「母校にリクルートに行ってこい」
故郷に戻り、母校を訪問しゼミの教授に面会。
上記の理由を告げると、学生を探すと返事。
バブルの余韻残る時期、親会社は未だに
多くの新卒学生を欲していたようで、関連
会社にノルマを言い渡していたのでしょう。
バブリーな事業拡張計画で希望的観測ながら
、全国各地にシステムセンターを開設する。
そのシステムセンター要員として、一人の
後輩が選ばれました。最初は東京配属で
いずれは地元に戻ってもらう。
バブルの時期は、この手の採用パターンが
多かったと思います。とにかく人が欲しい。
採用した後の事はなんとかなるだろう。
しかし、バブル弾けて景気が冷え込み当初
の計画は次々頓挫。転勤先がなくなり地元
に戻れなくなった地方出身者が急増。
数年後、同僚が部長にやんわりとツッコミ
ました。「女の子たちが騒ぎ始めてますよ」
女性社員も多く採用されていたのです。
部長は、不服なら辞めてもらって結構という
コメントを返したのです。
そんなやり取りが出るようになった時期には、
僕の母校には求人を出さなくなっていました。
好景気に踊らされ、使う側も使われる側も
リスクヘッジをしなかった故の結果なのか。
逆に言えば、バブル後も失速せず伸びている
企業や個人はリスクヘッジをやってきたという
事なのでしょう。
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