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高血糖のお母さんから生まれた子ども 10歳までに肥満になるリスクが高い

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米カイザーパーマネンテ医療研究センターの、テレサ・ヒリアー博士をはじめとする研究グループは、妊娠中に過体重や高血糖だった母親から生まれた子ども、出産時は正常でも、10年以内に肥満になるリスクが高くなるとした研究結果を発表した。

これまでの研究で、妊娠中の母親が過体重や高血糖だった場合、生まれてくる子どもも高血糖や過体重の状態で生まれる可能性を示唆する結果が出ているが、正常体重で生まれた子どもに、長期的な影響があるかどうかは検証されていなかった。

研究では、1995〜2003年の間に生まれた子どもとその母親2万4141組のデータを解析。母親は妊娠中の体重と血糖値を、子供は2〜10歳までの身長、体重、BMIを測定している。

その結果、すべての子どもは、誕生時に正常体重範囲内(2500〜4000グラム)となっていたが、妊娠中に母親の食後血糖値が1デシリットル中180ミリグラム以上となっていた場合、正常値だった母親から生まれた子どもに比べ、10歳までに過体重や肥満になるリスクが30%高くなっていた。

さらに、母親の体重が妊娠中に18キログラム以上増加していた場合、10歳までに過体重になるリスクが、18キログラム以下の増加にとどまった母親から生まれた子供に比べ、15%高くなっていたという。調査結果は、子どもの食事内容や運動量、生活環境などの条件を調整したうえで分析されている。

ヒリアー博士は、10年後でも子どもに影響が現れる理由について、正確なメカニズムは不明としつつ、「胎児のころにグルコース値が高い環境(母親の胎内)にいたことで、過剰摂食になりやすい体質となっているのではないか」と推測している。





「ドアは閉まってるのに猫がいない」→何でだろうと思ったら…賢い!

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きちんと戸締まりしているのに、なぜか何度も脱走する猫。

不思議に思った飼い主がカメラを構えて見張っていると……!?

器用な脱出方法をご覧ください。






あっという間に脱出成功。

見事なワザですが、どのように中に入るのかも気になるところです。








ストレスと頻尿って関係あるんですか?

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緊張するとトイレに行きたくなる、そんな経験ありませんか。これもひとつのストレスと頻尿の関係とのことです。

今回は「頻尿とストレスの関係」について、医師に話を聞きました。

Q.ストレスが原因で頻尿になることはあるのでしょうか。
頻尿の原因には、身体的な原因がある場合のほか、ストレスなど精神的な問題が原因となる場合があります。
これを「心因性頻尿」と呼んでいます。

心因性頻尿を起こす原因には、日常生活でのストレスのほか、トイレに関する緊張感や不安などがあります。例えば、もともとトイレに行く間隔が短めの方が、次に行きたくなった時に近くにトイレがなかったらどうしよう、と考えるあまり、いつでもトイレに行きたい感じがしてくる、といった場合も考えられます。

あるいは、心配事があって、落ち着かなくしているとトイレに行きたいような感じがしてくる、というのも心因性頻尿のひとつです。

誰にでも多少経験があると思いますが、尿のことが気になって外に出かけることをできるだけ避けるようになるなど、日常生活に問題が生じるようになれば、心因性の頻尿の可能性が高いでしょう。

Q.ストレスが原因の頻尿と考えられる場合、どのように対処したらいいでしょうか。
頻尿があって、自分ではストレスが原因かなと思っても、ほかの病気が原因であることもあります。まず頻尿の症状が出た時は泌尿器科で原因となる疾患がないか、調べてもらうことが大切です。

