クリスマスを前にUPするのは忍びない
気もするのですが、ケジメを兼ねて
公開(後悔?)します。
この記事は、カテゴリ「モノローグ〜
警備服の残像」内の記事:警備員、
許されざる恋(1/8〜8/8)の続編です。
昨年、業務上の都合でしばらく官庁街の
オフィス勤務になった時がありました。
オフィスは通常勤務している出先では
なく、拠点となるところ。
市役所に続く目抜き通りにあり、
徒歩5分強で市役所まで行けます。
市役所の斜め向かいには、市役所の
出先機関を擁するビルがあります。
僕も緊急雇用対策事業で、お世話に
なった市役所の部署が入っていた
ビルです。
その1階に、10畳ほどのスペースが
あります。休憩所です。
かつては喫煙所として使われていた
所ですが、今は禁煙になり自販機と
長椅子が2つ。
僕は昼休みに、昼食後散歩を兼ねて
そのビルの1階に行っていました。
食後のコーヒーもある。
長椅子に座り、スマホをいじっていると
あの、T子がやってきたのです( ゚Д゚)
会うのは5年ぶりか。
市役所が近いので容易に来れます。
T子はもう一つの長椅子に座り、
スマホをいじり出しました。
斜め90度に居る僕には気づいていたに
違いありません。しかし、ガン無視。
ガン無視どころか、絶対に顔を合わせる
ものか、という意思さえ感じられます。
当然、視線を合わせることもなく時間は
過ぎ、オフィスに戻る時間になったので
休憩所を後にしました。
こんなことが数回続き、僕は悟りました。
当然の帰結だ。今更仲良くなろうなんて
虫が良すぎる、第一、何を話せばいいか
話題に困るじゃないか。
こうして、僕の許されざる恋は象徴的な
結末を迎えたのです。
市役所警備で活躍も、警備員としての
限界を悟り、社会的ステータスを得る
転職にチャレンジしてきたのに・・・
オフコース「メインストリートを
突っ走れ」の、追いかけて手にした
ものは・・・という歌詞が頭をよぎる。
今回僕が強調したいのは、警備員という
社会的ステータスが嫌で転職したいなら、
なるべく早くするべき、というもの。
あまりにも僕は時間がかかりすぎました。
その間にT子の気持ちはもはや・・・
回り道しすぎた男のみじめな結末です。
急がば回れというけれど、回り過ぎても
いい結果は得られない。
焦りは禁物ですが、最短距離で目標を
達成する気概は、必要でしょう。
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