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2024年03月04日

愚痴はこぼしていい





以前僕は過去記事「発する言葉が自分
を創る」
でマイナス言葉のデメリット
について紹介しました。



今回は、マイナスの言葉はすべて
悪なのか?について深堀りして
いきます。



ここではマイナスの言葉を「愚痴」と
「悪口(批判)」に分けて定義します。



愚痴と悪口の違いは何でしょうか?



主語が違うのです。
愚痴は主語が「自分」で
悪口は「他人(または組織)」



自分は、あの時はつらかったは愚痴。
あの人はうるさいは悪口。



誰かに頼ったり、弱さを出したりと
いった類の愚痴はこぼしていい。



愚痴が出る背景は、精神的立場が下で
マウントされていたりといった、職場の
人間関係や仕事のストレスが主な原因。



逆に悪口(批判)は、精神的立場が上で
自分がマウントを取っていることが多い。



以前、お世話になっている人や組織への
批判はNGと言いましたが、マイナスの
言葉の中でも、質が悪いもの。



中には、批判することがかっこいいと
思って吹聴する人もいたりします。
とんでもない勘違いですね。



悪口(批判)がなぜいけないのか?
仕事運が低下するから。



批判であっても、前向きな意見具申で
あれば、話は別でしょう。それならば
とっくに上司に具申していますよね。



狭いコミュニティの中でマウントを
取りたいから、批判する。警備隊でも
良くある光景です。



自分の言動に生産性がなければ、それ
相応のことが起きます。自分の評価が
下がるようなことが。



自分の吐いた言葉の責任は、自分が
取らなくてはいけないのです。
一人前の社会人なら、そうですよね。



それでは、愚痴ならだれにでも言って
いいものか。これには注意しなければ
なりません。



愚痴といっても、聞く側の解釈に
よっては、言葉が独り歩きする
リスクがあります。



よって、職場の同僚に対しての愚痴は
細心の注意が要ります。



非正規など、立場の弱い労働者だと
人を減らす話が出た時に



あの人はこんな事言ってましたよと、
生き残りたいがために同僚を「売る」
人もいるかもしれない。



少なくとも、言葉の揚げ足と取って
マウンティングする人には言っては
いけません。



逆にそんな人は、ここ一番の時に
「売られる」側なのでしょうね。



愚痴をこぼすなら、家族か職場と
繋がりのない知人にするのが無難な
ようです。



以前警備員時代に、休憩室(詰所)に
クライアント側が盗聴器を仕掛けている
噂を聞きました。



それを同僚に話すと、鼻であしらわれ
そんなはずはない、と一蹴。



しかし、その数か月後彼は解雇された
のです。盗聴器があったかどうかは
わかりません。



それくらいの警戒心を持って発言
すべきという教訓だったのです。
セキュリティを扱うなら。



悪口や批判は、その人がいない所で
発していても、なんとなく雰囲気で
分かったりします。



セキュリティ(警備)の仕事は他人の
生命や財産を守る仕事です。



それならば、まず自分の身を守れなく
ては厳しいのではないでしょうか。



社会人ならT(時間)P(立場)O(状況)
をわきまえて発言しましょう、という
結論になってしまいますが



ここではシンプルに、愚痴ならこぼして
いい、但しこぼす相手を選びましょうと
いうことです。



基本的に僕は、これまでの経験から
同僚は信用していません。損得勘定で
淡々と付き合っています。



職場に盗聴器が仕掛けられている前提で
発言するくらいの、慎重さはあっていい。



徒然草にも「物を言わぬは腹ふくるる
ものなり」と言われているように、
愚痴でも吐かないとストレスが溜まる。



ここで重要なのは、愚痴を聞いて
くれて、貴方の味方になってくれる
人との付き合いは、大事にしましょう。



愚痴を聞く方も、ストレスが溜まり
ますからね。相手の忍耐に依存して
いる状態でもあります。



人間、何らかのはけ口がないと歪んで
しまいます、愚痴も上手にこぼして
メンタルヘルスに留意しましょう。

※本記事の元となったvoicyのリンクです。
「愚痴と悪口の違いについて」

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2024年03月03日

他人の尻ぬぐい





今回は、他人の尻ぬぐいをするのは
嫌なものだけれど、将来に繋がると
いう話をします。



責任者とは、どういう立ち位置なのか。
他人の尻ぬぐいをする立場。



他人の失敗や、途中で投げ出した案件
を処理するのは、しんどいもの。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社時代は、まさにそうでした。



