地面と床の間に空間ができて、日当たりも不十分、風通しも決して良くはないのだから、色々な虫が住み着く可能性は高い。
自分がDIYするウッドデッキは基本的に土の上に防草シートを敷いて、その上に砕石をまいてから施工している。
この作り方で、驚くほど床下に虫は発生しないのだけれど、梅雨時など、通路部分に作った地面との空間が狭い通気性の悪いウッドデッキ付近には、ヤスデが結構発生する。
多少のムシは構わないのだけれど、ヤスデのつぶれた時の臭いはたまらなく嫌いなので、数年前から対策を始めた。
春になると、ウッドデッキの一部を外して、床下に防虫剤の虫コロリアースを散布する。
虫コロリアース 粉剤 殺虫&侵入防止 [550g] |
何か所か板を外しては、散布するのを繰り返しておくのだけれど、この方法だと、地表に撒くのと比べて薬が飛散する心配もあまりないし、雨などでも流れにくいので、効果が長期間持続すると思う。
実際、年1回、こうして薬を散布するようになってから、ヤスデは明らかに激減。
蚊も減ったしゴキブリも見かけなくなった気がする。
ついでにナメクジの忌避剤も撒いておくと、完璧。
ウッドデッキの周辺に虫が少なくなれば、耐久性にもいい影響があるはずだし、虫が苦手で、ウッドデッキの床下を想像すると怖いという人には年一回、この対策がおすすめ。
ちなみに、施工から9年近く経過したウッドデッキの状態を確認するとこんな感じ。
根太に使っているウリンは全くと言っていいほど、変化なし。
床板のセランガンバツーも反りや小さいヒビはあるものの、腐っているといった様子は全くなし。
ここは、日当たりがよく、地面からの距離が近く、床下の湿気が多い、台風が来れば海水が降り注ぐ、我が家でも最も過酷な環境。
セランガンバツーの耐久性も相当なものだという事が分かる。
また、ハードウッドでのウッドデッキDIYには絶対的にオススメな堅気用ステンレスビス、錐込隊長の状態も全く錆無し、劣化なしで頼もしい限り。
Liebe【リーベ】硬質木材用ビス・錐込隊長 4.5(径)×51(長さ)mm(300本入)(1kg) |
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