心因性頻尿は、ストレスや不安、緊張感など精神的な原因のみに起因する頻尿を広く指す言葉で、転勤や受験など環境の変化に起因する頻尿もその中に含まれることになります。

そのうえで異常がなく心因性のものと判断された場合は、原因となっているストレスを取り除くことで、尿の頻度が減り、以前ほど気にならなくなることもあります。

不安が残る場合は、泌尿器科あるいは心療内科で相談してみるのもよい方法です。

Q.一度ストレスによる頻尿が起こると、その後もストレスで頻尿が現れやすくなるのでしょうか。
可能性としてはありますが、必ずしもそうであるとは限りません。
一度身体的に特に問題がなかったとわかることで、リラックスできて急に尿の回数が減少することもあるようです。

心因性の頻尿を起こしてしまった場合に、気にしないことはなかなか難しいことです。

身体的な要因がないとわかることで楽になることもありますし、不安止めのお薬などを服用することで上手にリラックスできる場合もありますよ。




バスの揺れや拍手でじんましん!?「振動性蕁麻疹」の症状と原因とは

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食べ物、薬、植物などさまざまな原因で発生する「蕁麻疹(じんましん)」。その中でも、体が感じ取った振動に対してアレルギー反応を起こしてしまう「振動性蕁麻疹」をご存知だろうか?



□「振動性蕁麻疹」とは? どんな症状が見られ、原因は何なのか
症状は皮膚の赤みやかゆみ・頭痛・疲労・目のかすみなどで、多くの場合は1時間以内に治まる。しかし、拍手をしたりバスに乗ったりする程度の揺れでも起こる可能性があるというので厄介だ。

2月に発表されたある調査で、このじんましんの原因が遺伝子の突然変異だということが判明した。今後の治療薬の開発に期待が寄せられている。



□じんましんの原因は? 悪さをするのはヒスタミン
じんましんは食べ物・薬剤・植物や昆虫などが原因のアレルギー性、振動など物理的な刺激や汗をかくことで発生する非アレルギー性に分けられるが、体内で起こる現象はどちらも同じだ。

体が特定の刺激を受けると、全身に分布している免疫細胞のマスト細胞が「ヒスタミン」を分泌する。ヒスタミンは皮膚に赤みやかゆみを起こす物質で、主なアレルギー治療薬は、この物質が炎症を起こすのを抑える作用により、アレルギー反応を軽減させる。



□家族3組のアレルギー反応を分析調査
米国立衛生研究所の研究チームは、数世代にわたって振動性蕁麻疹を経験している3組の家族、合計36名を対象に、調査を行った。症状のあるなしにかかわらず血液検査を行い、振動でアレルギー反応が起こった際のヒスタミン量とDNAを分析した。



□「振動性蕁麻疹」の原因は遺伝子の変異!
調査の結果、振動性蕁麻疹をもつ参加者のヒスタミン量は、振動を受けた直後、急激に上昇したが、そうでない参加者は若干の上昇が確認されただけだった。また、じんましんを持つ参加者にのみ、「ADGRE2」と呼ばれる遺伝子が変異していることが分かった。



□変異遺伝子が振動を「刺激」にする
ADGRE2遺伝子の変異は、じんましんの発生とどのような関係があるのだろうか。研究チームは、「ADGRE2遺伝子のはたらきが、マスト細胞を含む免疫細胞と深く関わりを持つ」という仮説を立てた。

この遺伝子から生産されるADGRE2タンパク質は、2つのタンパク質分子「αサブユニット」と「βサブユニット」で構成されている。通常、お互いが密着し合うことで正常に作用しているのだが、変異した遺伝子から生み出されたタンパク質は、このサブユニットが不安定だ。すると、本来なら接していなければならない2つの分子が、振動を受けることで離れてしまい、その際に発疹などのアレルギー反応が出てしまうのだ。

振動性蕁麻疹に隠された原因の一部を発見できたことは、治療薬の開発など、今後さらに医療が進む重要なきっかけになった。研究チームは、ADGRE2を含めてこの病気の背景にあるそのほかの遺伝子についても引き続き理解を深めていくとのことだ。




子どもの自閉症の原因に 殺虫剤・農薬の空中散布地域はリスクが急増

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アメリカで自閉症が急増している。2010年時点で子どもの68人に1人が、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されている。