立場にあぐらをかく隊長と、仕事を
せず、文句ばっかり言ってる平隊員。



その間に入る、中間管理職立ち位置が
班長(副隊長)であり、僕は辛酸を
舐める羽目に。



平隊員は仕事をしないのみならず、
トラブルを大きくして班長に振ってくる
こともありました。



誰でも他人のやった事の尻ぬぐいや、
後始末はやりたくないものです。



ただ、収穫もあったのです。
殿(しんがり)を務める甲斐性に
気づいた。



殿は、負け戦の撤退戦で敵の攻撃を
防ぎながら、味方を逃がす役割で
生還率は低くなります。



誰だって、命のリスクを冒して
殿を務めたくない。



しかし、これで出世した戦国武将が
います。豊臣秀吉です。



自ら殿を買って出た秀吉は、信長の
信頼を得て、天下人となりました。



他人の尻ぬぐいをさせられているかも
知れないあなたは、将来のリーダー
候補ではありませんか?



または、転職して活躍するための
肥やしになるかもしれません。



逆に言えば、他人に尻ぬぐいをさせ、
口だけはいっぱしの事を言っている
人は、大したことはない。



尻ぬぐいの経験値を積む効用は、
他人のピンチに、タイミング良く
フォローできることではないか。



辛酸を舐めてきたからこそ、他人の
窮地を感じ取る嗅覚が鋭くなり、
タイミングよくフォローができる。



野球で言えば、2アウト満塁の時に
ピンチヒッターで出てきて、ヒットを
打つようなもの。



当時は割に合わないと思った役割
でしたが、1歩2歩先どころか
4歩5歩先で報われた。



おまけに人情の機微までわかるように
なるものです。



無駄な経験などありません。理不尽な
事であっても、元を取るぞといった
気概が、人生の伏線を回収します。

2024年03月01日

人付き合いが下手でも





過去記事で僕は、警備はサービス業の要素
があり(特に施設警備)コミュニケーション
能力が大事と言いました。



これで行くと、僕は人付き合いが下手だし
人間も嫌いだから、警備業には向いてない
と思うかも知れません。



しかし、それは知識や学びで克服できると
いう話をします。以下警備員だった人の
SNS投稿から。



人付き合いが下手な人、人間が嫌いな人ほど、
サービス業がうまいんだよね。



私は警備員をしていたので、ルール違反を
している人に話しかける業務が生じる。



でもね、注意しに行く、という意識は
捨てる。そうではなくて、腰を低くして
お願いしに行くんだよ。



まず第一声はあいさつだね。
「恐縮ですが、失礼いたします!」
とか「こんにちは!」とか大声で言う。



例えば、スケボーで遊んでいる若者集団
だったら



「お楽しみ中のところ、申し訳ございませんが、
ここは遊具の利用はご遠慮いただいております。
どうぞ、ご協力いただけないでしょうか!」



と言って頭を下げる。こうするとね、
大抵の人は嫌な気分がしないで
私の言う事を聞いてくれるよ。



移動し始めたらすかさず、
「ご協力感謝いたします!」と大声で言う。



私はいつもそうしていたよ。だから、
お客さんから苦情をもらったことがない。



これができない警備員が多かった。頭も悪いし、
態度も悪いから、あの警備員はなんなんだ!と
苦情が入る。



できの悪い隊員ばかりなんだよ。他人様に
注意する、というのがどれくらい気を使うのか
分かっていないのよ。



ダメ隊員だと、いきなり、ここは
「遊具禁止です!」とぶっきらぼうに
言うだけだ。



全然、サービス精神が足りない。
ムッとするでしょ、そんな言い方では。
お前は警察官か?と言いたくなる。



我々はサービス業だぞ、と。分かっていない。
人付き合いも苦手だし、人間も嫌いだけど、
私の方がそういうところは繊細だった。



絶対に外さなかったね。相手の感情を
害さないように努力したよ。
