たのしい演劇

戯曲『神の審問/The Trial of God 』37

カバラより　　　善：セフィロト/命の樹　　悪：クリフォト /悪魔の樹　

セフィロト　カバラの10の属性/展開
放射　それを介して　アイン.ソフEin Sof（無限）が自らを明かし
　継続的に　物理的領域と形而上学的領域　を生み出す

クリフォト　殻
不純.悪の力.善に対峙する影　セフィロが他とのバランスを崩した時
　解き放たれる混沌とした力

天地創造への５過程

Ohr 03

Ohr/閃光　と　Ma'ohr/発行体/光源

「Ohr」は「Ma'ohr/発行体/光源」に因る

Ma'ohr　テトラグラマトン/YHWHによって表される高位の神の名　Ohrは啓示を顕す

下位の神エロキムElokim（「h」神の名を書き表わすこを避けるため伝統的に「k」に置き換えられる）
故に　高位の破棄/無効化が欠如し
　それによって　世界を創造することが出来る

.YHWHの光が世界を作成したなら
　それらは独立した自己認識を持つ世界としては存在しない

神の啓示は　太陽自らの内で燃え立つ光のように　その源で光を破棄/無効にする


逆説的だが共に真である　2つの神聖な統一を説明する

神よりの視点では　創造のすべては存在しなかったかのようだ（マヤ/幻力）
これは太陽が自の内に燃え立つ光「本質の破棄/無効化」によって表される
これは「高位神聖なる統一」と呼ぶ

「低位神聖の統一」は創造を独立した自己のマヤ/幻影として説明する
この視点では　創造は存在するが
　無から存在へ導く　神聖な生命力を絶えず受け続ける事に依存する

この世では　この絶え間ない神聖な生命力への依存は隠蔽されている

霊的創造の世界では　神に無効化されているにもかかわらず
　この領域の魂と天使は自己認識を持ち　故に真の破棄/無効化を欠き　それは明かされる

この「自我の破棄/無効化」を　日中に灯す蝋燭に例える
.
4世界最高位アツィルトは本質的な無効化によって特徴付けられ
　下位べリア.イェツイラ.アシアは 自我の無効化の質が夫々異なる領域であるとする

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　と　たのしい演劇の日々