□自閉症とはどんな症状があるのか
自閉症は「周囲との交流困難」「言語発達の遅れ」「限定的な興味の対象と動作の反復性」などの特徴がある。

自閉症が急増している原因は、はっきりしていない。診断の基準が改定されたためや、親の高齢などの要因もある。また、水銀や農薬、栄養不足などの環境要因も考えられている。



□飛行機による殺虫剤散布地域は、自閉症が25%も増!
そして今回米国小児科学会は、新たな知見を発表した。飛行機による殺虫剤散布をしている地域で出生した子どもは、自閉症リスクが約25%も上昇しており、自閉症の発症に大きく影響しているというのだ。

保健当局は毎年夏に、東部ウマ脳炎ウイルスを媒介する蚊を駆除するため、ピレスロイド系殺虫剤の飛行機による散布を実施している。

研究グループは、ニューヨーク州中央部にある沼沢地域に住む小児と、他の方法で殺虫剤を散布している地域に住む、小児の自閉症スペクトラム障害、または発達障害(DD)の発生率を比較した。

その結果、2003年から殺虫剤の空中散布を行っていた地域に住む小児は、ASDとDDの2つの障害の発生率が約25%も上昇していた。


□殺虫剤には小児のASDやDDリスクがある
ピレスロイド系殺虫剤は、現在主流になっている殺虫剤や農薬の一つだ。ピレスロイド系殺虫成分は分解が早いため、有機リン系殺虫剤などに比べると、安全性が高いといわれている。

しかし過去の研究結果からも、農薬がASDやDDリスクを上昇させることが示されている。

妊娠中に農薬が散布された農場の近くに住んでいた母親から生まれた児は、自閉症の発症率が約6倍高いという研究もある。農薬散布地域から遠ざかるほど、発症率が下がることからも、農薬と自閉症発症率との関連性は明確なようだ。



□殺虫剤・農薬の「空中散布」が、さらに自閉症リスクを上昇させる原因に
そして今回の研究は、空中散布という散布方法が、さらに殺虫剤の悪影響を大きくすることを明らかにした。

殺虫剤や農薬の散布方法には、地上散布、有人・無人ヘリでの散布などがある。地上散布の方が、必要な箇所にピンポイントで散布できるが、空中散布の方が、広域に安価に散布できる。

そのため、日本でも松くい虫防除や水稲などに空中散布が各地で行われている。空中散布は地上散布と比べて200倍の高濃度の薬剤が使われている。風の強い日には中止されるが、それでも薬剤の吸入の可能性は否定できないだろう。

近年、日本でも自閉症は急増している。アメリカの研究によるASDやDDリスクの可能性は、日本でもあると考えた方がいいのではないだろうか。



□殺虫剤・農薬の空中散布 自閉症以外のリスクも高める
空中散布のリスクは自閉症のみではない。空中散布は化学物質過敏症の人々にとっても、苦しみの元になる。

空中散布は主に初夏の早朝を中心に行われることが多いが、空中散布の時期になると目のかゆみや苦しさを訴える子どもが増えるのだ。

化学物質過敏症ではなくても下痢、頭痛などの症状が出たり、のどが痛くなり風邪のような症状が出たりすることもある。



□自閉症の原因か 日本の農薬使用量は多い
 日本の農薬の使用量は世界的に見ても多い。

また、アメリカの研究はピレスロイド系殺虫剤についてのものだったが、より毒性が高い有機リン系農薬の空中散布も、日本各地で行われている。

EUでは2006年に空中散布が、全面禁止されている。空中散布は人や自然の生態系への影響が大きい。代替案も含めていろいろな視点からの対策が必要かもしれない。





ブルーライトカット眼鏡は本当に睡眠快眠に良い?体内時計への影響は

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数年前からパソコンやスマホのブルーライトを遮断できる眼鏡が流行している。おしゃれも兼ねてもうすでに何本も持っている、なんていう方もいるかもしれない。