というものでした。



この人の素晴らしいところは何でしょうか。
まずはアプローチ。挨拶から入る。



「挨拶の効用」という過去記事も参考まで。



言いにくい所を、枕詞でクッションを使う。
これも過去記事「枕詞の効用」を参考まで。



そして注意ではなく、お願いという姿勢で
接する。相手の協力を求めるスタンス。



何故かと言えば、ルール違反を伝える
以前に、相手の良心に訴えかける。
理屈だけ伝えればいいもんじゃない。



相手の気持ちを害さずに、ルールに
ご協力願う。これに頭を使った。



人間は感情の生き物です。ましてや
特別な権限が与えられている訳では
ない、警備員という立場。



もちろん、施設管理権はあるけれど
それを盾に排除すればいいもんじゃない。
苦情が来れば、評価は下がります。



警備における最上の成果は、トラブルに
ならなかったということ。



ルールに従ってもらうという結果と、
トラブルにならなかったという結果が
セットになって、評価されます。



言われてみれば簡単な事かもしれません。
しかし、それに留意・実践しない人が
多いのも事実なのです。



警備で頭一つ抜けるコツみたいなもの
ですが、補足も兼ねて僕の経験から。



それは相手に赦(ゆる)しを与える。



それはどういうことかと言えば、上記
スケボーもそうだけれど



やっちゃいけない場所で、禁止行為を
していた時に、気づかなかったことに
する。たとえ気づいていても。



ここでの行為禁止はご存じなかったん
ですよね、次回からはご遠慮願います。
と伝える。



禁止行為をしている人は、何となく
罪悪感がある事が多い、そこを直接
突っ込むと角が立つ。



そこで、今回は気付かなかったことに
して、次回からはやめてくださいと
釘を刺すのです。



人は責められると反発します。
従う気持ちが出てくるのは、赦しを
与えるから、という僕の持論です。



警備と言う業務の範疇では、人付き合い
や人間が好きか嫌いかというよりも
角を立てないスキルが重要。



学べば、誰にでもできることです。



逆にコミュニケーション能力に自信が
ある人ほど、失敗しやすいのかも
知れませんね。

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2024年02月28日

隊長レベルと仲良くなろう





今回は、警備員を辞めた後でも役に立つ
人脈の重要性について語ります。



僕は、警備業界を去ったあとも
警備員とのつながりがあります。
今の仕事現場もそうです。



ただ、誰とでも仲良くなればいいと
言うわけでない。



友人もそうですが、人間関係は
量より質。



力のない100人よりも、力のある
1人がいいに決まっています。



隊長レベル、いわゆる実力者の人と
仲良くしておくと、警備業界を去った
後も、人生が豊かになります。



というのは、間接的に貢献できるから。



例えば、若手のホープ警備員を知って
いるけど、この現場じゃ伸びないだろう。



もっと優秀な指導者につけば、もっと
伸びていくのに。



そう思った日に、ぱっと思いつく人は
いないのか。いれば紹介することが
できます。



入札に負け、移籍もやむなしといった
状況で紹介すれば、角も立ちにくい。



要するに縁結びの仲介ができると
いう事です。



この境地に達するには、自分もある
程度、警備業界での経験値が要ります。
人を見る目も重要なのです。



というのは、今は平隊員であっても
将来責任者になるであろう隊員と、
仲良くする事ができるから。



類は友を呼ぶ、と言います。
力のある人と仲良くなりたければ
自分もそれ相応になることが肝。



警備隊内の権力闘争に躍起になり、
マウントを取る事に血道を上げる人は
難しいでしょう。



