2011年01月20日
「進撃の巨人」を読んで(その1)
先日の覚書でちょこっと名前が出てきたと思いますが、「進撃の巨人」というマンガについて。
このマンガ、最近中華料理屋で見た週刊誌(週間ポストか現代だったかな?)で紹介されていて、何かと話題になっていたんで、とりあえず読んでみて考察なり書評なりを書いたら…覚書のアクセスアップにつながるかな?と言う打算的な思いから購入してみました。
あらすじはこんな感じです。舞台は中世と同じくらいの文明のレベルの世界ですが、突然人を襲って食べる巨人が現れ、人類は絶滅の危機に晒されます。生き延びた人々は巨人が乗り越えられぬ巨大な壁を持つ町を作り、壁の外の巨人に怯えながらも100年、閉じられた世界で平和に暮らしていました。
ある日、その壁を破壊する超巨人が現れ、100年の平和は一気に崩れ去ります。人を求め町に流れ込む巨人。逃げ惑う人々。その惨劇の中、母が喰われ父とははぐれてしまう少年が成長し、巨人に立ち向かう…というストーリーですが、ネタバレにならない程度で書くにはここまでです(笑)。
そんでもってこのマンガ、概ね評価としてはストーリーは5つ星、絵は3つ星ってのがネット上などの評価ですが、確かにデッサンはいただけないものがあります。しかし、その微妙な絵の不安定さが巨人の不気味さをかもし出してます(まぁ、不気味さが必要のない人類もヘンですが)し、ストーリーが良ければ絵なんか“単なる記号”の延長でしかありませんから、許容範囲内でしょう。
そして私の評価としては…
基本的には面白いし、合格点以上のマンガですが、ストーリーや設定に穴がありまくり。ただし、(先日からの流れで繰り返しになりますが)「空想科学読本的ツッコミ」はナシで、どこに穴があるかというと…一部に緻密すぎるくらいの設定があるが故に、気を抜いているところの穴が巨大に感じられて仕方ありません。
そしてその穴は、知識があるかどうかで防げるものと言うよりも、もうちょっときちんとした打ち合わせをすれば十分に防げる穴だっただけに残念でなりません。これは作者と言うよりも担当者や編集サイドのエラーと言っても良いでしょう。
極論してしまえば…担当者ってあんまりマンガが好きじゃないのかなぁ?とまで(笑)。と言うことで細かい考察は次回以降に。
あっ、それから多くの人が賞賛してるものにケチをつけて悦に入ってる様なつもりはありませんのでご理解を。
このマンガ、最近中華料理屋で見た週刊誌(週間ポストか現代だったかな?)で紹介されていて、何かと話題になっていたんで、とりあえず読んでみて考察なり書評なりを書いたら…覚書のアクセスアップにつながるかな?と言う打算的な思いから購入してみました。
あらすじはこんな感じです。舞台は中世と同じくらいの文明のレベルの世界ですが、突然人を襲って食べる巨人が現れ、人類は絶滅の危機に晒されます。生き延びた人々は巨人が乗り越えられぬ巨大な壁を持つ町を作り、壁の外の巨人に怯えながらも100年、閉じられた世界で平和に暮らしていました。
ある日、その壁を破壊する超巨人が現れ、100年の平和は一気に崩れ去ります。人を求め町に流れ込む巨人。逃げ惑う人々。その惨劇の中、母が喰われ父とははぐれてしまう少年が成長し、巨人に立ち向かう…というストーリーですが、ネタバレにならない程度で書くにはここまでです(笑)。
そんでもってこのマンガ、概ね評価としてはストーリーは5つ星、絵は3つ星ってのがネット上などの評価ですが、確かにデッサンはいただけないものがあります。しかし、その微妙な絵の不安定さが巨人の不気味さをかもし出してます(まぁ、不気味さが必要のない人類もヘンですが)し、ストーリーが良ければ絵なんか“単なる記号”の延長でしかありませんから、許容範囲内でしょう。
そして私の評価としては…
基本的には面白いし、合格点以上のマンガですが、ストーリーや設定に穴がありまくり。ただし、(先日からの流れで繰り返しになりますが)「空想科学読本的ツッコミ」はナシで、どこに穴があるかというと…一部に緻密すぎるくらいの設定があるが故に、気を抜いているところの穴が巨大に感じられて仕方ありません。
そしてその穴は、知識があるかどうかで防げるものと言うよりも、もうちょっときちんとした打ち合わせをすれば十分に防げる穴だっただけに残念でなりません。これは作者と言うよりも担当者や編集サイドのエラーと言っても良いでしょう。
極論してしまえば…担当者ってあんまりマンガが好きじゃないのかなぁ?とまで(笑)。と言うことで細かい考察は次回以降に。
あっ、それから多くの人が賞賛してるものにケチをつけて悦に入ってる様なつもりはありませんのでご理解を。