2015年08月17日
冷え性・低体温のままじゃダイエットは一生無理 原因と対処法
ダイエットをがんばっているのに全然効果が現れない…。もしかしたら低体温のせいかもしれません。
体温は実は多くの女性が悩まされているのだとか。
病気ではありませんが、低体温になってしまうと様々なデメリットが現れます。
今回は低体温とは何なのか、どうすれば改善できるのかをご紹介します。
■低体温とは?
「低体温」とは一般的に36度以下の体温の状態のこと。
そもそも人間の体は36度〜37度を保つようなしくみになっていて、36度を下回ると毛穴を閉じたり毛穴を細くしたりして、熱が逃げるのを防ぎ、エネルギーを燃やして熱を作ろうとしています。
しかし何らかの原因で体温が36度に戻らない状態になり、低体温になってしまいます。低体温になってしまうと、臓器の機能が低下しダイエットの効果が落ちるだけでなく、体の様々な部分で障害が起きてしまうのだとか。
■低体温になるとどうなるの?
低体温な人でよく陥ってしまう症状が「冷え性」。夏でも手足が冷えやすい、常に指先が冷たくてつらいと悩んでいませんか?
他にも肌のくすみ、むくみや腰の重さ、月経痛や月経不順などの症状に悩む人も実は低体温が原因です。
また低体温になると、疲れやすくなったり、免疫力が落ちたりします。病気の治りが遅い、風邪を引きやすい人は低体温のせいで免疫が上手く働かないためなのです。
■どうして体温が上がらないの?
体温が上がらない原因は生活習慣の乱れが大きく関わっています。ビタミンやミネラルを意識して摂っていますか?
私たちは普段の食事からエネルギーと熱を作って体温を上げています。
しかし、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルやビタミンが少ないと、エネルギーに変えることができず糖質がたまり続け、やがて脂肪になってしまうのです。
そのほかにも運動不足・体を冷やす食べ物のとりすぎ・シャワーのみの入浴・冷房の当たりすぎなど様々な場面で体を冷やしてしまうと、糖質をエネルギーに変える力が弱まってしまいます。
■どうしてダイエットと関係があるの?
低体温のせいでダイエットに効果が現れない原因は、先ほど説明した糖質をエネルギーに変える力に関係します。人間の体のなかには栄養を分解し、エネルギーに変える働きを持つ酵素があります。