僕は要領は悪かったけれど、真面目に
業務を遂行して、責任者にも推された。



割に合うものではなかったけれど、
そこで積み上げたものは財産と
なったのです。



それが責任者レベルの人との縁。
警備業界でやってきた事の成果です。



社会人としても真っ当な知人たちは、
安心して紹介できる人たちばかりです。



警備業界は嫌だ、転職したい。
そんな人たちにとっても、責任者たる
実力者との縁は、大事にした方がいい。



それでは、見分ける基準みたいな
ものはあるのでしょうか。



先にも書きましたが、社会人として
真っ当かどうか。



もっと言えば、その人の生きざまは
どうなのか。



人の話の腰を折って、または揚げ足を
取ってマウントをとっていないか。
影で他人を叩いてはいないか。



他人の裏をかいて、美味しい想いを
することでのし上がってきていないか。
他人から受けた恩を仇で返していないか。



上記は、周囲の評判を聞けばわかります。
責任者になった経緯もそうですね。会社
人事の流れで責任者になったかも。



会社人事よりも、クライアント側から
責任者に推された場合がベターと観ます。
それだけ能力に対する客観性が高い。



仕事の能力は、いろいろなものがあります。
その中でも、僕の考える最高のものは
実力者と仲良くなり仕事の縁を結ぶこと。



相手にとって渡りに船のタイミングで
できれば最高ですね。その人の人生を
ダイレクトで変えることができます。



たとえ警備業界を去っても、これまで
積み上げたもので、他人にいい影響を
与えることもできる。



これば僕が、警備で積み上げてきたもの
だったんだ。理不尽な想いをしてやって
きたことの代償だったのです。



警備以外の職についても、変な話
「徳」を積む事が可能なのです。
敵ばっかりの人には無理な話です。



敵が増えすぎると、業界内転職すら
難しくなります。敵を作り過ぎない
のも、対人関係スキルのうち。



他人を抑え、優位に立つことばかり
躍起になるほど、実力者との縁は
遠のいていく。



要領のいい奴に、警備隊内で冷や飯を
食わされる羽目になることもあります。
かつての僕もそうでした。



それでも腐らず、クライアント側の
ため、お客様の方を向いて従事する。
ストレスも溜まるでしょう。



しかしそれが、将来の自分の財産に
なる。責任者レベルの実力者との縁
です。



自分が不遇な立場で仕事をしている
のは、必ず元を取れるんだと思って
実力を練りましょう。



警備以外の職に就いたとしても役に
立ちます。目指しているのは、他人の
人生にいい影響を与える力なのです。

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2024年02月26日

お前さぁ、ちょっとは考えろよ





今回の記事は、コーチングに関する
もので、部下に言ってはいけない文言
に対して、注意喚起するものです。



結論は、タイトルにあるように
「お前さぁ、ちょっとは考えろよ」
というもの。



これがなぜまずいかと言えば、
その怒り方で本当に人材が育つのか。



職場の雰囲気が良くなるのか。
組織として良い仕事ができるのか。
そのあたりをちょっと考えろよ。



といった意見がありました。



それに対して
「そう言わせる方も悪い」
「無能にはそう言いたくなる」



という反論もありました。
さらにそれに対して



そんな人たちって、『自分は”できる側”
の人間である』と信じて疑っていない
感じが微笑ましいと結んでいます。



この手の文言、僕も言われたことが
あります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社。隊長から後出しじゃんけんの
ように言われた記憶があります。