ブルーライトカット眼鏡には、睡眠改善効果や目を保護する効果があるといわれていたが、はっきりした根拠がないとも指摘されていた。

しかし、ブルーライトカット眼鏡に効果があるという研究が増えてきた。ブルーライトが睡眠に与える影響と、ブルーライトカット眼鏡を着用したときの睡眠効果の研究についてご紹介しよう。



□サーカディアンリズム(体内時計)は光の影響を受けやすい
人には24時間よりも通常少し長い周期で刻まれる、サーカディアンリズム、いわゆる体内時計という生命活動のリズムが備わっている。通常、24時間ぴったりの地球の自転よりも少し長いが、体内で独立して形成されて、光や温度、食事などで修正される。

このサーカディアンリズム(体内時計)は一定の時間になると自然に眠くなったり、自然に目が覚めたりする、睡眠や目覚めのリズムにも関係がある。

サーカディアンリズム(体内時計)は光の影響を受けやすいため、蛍光灯の下など夜にも昼のような明るい生活を送る現代人はこれが乱れてしまいがちなのだ。



□PCやスマホのブルーライトを見ると睡眠が悪化
特にパソコンやスマホのディスプレーから発せられるブルーライトが、睡眠への影響が大きい。

エヴァリーナ・ロンドン小児病院やサリー大学などの英国の睡眠医学研究チームは、スマートフォンやタブレット、電子書籍リーダーなどのディスプレーから発せられるブルーライトが睡眠の導入を妨げ、さらに睡眠パターンを悪化させていると発表した。



□まぶしくない電子書籍でもサーカディアンリズム(体内時計)を狂わせ睡眠に悪影響
米ハーバード大学の研究では、夜に紙媒体と電子書籍で読書をするグループを比較したところ、まぶしくない電子書籍でも体内時計を狂わせる作用があった。

そしてブルーライトを防ぐにはブルーライトカット眼鏡や、パソコンの夜間モードの搭載が必要だと訴えている。



□ブルーライト眼鏡で睡眠の質が向上。寝るまでの時間が短縮
ブルーライトカット眼鏡の効果を検証する研究には、スイス・バーゼル大学による、ブルーライトカット眼鏡を掛けると10代の若者の睡眠の質が向上したという研究や、アメリカ・トレド大学による、大人がブルーライトカット眼鏡を睡眠前に使用すると寝つくまでの時間が短くなったという研究などがある。


□安眠対策眼鏡で寝つきまでの時間が短縮
また日本では、オムロンヘルスケア「ねむりラボ」と眼鏡ブランド「JINS」のジェイアイエヌがブルーライトと睡眠に関する共同実験を実施した。

実験では20代〜40代の男女22名が、ブルーライトをカットする安眠対策眼鏡を掛けて、就寝前2時間の中で30分間程度スマートフォンの作業を行った後、オムロンヘルスケアの睡眠測定計を用いて、ブルーライトが睡眠の質に及ぼす効果を調べた。

結果は、約90%の参加者がブルーライトをカットする安眠対策眼鏡非着用時と比較し、着用時の方が「寝る前にリラックスできるようになった」「寝つきがスムーズになった」など、眠りに何らかの良い変化が見られたと回答した。

また、睡眠状態の測定ではブルーライトをカットする安眠対策眼鏡を着用することによって、寝つきにかかる時間が約10%短縮。さらに、眠りに悩む人に限定すると約18%の時間を短縮できた。



□ブルーライトカット眼鏡。昼間の使用のしすぎは悪影響の懸念も
ブルーライトカット眼鏡を夜間睡眠前に使うと、睡眠改善が期待できそうな結果だ。ブルーライトカットの方法には、いろいろあるがブルーライトカット眼鏡も有効といえるだろう。

