S-1EXは2005年10月発売だから今年で6年目の息の長いモデルとなる。発売当初から高音質とコストパフォーマンスの良さが話題となった。といっても定価はペアで105万円(税込)とおいそれと手が出せる値段では無く価格コムやPhile-webコミュニティのレビューを読んでは憧れるスピーカーだった。
(※注:2009年4月1日価格変更により126万円となっている)
何と言ってもデザインが良い。パーフェクト・タイムアラインメント・デザインは1975年発売のTechnics 7(SB-7000)や1976年発売のSONY SS-G7等の”リニアフェイズ”スピーカー理論に惚れた者にとっては納得できる理想の形だった。
そしてCST(Coherent Source Transducer)同軸スピーカーは仮想同軸スピーカーシステムのパイオニアS-HE100を愛聴している私に取って後継機種に搭載されるべきユニットだった。
清水の舞台から飛び降りる覚悟もなく3年経った2008年9月のある日、中古でも出品されていないかとググったら展示品のS-1EX-LTDがヒットした。しかも価格は40%OFFとなっている。慌ててその店に電話して在庫を確認して予約を入れたのだった。
こうして運良く安く憧れのスピーカーを手に入れることになったのだが、これが後々まで続く散財の発端となったのだからまったく「人生万事塞翁が馬」だ。(苦笑)【13/09/15(日)】 ファイルアップロード合計50MB制限回避の為、写真を縮小しました。
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