自分の未熟さも認めますが、隊長の
指導力を疑ったものです。それなら
最初から言えよ。



ここまで書いてきて気づいたのは、
「いじめっ子の論理」が根底にある
のでは、ということ。



詳しくは過去記事「恐怖型マネジメント
(前編)」
から紹介しています。



ミスをしたら、怒られて当然。どんな
罵詈雑言を浴びせてもいい。



そう考える上司は、恐怖で部下を支配
している。管理ではなく、支配です。



仕事上のミスも似たようなもので、
そもそも人間は完璧でないのだから
仕事上でミスは絶対に起きる。



ミスは業務遂行における改善すべき
ポイントも一つでしかないし



そもそもそれを理由に他人を叱責する
ような性質のものでは絶対にない。



こんないじめっ子の論理が跋扈(ばっこ:
わがもの顔に振る舞うこと)している
職場は、果たして生産性が上がるのか。



上記、B社隊長は反面教師です。
こんなことをやれば、上司としての
価値がなくなる。



第一、お前は何も考えてないような
ニュアンスの言葉を言えば、逆に
何かやってやろう、と思われる。



それ以前に、どんな立派な理屈を並べ
ようが、指導として頭に入ってこない。



お前を力で抑えつけている、と思われた
時点で、管理として失敗しています。



そんな隊長が支配するB社現場は、
クライアント側の信頼を失い、臨時
入札で負け、全員解雇。



僕はそうなる2年前に見切りをつけ、
退職していましたが・・・



部下の失敗に対して、言ってはいけない
文言というものは、他にもあります。



「隊員を全員替えろ」



取り返しのつかない事案になったなら
ともかく、こんな投げやりの文言を言う
上司が支配する職場は先が見えています。



上司だけではなく、クライアント側も
同様です。



上記カテゴリのB社で、巡回の不備が
あり、全員替えろといった叱責が
クライアント側からあった。



そう隊長からお達しがありました。



その後、僕が辞める時に隊長は個人的に
君は対象外だったとこっそり。いまさら
何を言ってんだか。



そこまで啖呵を切るなら、切り通せ。
男(女でもいいけど)なら、自分の
言葉に、責任を持て。



強烈な言葉を放った以上、責任が付き
まといます。後々まで。



ただ、全員替えろという文言が
言った隊長自身にも降りかかってきた
というオチでした。



隊長どころか、部下まで巻き込んで
しまったのです。日頃の隊長の行いが、
積もり積もって起きたことでした。



回想すれば、かつての隊長の文言
「お前さぁ、ちょっとは考えろよ」
は、組織の行方を暗示していました。



隊長は人事権まで握り、気に入らない
部下のクビを切る力まで掌握して
いたのです。



力ある立場ほど、自分の発する言葉に
気を付けなければいけない。組織の
運命を左右するから。



我々はそこまでの力を持つ立場には
ならないかも知れませんが、周囲に
与えた影響は、わが身に跳ね返る。



ゆくゆくは自分の人生に跳ね返って
くるものだからです。



どんな環境で仕事するかは大事ですが、
自分が環境にどんな影響を与えているか
意識することも、重要なことなのです。

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2024年02月25日

無職のリハビリ?





SNSを見ていると、引きこもりや
無職がリハビリできそうなバイトと
して、以下の仕事が挙げられてました。



清掃パート、施設警備、大型商業施設の
カート回収、ポスティング、倉庫内
ピッキングなど。



ここに施設警備が出ていますが、
どうでしょうか。



僕個人は、苦情の多い現場は厳しいと
思います。矢面に立ってゴリゴリやる
イメージ。



施設警備なら、来訪者ができるだけ
限定されているオフィスビルや文化
施設がいいでしょう。



商業施設、病院は難しいか。



官公庁も、基礎自治体で住民の矢面に
立つ現場は厳しいでしょう。



来訪者は職員と思って接してきます。
制服を着ていても、です。顔の見えない
電話対応はもっと厄介。



運よく、望みの施設警備に入れても
社会復帰の足掛かりとして、出口戦略
を練りましょう。



というのは、警備が天職ならともかく
施設警備の長時間拘束は、心身共に
削られます。



警備は就業のハードルが低く、長期間
無職であっても、人が足りないと悩む
警備会社なら受け入れてくれる可能性大。



僕は緊急雇用対策事業で、アルバイトを
募集していた警備会社に就職しました。



地場中小警備会社だったので、施設警備
が空いてないと言われ、交通誘導警備に
従事しました。



交通誘導警備を半年ほどやった後に、
ラッキーにも施設警備に異動できたのです。



その辺はカテゴリ「プロローグ〜交通
誘導警備編」で紹介してあります。



施設警備に限らず、無職からのリハビリ
就労で留意する点は、6割運転で行く。



自分のハードルを下げ、心に余裕を持つ。
そういう意味では、緊急雇用対策事業が
うってつけです。



無職から就業するなら、上記の求人を
捜してみましょう。そしてハローワーク
窓口で、相談してみましょう。



僕の知っているケースでは、同事業で
官公庁へバイト就労し、そのまま
非正規職員として働いた人もいます。



就労した職場で引き続き働く事も、
不可能ではないかもしれません。



気軽に応募できるのも、同事業の
メリットです。

オンラインスロット★セブンフラッシュ

2024年02月23日

真実は人間関係の中に





本当に価値ある情報や真実は
人間関係の中にある。



だから人間関係(特に上位者)との
関係には留意しましょう、という話を
今回はします。



皆さんの周りに、根拠根拠とうるさい
人はいませんか?



この業務は流れで慣習的にやっているが、
根拠に基づいて変えるべきだ。



規定やルールを運用する上で、根拠は
大事なものです。根拠なき業務遂行は
身を滅ぼします。



ところが、その根拠ですが
文書に明記されたものが全てなのか?