ただし、ブルーライトカット眼鏡を一日中使用するときは、注意が必要かもしれない。昼間には光を取り入れることが、サーカディアンリズムを保つために必要だからだ。

昼間はブルーライトを浴びて、夜間はブルーライトカット眼鏡を使用するという使い方が安眠には良さそうだ。




お酒に弱い人ほど肝臓に注意! 飲酒グセなくても脂肪肝になりやすい

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お酒に弱い人は、飲酒習慣がなくても脂肪肝を発症しやすい――ショッキングな研究結果が、熊本大学大学院生命科学研究部の鬼木健太郎助教、守田和憲氏、猿渡淳二准教授らと、日本赤十字社熊本健康管理センターの共同研究チームによって発表された。

脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積している状態で、「フォアグラ」も一種の脂肪肝。大量のアルコール摂取が原因として知られているが、近年は過食や運動不足に起因する「非アルコール性脂肪性肝疾患」が増加しているという。自覚症状がなく、肝硬変まで進行してしまう場合が多く、早期発見や予防が重要となる。

従来の考えでは、アルコールを分解する酵素の働きが遺伝的に高い(お酒に強い)人は、多量に飲酒するため脂肪肝リスクが高く、低い(お酒に弱い)人は、リスクが低いとされていた。

しかし、近年発表されたマウスによる実験では、アルコールの摂取量に関係なく、アルコール分解酵素の働きが高いと、肝臓への脂肪蓄積が抑えられていることがわかり、飲酒が関係しない非アルコール性脂肪性肝疾患の発症リスクが低下している可能性も示唆されている。

研究チームは、日本赤十字社熊本健康管理センターで人間ドックを受診した341人を対象に、遺伝子型を解析。お酒に対する強さと、非アルコール性脂肪性肝疾患の罹患率を比較したところ、お酒に弱い人は、強い人の約2倍罹患率が高くなっていた。

また、肝機能障害の指標に用いられる「γ-GTP」の値を比較したところ、「お酒に弱く、γ-GTP値が25.5IU/リットル以上」の人は、「お酒に強く、γ-GTP値が25.5IU/リットル未満」の人に比べ、脂肪肝発症リスクが約4倍にまで上がっていた。

研究チームは、「お酒に弱く、飲酒習慣がない人でも脂肪肝リスクは高いと考え、γ-GTPの継続的なチェックや生活改善を常に意識することが望ましい」としている。





生涯の体重変化が死亡率に影響 やせ形には朗報だが、「太り続けていて...」は要注意

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5〜50歳の間の体重変化が死亡率に大きな影響を与えており、この時期に一貫して太り続けていた人は死亡リスクが高い――体重の変化が与える影響を、長期間大規模に追跡にした研究結果が、米マサチューセッツ総合病院とハーバード大学医学大学院の共同研究チームによって発表された。

BMIが高く、過体重や肥満の状態にある成人はさまざまな疾患の発症リスクが高く、死亡リスクも高いことを示唆する研究結果は多数存在するが、生涯の体重変化が影響を与えているかどうかは、ほとんど検討されてこなかった。

研究チームは、米国在住の看護師や医療従事者を対象とした追跡調査「Nurses' Health Study(1980〜2008)」と「Health Professionals Follow-up Study(1986〜2008)」から、女性8万266人、男性3万6622人を対象に、5歳、10歳、20歳、30歳、40歳の時点での体型もしくは体重を聞き取り、50歳以降はBMIを定期的に調査。60歳からは最低でも15年以上の追跡調査を実施し、生涯の体重変化と死亡率の関係を分析した。

その結果、生涯一貫してやせていた人が、60歳から15年以内に死亡するリスクは、その他の体重変化の人に比べて低くなっており、一貫して普通体重だった人よりも低かった。

また、5〜50歳の間に太り続けていた(体重は増加していなくても肥満状態を維持していた期間を含む)人は、一貫してやせていた人に比べ、死亡リスクが有意に高く、女性で1.64倍、男性で1.19倍となっており、心疾患発症リスクも女性2.3倍、男性1.45倍だった。全体的な傾向として、中年期以降の体重増加を抑えることで、それまで肥満状態でも、ある程度死亡リスクが下がっていたという。

