今回は、転職すなわち仕事の辞め時に
ついて語るものです。
以前の記事で、僕は警備員から転職を
したければ、警備員として成功せよと
言いました。
別の記事では、成功の指標の一つとして
卒業フラグなるものについても言いました。
成果を出し、成功と思えたなら煮詰まって
警備の仕事を嫌いになる前に転職しよう。
というのも、僕の経験からですが上記の
ように煮詰まるまで居続けてしまった。
キャリアとしては蛇足のようなもの。
蛇足どころか、警備という仕事が嫌で嫌で
たまらなくなってしまった。こうなると
もう戻るという選択肢はありません。
僕はかつて、警備の仕事が好きでした。
成果を出し、クライアント側からも評価
され、天職とさえ思っていました。
それなのに、警備を粗末にするブラック
部下や、エゴ丸出しの警備会社幹部を見て
徹底的に嫌になっていったのです。
どこの警備会社に行っても、同じ扱いを
受ける。
期待している、という口先だけのお為ごかし
に踊らされ、待遇改善のない環境で年金まで
突っ走れ。
僕は警備員を辞めたのは40代半ばでした。
使う側にしてみれば、指導教育責任者を
取らせれば、あと20年現場で使える。
要するに、育成のコストを大幅に削減できる。
いいカモだったわけです。
そこまでの経験とキャリアを積んでいたなら
さっさと別業界に転職すべきでした。
警備の仕事を嫌いになる前に転職していれば、
副業としての警備の可能性も残せます。復帰
する事も可能でしょう。
しかしながら、僕は警備に携わる人間の
浅ましさを嫌と言うほど、これでもかと
言うほど見せられました。
これも運命だったかもしれません。そういう
学びをして他に活かせ(本ブログもそうです)
という職業運だったのでしょう。
警備でも現場に恵まれ、仲間に恵まれて
長く続く人もいます。これも職業運で
ありましょう。
ただ僕の反省として、嫌になるほど
仕事にのめり込むのも考え物だなと
思うのです。
仕事は8割の力で臨んだ方が、長く
続きます。副業など別の生き方の実験を
するなら、7割の力で臨むのがベスト。
そこを10割の力を注ぎこんでしまった。
その単純さが、使う側にとって美味しい
のです。
もちろんキャリア形成のために、仕事に
コミットした際は全力で取り組む事も
必要でしょう。
ただそればかりでは、視野が狭くなって
しまう。自分にはこれしかないといった
視野狭窄に陥る。
視野狭窄、または思考停止した人間は、
支配しやすいもの。
仕事に慣れてきて、成果を出し評価される
レベルに来たら、少し手を緩めて自身を
客観視する余裕が欲しい。
ひたすら頑張り続けるだけでは、わき目も
振らない単純な奴と思われて、使う側の
カモになってしまう。
そう、自分は仕事への取り組み方が
単純すぎた。人生には一つの仕事より
大事なものもあるのです。
一つのことにのめり込む傾向のある人に
注意喚起の意味で挙げました。
結論として、仕事が嫌いになるほど
のめり込んでしまうのは、遊び心がない
から。
車のハンドルやブレーキにも、遊びが
あるから安全に運転できる。
8割は真剣勝負でも、あと2割は遊び心で
「たかが仕事」といったマインドも有効。
しかし、のめり込んでもいいんです。
成果を出し、嫌いになる前に卒業すれば。
従事している仕事が、何かを成し遂げる
ための通過点であるなら、とっとと走り
抜けてしまえばいい。
そういった軽さが、僕には足らなかった。
たかが一つの仕事に過ぎないのです。
ある仕事を徹底的に嫌いになってしまう
のは、もったいない事です。ビジネスの
可能性すら狭めてしまう。
例え中途半端で辞めたにしても、徹底的に
嫌いになるよりはまだましです。
8割の力で従事できなくなったら辞める、
そういった自分なりの目安を持つことが
迷いをなくすポイントです。
【DMM FX】について詳しくはこちら
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image