警備でも、警備仕様書はありますが
軽微な案件については、口頭でも可と
言う取り決めになっていた現場もあり。



クライアント側の決めた背景や、上司の
意向など、その背景を知り尽くしている
ならともかく



字面を見て、それにそぐわないから変えて
しまえ。



もちろん、変えない事による危機が
迫っているのなら、変えるべきでしょう。



しかしながら懸案事項レベルなら、
変える事によるデメリットも勘案
しなければならない。



なぜなら、変える事により
裏に隠れていた別の問題が噴出して、
より深刻な事態を招く可能性がある。



そうならないようにするには、
決めた時の背景を知悉(ちしつ:
知り尽くしていること)する必要が。



そこへアプローチするには、文書では
不可能です。担当者を遡っていくしか
ない。



仕事で、組織を動かすような本当に
重要な情報や真実は、簡単には
アクセスできない。



例えれば、箱に入っていてさらに
鍵がかかっているようなもの。
合鍵から探さないといけない。



皆さんも、仕事をしていく上で
苦労している事ではありませんか。



逆に言えば、明記されている情報を基に
変える行いは、大した価値はないもの
です。ルーチンワークに近い。



人間関係に配慮し、クライアント側と
信頼関係を積み上げることが、真実に
たどり着けるポイントです。



人間関係を蔑ろにし、安っぽい根拠で
仕事をしましたとマウントを取るような
人は、大した仕事もできないもの。



もし職場にそんな人がいたら、
こう言ってやりましょう。
「あなたが責任を取るんでしょ」



言いだした側が責任を取る、社会人なら
至極当たり前のことです。



ところが警備時代もそうでしたが、
自分の言い分を認めろ、だけど責任は
取りたくないという人は、態度が豹変。



さっきまでの自信たっぷりの態度は
どこへやら。



仕事で大きな事をするには、根回しも
そうですが、積み上げたものが必須。



人柄であったり、上位者との信頼関係で
あったり、人間関係に深く入り込むほど
真実にアプローチすることができる。



職場でマウントを取ることばかり躍起に
なる人には、絶対にたどりつけない。



彼らは業務に貢献するふりをして、
他人のマウントを取りたいのです。
すぐに見抜かれるでしょうが。



警備に限らず、伸びていく人は
大きな仕事をしようという、いい
意味での野心があります。



そしてそれが、職場の改善に繋がる。
公共心の表れでもあります。



それを逆算して、普段から人間関係に
留意する。狭い職場でマウントを取って
どうなる。



恥ずかしながら、僕は警備員時代
このことの重要性に気づきませんでした。



さらに言えば、クライアント側を含め
組織の中で真の実力者は誰か、を
見極めるのも大事です。



もっと言えば。施設警備でお世話になる
清掃の女性スタッフも侮れない。



自分の一挙手一投足が、これらの人たち
に見られていると思えば、立ち振る舞いに
気を付けたいと思うでしょう。



自薦ではなく周囲から、責任者など
要職に推されるケースは、客観性が
あります。



もしあなたが、警備で終わるような
人ではない、と社外の人から言われるなら
警備の卒業フラグかもしれません。



話はちょっと脱線しましたが、人間関係
の中に真実はあると意識すれば、行いも
変わってくるのではないでしょうか。



仕事の価値は、どれだけ人や組織を
動かしたか。そのためにどれだけ
人間関係に対して積み上げを行ったか。



目先の手柄でマウントを取るような、
浅ましい人を、手本にしてはいけない
のです。

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2024年02月21日

落ち目の現場であっても





今回は過去記事「落ち目の現場で
頑張るな」
の続編と言うか、補足に
なります。



たとえ落ち目の現場であっても、
何がしかの学びがある。仕事を粗末に
扱うものじゃない、という話です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社が舞台になります。



