たのしい演劇

戯曲『神の審問/The Trial of God 』36

カバラより　　　善：セフィロト/命の樹　　悪：クリフォト /悪魔の樹　

セフィロト　カバラの10の属性/展開
放射　それを介して　アイン.ソフEin Sof（無限）が自らを明かし
　継続的に　物理的領域と形而上学的領域　を生み出す

クリフォト　殻
不純.悪の力.善に対峙する影　セフィロが他とのバランスを崩した時
　解き放たれる混沌とした力

天地創造への５過程

Ohr 02

Ratzo/行程(帰還)とShuv/帰還欲求

Ohr/閃光は　特定の霊的レベルから下降し　器/Kli/セフィロトに収まる　
このOhrは　源基に相対し「無効/破棄/Bittul」状態にある
したがって　下降連鎖活動に在りながら　上昇し源基への帰還欲求を持つ
それに対応し　器は　Ohr/閃光の　Shuv/帰還欲求を育みつつ　降下を促す
　究極の意志を実現するために降下は必須であることを承知しているから

「創造」は　高位な霊的な世界の為にあるのではない
Ein Sof/無限にとり　神性の啓示は秘匿であり　比較は在り得ない
カバラは　創造の究極の目的を　最下位物理的領域のためと理解する
神の意志は　人類により成されたこの世に実在する事である
　それはメシアの時代に達成される

より高位霊界(5世界の)の活動を　魂と天使は感知しており
　神聖なる意志を下降連鎖させることを求める
それ故　帰還欲求/Shuvは　器に下降するOhr/閃光を追放しているにもかかわらず
　それは創造達成の為の行為である

「Ratzo/行程(帰還)　と　Shuv/帰還欲求」 は（エゼキエル書1:4-26) より
　メルカバ( 天使の援助のもと神の戦車に乗り神より直接啓示を受け取る)
天使たちは　神に向かい上昇　しかし叶わずに下降 を目的が叶うまで繰り返す　
日常にあって　人間は神に祈り/瞑想し　霊感を受け日常に戻り
　この世での自分の務めを果たす
10セフィロトも　マルクト-物理的領域の実現する為の世界は
　最高位ケテルの神聖な意志　とのOhr/閃光を介した連鎖連結により成り立っている

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　と　たのしい演劇の日々