研究者らは、先行研究の結果から予想できた結果ではあるとしつつ、長期的な体重管理の重要性を強調。「健康的な生涯を送るには、やせた状態を維持し続ける必要がある」とコメントしている。




「犬の散歩をしていたら…子猫がずっとついてくるんだけど!」

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犬と近所を散歩していたところ、小さな子猫がトコトコと後を追いかけてきたそうです。

家族とはぐれてしまったのか、それとも捨てられていたのか……。

映像をご覧ください。






それにしても元気、小さくても走るのは速く、犬の散歩のペースにずっとついてきます。

本来のファミリーも飼い主も見当たらないまま放置しては、この先が不安ですが……。

最終的に、この男性の妹さん(撮影者?)の家で飼われることになったそうです。





歯周病が膵臓がんに関係? 2つの口内細菌保持者のがん発生率が高い

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ニーヨーク大学の研究によると、膵臓(すいぞう)がんの発症率と歯周病を引き起こす口内細菌2種と間には相関関係があった。

これら2種類の細菌が口腔内に住みついている人は膵臓がんになった割合が高かったというが、果たしてその真相は?


□「膵臓」のがんの初期症状は? 「羊の衣をまとった狼」とも
膵臓がんは最も恐ろしい「癌(がん)」の一つだろう。

膵臓がんは、初期にはほとんど自覚症状がなく、しかも進行が早い。また、周囲の組織へ転移しやすいため、発見された時にはすでにかなり進行した状態のことが多く、摘出手術が行えないことが多い。

残念ながら、膵臓がんの5年生存率は10%〜20%といわれている。

膵臓がんの初期には、背中の痛み、黄疸(おうだん)、体重の減少などの症状が見られることもあるが、どれも膵臓がんに限った症状ではなく、これも膵臓がんが見逃されてしまう要因である。

膵臓がんのこのような特徴は「羊の皮を着た狼」に例えられることもある。


□歯周病菌が膵臓がんのリスクを高める?
ニューヨーク大学の研究グループは被験者732人についての追跡調査を10年以上にわたって行った。

その結果、ある2種類の口内細菌と膵臓がん発生との間に相関関係が見られたのである。

P.gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)という細菌を持っていた被験者は、その菌を持っていない人に比べて約1.6倍、また、A.actinomycetemcomitans(アクチノバチルス・アクチノミセタムコミタンス)という細菌を持っている被験者では、約2.2倍も膵臓がん発生率が高かったという驚きの結果が示された。

この2つの細菌はともに歯周病の原因菌でもある。


□口内の歯周病と膵臓がんの関係 求められる慎重な解釈
今回、膵臓がんと口内細菌との間に関連性が見られたわけだが、それはあくまでも解析上の「相関関係」であって「因果関係」ではないことに注意しなくてはならない。

これらの口内細菌が膵臓がんを引き起こすのか、また、引き起こすとしたらどのような作用で引き起こすのか。これらは今のところ全く分かっていないということである。



□歯周病菌と膵臓がんをつなぐミッシングリンク
生活習慣の乱れは、高血圧、心臓病、脳卒中、肥満、糖尿病、がんなどの要因となるが、同様に口腔内の衛生環境も悪くする。従って、膵臓がんの発生と歯周病菌の繁殖に共通する原因は、生活習慣の乱れなのかもしれない。

しかしその一方で、歯周病菌が膵臓がんを引き起こすという仮説もある。歯周病菌による炎症が組織に波及し、がんの引き金となるという考え方で、その可能性もゼロではない。


□歯周病予防を徹底することでがんを予防できる未来がくる?
もし、歯を磨くことで膵臓がんが防げるとしたら、どんなに多くの人を救えるだろうか。また、自宅や歯科医院で唾液などを検査することで簡単に膵臓がんリスクを評価できるようになるかもしれない。

今のところ歯周病菌と膵臓がんの因果関係は明らかでない。今後の研究の進展が待たれるところだ。いずれにしても、正しいやり方で歯をしっかり磨くことを含め、生活習慣を整えることが健康には大切である。





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