B社は、全国規模のビル管理会社。
本社は東京で、警備は主に外資系
保険会社ビルを担当。



地元には、警備する物件は1つだけ。
B社の事務所があるだけで、人事管理の
権限がある支店は、電車で2時間かかる。



地元では破格の待遇と言われていました。
しかし、僕は入社する前から雲行きが
怪しくなってきたのです。



僕は9月に入社しましたが、6月入社
の人まで、有給とは別に夏季休暇が
取れていました。



加えて僕が入社して、1か月ほど経った
時に、事務所所長から電話。
労働契約書を差し替えるとのこと。



内容は、これまで入社3か月で有給が
発生していましたが、入社6か月に
変更。



入社してから本人の承諾(あった事に
なっているのでしょうが)なしに、
労働契約書を差し替えるとは。



同僚曰く、人を集めるための好待遇で
あって、集まれば削っていく。



これがブラックの始まりだったのです。
リーマンショックを機にB社は牙を
むきます。



とはいえ、僕が入社時からB社はすでに
落ち目になっていた。



そんな中でも単純だった僕は、
警備補完計画と称した、警備隊の向上に
努めるのです。実技訓練も行いました。



施設警備2級検定を持っていたので、
隊長直属の部下である班長(副隊長)に
任ぜられたのです。



一方教育を受ける平隊員は冷めたもの。
「そんなことやって何になる」



B社は警備は片手間で、検定を取らせる
ことには消極的でした。一方でそれを
不服とするクライアント側。



いつ検定を受けても合格する、訓練体制
を取っておく必要があったのです。



警備の質向上を求めるクライアント側と
やる気のないB社&平隊員。板挟みになる
隊長ですが、責任は班長に丸投げ。



平隊員のレベルが低いのは、班長が悪い。
全否定はしませんが、最終責任は隊長に
あります。いくら手当をもらってるんだ。



直属の部下(班長)を叩く、隊長の
パワハラが佳境に入った時に、
リーマンショックが起きました。



その数か月後、隊長は事務所所長と結託
して、越権行為たる人事権の乱用を行い
2人をクビにしたのです。



後で支店長がやってきて、お茶を濁し
ましたが、してやったりの所長&隊長。
しかし禍根はしっかり残りました。



警備隊の黒歴史がインターネット掲示板
に暴露され、クライアント側に見放され
臨時入札でTHE END。全員解雇。



僕が辞めて2年経っていました。2年も
持ったのは理由があります、平隊員が
太平楽だったから。



会社としてはブラックでも、平隊員で
いる限り、問題は班長に振りルーチン
ワークだけやっていればいい。



班長は責任を取らされれば、最悪
クビか降格になります。



警備の向上に向かうほど、潰されると
いった、ジレンマがあったからです。
それなら楽をしたほうがいい。



そうしていられるのも、班長が犠牲に
なっているから。平隊員の不平不満の
はけ口は、班長に向かいます。



僕はつくづく実感するのは、
搾取されたという想いと、それでも
無駄ではなかったということ。



警備員としての質向上を放棄して、
ただ楽をした平隊員の多くは、
入札に負けるまで、居座りました。



その後、知る限るではB社時代より
待遇が良くなったという話は聞きません。
ほぼ落ちぶれていったパターン。



僕は、理不尽な中にあっても
決まったことは実行しないと、と
仕事を粗末にできませんでした。



当時は、搾取だったとしても
今に活きている。



どんな環境であっても、仕事を粗末に
しなければ、次につながるものです。



但し、心身に害が及ぶと判断したら
速やかに撤退しましょう。僕はB社を
2年で辞めました。



他人のやっていることにただ乗りして、
自分が仕事をやっているつもりに
なっていると、しっぺ返しが来る。



汗を流し仕組みを作る側には勝てない
のです。



そんな人たちに対して傲慢に
ならなければ、仕事運が下がる事は
ないでしょう。

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2024年02月19日

ジョブ型雇用を推進するなら





今回は、ある人の意見を参考に
ジョブ型雇用とセットで進めるべき
仕組みについて語ります。



その意見は、以下の通り。



会社は「部下が上司を選べる仕組み」
を検討するべきだ。



【判断材料】
•年齢•性格•仕事のやり方
•パワハラの有無



ウソには重いペナルティ。



目的は、
上司とのミスマッチを防ぐこと。
運ゲーに左右され、



会社を辞める人を減らすシステム。
「どんな上司でも耐えるべき」
こんな古い価値観は捨てる。



部下ファーストの取り組みは必須だ。
というものでした。



年功賃金・終身雇用に象徴される
メンバーシップ型雇用に対する
問題提起です。



メンバーシップ型雇用が生み出す弊害、
ブラック企業やパワハラ問題の根底に
何があるのか?



指揮命令権(人事権)の乱用です。



昭和なら、今でいうパワハラも仲間と
して、受け入れる通過儀礼のような
ものだったと記憶しています。



仲間として認められれば、会社に居場所
がある。そこで定年まで過ごすわけです。



サービス残業も、将来の出世という
見返りを目論んでするものだったはず。



要するに、一見理不尽なことであっても
それに対するインセンティブがあった。



ところが平成になり、インセンティブ
が縮小していき、元々あった指揮命令権
が肥大して行きました。



これがブラック企業を生み出した背景。



この、メンバーシップ型雇用に対して
ジョブ型雇用は何が違うのか?



仕事の中身や、待遇を細かく決める点に
あります。



メンバーシップ型雇用でも、労働契約書を
出しますが、せいぜいA4一枚。ざっと
したのもです。



ジョブ型雇用は、この仕事に対して
これこれの報酬といった形で、細かく
決めていきます。



イギリスでは、役所の臨時職員でも
A4数ページになるそうです。



従来の年功賃金・終身雇用がなくなる
代わりに、何が労働者にとってメリット
なのか?



