コンデジからステップアップするなら画質的に有利な大きなイメージセンサー搭載モデルが良いと考えている私は“コンデジと同じ”ということだけで興味が持てず発表記事を殆ど読んでいなかったのだが、発売後に幾つものレビューが掲載されておりその評判の良さに改めてスペックを確認したところ本格的なカメラということが分かり今回取り上げることにした。
気に入ったのは次の2点
1)手ブレ補正は撮像素子シフト式
2)超音波振動による撮像素子クリーニング機能DR II
このこだわりはNikon 1 J1のダストリムーバルを“光学式のダスト軽減機能”で済ませたニコンも見習って欲しい所だ。
AFはコントラスト検出式なのでこの点はNikon 1の方が速いだろう。発売前後に「見せてもらおうか、ニコンのアドバンストハイブリットAFシステムの性能とやらを」といったレビュー記事が掲載されるのが楽しみだ。
『写真で見る「PENTAX Q」〜高級コンパクトなど5機種と大きさ比較』
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/pview/20110701_457277.html
といった記事を見ると、「なるほどこのコンパクトさに作りの良さが加わると魅力的なガジェットになるなあ」と感心すると共に「ソニーNEX-5の小ささはがんばり過ぎだろ」と軽薄短小に賭けるソニーの意地が垣間見られて興味深い。
『【新製品レビュー】PENTAX Q 〜思わず自慢したくなる極小ボディのレンズ交換デジカメ』
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20110906_475397.html
という記事を読むと”デジタル一眼レフカメラで撮影したような立体感があり、ノイズも予想以上に少ない”とのことなので「撮像素子の性能の差が画質の決定的差でないことを教えてやる」というペンタックスの熱意が感じられるようだ。
PENTAX Qにも3D撮影機能がないのは残念だ。あとはリコーがGXRのカメラユニットとして二眼二素子の3D撮影ユニットを出してくれるのを期待したい。
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