熟していればいるほど、必ず測った様に助け舟を出す人は現れます。そしてその動きは周りに感染していきます。それこそ「意味のある偶然」つまりシンクロニシティーです。そんな感動的な不思議も二人称の世界はもたらします。)
嘗て、宇宙人と言われた鳩山氏が、「排出ガス25%カット」を一方的に発表しましたね。これは新しい方法でした。対立しあう中で、主張どうしがぶつかりあって、朝まで議論しても結論が出るわけがない現代の「とりつかれた」人たちに正論をぶつけて解決がでるわけがない。そんな時どうすればいいか?
損を承知で、、正しいことを一方的に実行していくことなんです。この時もいわゆる「現実的派」が足を引っ張りましたね。彼も残念ながら保身に走ってしまいましたね。沖縄の基地の問題もそうですが、髪振りみだしての情熱を出していれば状況は変わっていたでしょう。つまり民が動き出すということです。
ほんの2・3年なんです。数週間と言うときもある。ガーっと出来てしまうのは。イエスにしても仏陀にしても、あとは(機の熟していた)周りの共感者が一緒に作ってくれるんです。義経にしても僅か3年で(当時にしてみれば正しいことを)一気にやり遂げ消えていく。

作家の村松具視さんが言ってましたが、義経は頼朝が空けた道を歩いて行ったんじゃないかと。東国の支配の為の守護や地頭の設置の地ならしの為に。勧進帳の富樫が、彼を逃がすタイミングといい、殺そうと思えばとっくに出来たにもかかわらずあれだけの人たちを巻き込んでの道行とすさまじい物語が演じられた。西郷が城山に閉じこもって、(改革に対する)不平士族を、維新の負を抱いて死んでいったように、当時の朝廷や平家の残党や、あわよくば源氏の中にもあった保守勢力たちの、武者の世・新しい秩序をつくるという革命に対する反対勢力の周知の為の大芝居だったのではないかと。どちらが仕掛けたとか、どちらが被害者だとかの問題ではなく、まさに日本中の人たちがそこで「動いた」ということではないでしょうか。或る人は「かわいそうな義経」を嘆き、或る人は「頼朝の政治の天才性」を褒め称え、或る人は時代の「変化」を感じたでしょう。でもみんながその方向につき動かされて行った。私は、こういうときいつも、万葉集の

「ムササビは木末(こぬれ)求むと あしひきの 山の猟夫(さつお)に あいにけるかも(志貴皇子)」
を思い出します。(訳はあまり高い地位を望むと、身を滅ぼすとされていますが、そういう因果関係でなく、ムササビは打たれることを、猟師は撃つことをお互い深い意味で、了解していたのでは・・・・と何か自然の摂理のようなものを感じるんです。

脱線してしまいましたが、改革がなされるときは、一人の力ではなく、一人の行動がトリガーとなって、それを待ち望んでいた、機の熟した社会全体が協力しだすものだということでしょう。これこ全員が、二人称で「物語」に参加することになるでしょう。
私達ひとりひとりが、物質的欲望に支配される事に、対決ではない方法で、つまりお互いを尊重しようとする方法で、「ノー」を突き付けることが豊かな社会の始まりでは無いでしょうか。

出来すぎた物語は共感する人たちが作ったことはわかっています。でもあれは嘘だと言って、何が生きがいになるんでしょうか。真実暴露が大好きな人がいますが、「真実」って何か知っていますか?と言ってやりたいですね。
「無」ですよ。むりやりこきおろして、ぶら下がっている相手の手がそれたら、限りない漆黒の闇に落ちますよ。何も見つめないで、現実、現実と引きずりおろすことに生涯をかけている人は、「人間とは何か」にもう一度向き合ってもらいたいものですね。ええ、いつでもお手伝いしますよ。

私達ひとりひとりが、物質的欲望に支配される事に、対決ではない方法で、「ノー」を突き付けることが豊かな社会の始まりでは無いでしょうか。

ps  この文章を書いたのち、何か理念だけに終わってしまったこころ残りのようなものが、胸のあたりに仕えていました。ではどうするのかといった疑問です。

そこで、すこしだけ、ある提案をご紹介しましょう。それは「社会を変える会計と投資」(水口剛)という本の一例です。私たちは好むと好まざるとにかかわらず、資本主義の世に関係しています。それを転覆しようなどと言うことではなく、いかにしたら「人の為の資本主義に近ずけられるか」を考えなければならないと思います。この本で提唱していることの一つに、「付加価値計算書」があります。「損益計算書ではありません。なぜなら今までの会計計算となんら変わりがないものの、この付加価値計算書では、人件費や支払い利息をコストと考えずに、むしろ獲得した付加価値の分配先と考えています。それは単なる見方の違いだろうと言われるかもしれません。確かにそうかもしれませんが、物事を変えていくには、これが絶対正しいと決めつけて従わせる方法は一時的で長続きせず、みんなの見方が変わることが必要条件ではないでしょうか。利益至上主義は、金儲けが一番偉いということを奨励していると同じです。そうではなく、余った金額を沢山ため込むことは、その会社の長続きを予感させます。要は、ぶくぶく太りたいのでしょう。そんなにお肉をつけて、貧困者がごまんといるのに1グラムも与えるのは嫌だという会社の何が偉いんでしょうか。リストラで利益が増えて長期的な利益が保証されるでしょうか。本末転倒ですね。本当に長続きするのはぜい肉ではなく、企業の知恵でしょう。余ったお金は、何人の多くの人たちに雇用の機会を与えたか、どれだけの利息を払ってその会社の雇用に貢献したかなどの為に使います。政府も、唯の利益ではなく、このようにいかに雇用に貢献したかで、課税額を調整します。このように考えが変わっていくことが、豊かな社会への一歩では無いでしょうか。政治の強いリーダーシップが待たれますね。



アイソポスの寓話、いわゆるイソップ物語にある寓話に由来する言葉。ロドス島ではオリンピック選手の誰にもまけないほど巧みな跳躍をしたといってホラを吹く競技者に向かって、市民の一人が、それならここがロドスだと思って跳んでみせろ、といった話から、hic Rhodos,hic salta(ここがロドスだ、ここで踊れ)という言葉が、なにごとでもひとに信じてもらいたければ人の目の前で事実を示して証明しなくてはならぬ、という意味の格言になって伝えられた。ヘーゲルは『法の哲学』の序で、「個人が時代の子であるように、哲学も時代の子であって現在の世界を越えることはできないとして、ここでこのロドスで哲学しなくてはならぬ」ともじって引用したことは有名。

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