「指揮命令権(人事権)の制限」です。



ドラマ「ドクターX」で致しませんを
羅列した労働条件書がありましたが、
あれに近い。極端でしたが。



この業務は、契約にないからできません。
この転勤は、契約にないから拒否します。
など、突っぱねることができる。



ジョブ型雇用の契約条項に、上司を選べる
項目を盛り込めば、発動もスムーズです。



上司とのミスマッチで、辞めていく人は
絶えません。それを改善する仕組みは
これまでありませんでした。



ジョブ型雇用推進とシンクロして、上司
を選べる仕組みを取り入れられないか。
世論の後押しも要るでしょう。



人手不足という背景が、プラスに働く
のを期待します。短期離職は、雇う側と
雇われる側双方にデメリットですから。



僕は過去記事で、転職は運の要素を排除
できないといいました。



上記の仕組みなら、上司ガチャという
一番の懸案を、画期的に改善する事が
可能です。



一方で、警備業界を見ると、会社然とした
警備会社は、果たしていい会社なのか。
メンバーシップ型雇用を強調した会社です。



かつて勤めた地場中小警備会社に上記の
ような、警備会社がありました。社員
旅行まで実施。



だけれども、業界最安レベルの給与と頻繁な
異動(行き過ぎた人事権)で、1年先の収入も
見込めないと退職者が相次いでいました。



ちなみに、求人は正社員募集。
但し日給月給制で、賞与は寸志程度。
賃上げは事実上なし。



何が問題かと言えば、人事権発動に
対する、インセンティブが圧倒的に
足りないから、辞めていく。



年功賃金や、将来のキャリアビジョンを
大まかにでも示すべきでしょう。



逆に、他の地場中小警備会社はざっと
したもので、現場には過干渉せず
問題がなければ、このまま勤めてくれ。



これといった問題がなければ、現場異動も
少なく、現場に付く警備員として美味しい
働き方が実現できる環境でした。



待遇はこの程度だけど、嫌でなければ
好きな現場に長くいていい。



経営者と現場隊員、双方の思惑の
マッチングが上手くいけば、
待遇の割に意外と辞めない。



そんな会社は「分相応」という塩梅を
知っている。待遇と指揮命令権(人事権)
の塩梅を。



ジョブ型雇用ではありませんが、
メンバーシップ型雇用を緩く運用する
ことで、定着率を高める手法もある。



地場中小警備会社は上記の人事が
現状、最適解なのかも知れません。

しじみサプリは【しじみエキスWのオルニチン】

2024年02月18日

好奇心は身を助く?





今回は、ある現役警備員さんの投稿を
基に、仕事が面白くなり伸びていく
コツについて語りたいと思います。



警備員として上に上がれる人と
上がれない人の違い



上がれない人は受け持った所しか
巡回しない



上がれる人は受け持った所を中心に
その周囲も巡回する



要するに警戒範囲を広く持てば
異常や予兆に早く気が付き、
結果的に評価に結び付くという訳



ある新人が時程表にB3駐車場と書いて
あるのでB3しか見てなかった。



駐車場はB2にもあるのにだ。
巡回の時間は30分、1フロア10分も
掛からない。



それなら2フロア見ても良いだろう。
楽する奴は異常にも予兆にも気が
付かない。当然評価も低い。



あなたはどちら側の人ですか?
といったのもでした。皆さんは
どう思いましたか?



投稿者さんは、やる気や成果と結び
つけていますが、僕は少し違う視点を
持っています。



言われた事だけやってもつまらない、
もう少し広い世界を見よう。という
好奇心。これが大事。



警備の仕事に限らず、ルーチンワークは
つまらないもの。だからといってつまら
ないままで終わらせることもない。



巡回の「ついで」にこれも見てみよう。
新しい発見があるかもしれない。



担当エリアでなくても、ちょっと見て
みよう、と少し足を延ばしてみる。



但し、これは業務に支障のない範囲で。
また、ここは行ってはいけないと指示
があった所に行くのはダメです。



ついでだからと言っても、業務所掌外
なのだから、事故やトラブル起こしたり
巻き込まれるのもNGです。



上記に留意して、言われたこと以外の
世界を垣間見る。わくわくしませんか。



もしかしたら、クライアント側の
密談?も聞けるかも知れません。
情報と言う武器が入手できるかも。



仕事の醍醐味は、新たな発見があって
点と点だった知識が、線になること。



好奇心が、仕事の面白さに資するなら
持つに越したことはありません。それが
成果に繋がればいう事なし。



たとえ警備を腰掛で従事していても、
好奇心を持ってやった方が、楽しく
なると思いませんか?
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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