2018年11月04日
俳優の錬金術 合唱ヘンデル『メサイア』01
俳優の錬金術 合唱ヘンデル『メサイア』01
『メサイア』の戯作家 ジェネンスによる 劇作のテーマ
戯曲は
「ジェイムズ王訳聖書」:
(英王ジェームス1世が英国教会典礼用基準訳聖書を命令1611年刊行の英訳聖書) と
旧約聖書の詩編
聖公会の祈祷書:
( 聖公会系の教会で使われる礼拝式文集大成:祈祷・礼拝・儀式における手順を示した規則書
誕生・洗礼から婚姻.葬儀まで 起床から就寝まで
信者の公的私的信仰生活のすべての局面が示された一冊の本.1662版.初版1544 )
の抜粋より 編纂された
3幕編成 で 各幕幾つものシーンに分けられる
各シーンには レチタティーヴォ /叙唱 アリア/詠唱 合唱 で構成される
劇的役割を担うキャラクター また メインキャラクター や 台詞 は使わない
何故ならば 『メサイア』
イエスの生涯や教えを劇的に描くのではなく 「神の神秘」を称賛すること
それは 全体を通じて
キリスト教の哲学.教義としての救世主イエス.キリストへの深い瞑想
を目的とする
敬虔なカトリック信徒のジェネンスは
1701年王位継承法(英国教会徒のみ王位継承) に反対の立場を取った為
オックスフォード大卒業資格無効 公務より追放の身 であった
更に 18世紀英で起こった 理神論:
(創造者としての神は認めるが 神を人格的存在とは認めず啓示を否定
奇跡・予言による神の介入はないとする哲学・神学説 )
に対して 反対の立場を示す為に 『メサイア』は 書かれた
ジェネンスは 戯曲の出典元 その理由.説明の詳細をパンフレットに纏め 観衆に渡し
或る意味 理性.合理性を重んじる思想発展を憂うプロパガンダ でもあった
と たのしい演劇の日々
『メサイア』の戯作家 ジェネンスによる 劇作のテーマ
戯曲は
「ジェイムズ王訳聖書」:
(英王ジェームス1世が英国教会典礼用基準訳聖書を命令1611年刊行の英訳聖書) と
旧約聖書の詩編
聖公会の祈祷書:
( 聖公会系の教会で使われる礼拝式文集大成:祈祷・礼拝・儀式における手順を示した規則書
誕生・洗礼から婚姻.葬儀まで 起床から就寝まで
信者の公的私的信仰生活のすべての局面が示された一冊の本.1662版.初版1544 )
の抜粋より 編纂された
3幕編成 で 各幕幾つものシーンに分けられる
各シーンには レチタティーヴォ /叙唱 アリア/詠唱 合唱 で構成される
劇的役割を担うキャラクター また メインキャラクター や 台詞 は使わない
何故ならば 『メサイア』
イエスの生涯や教えを劇的に描くのではなく 「神の神秘」を称賛すること
それは 全体を通じて
キリスト教の哲学.教義としての救世主イエス.キリストへの深い瞑想
を目的とする
敬虔なカトリック信徒のジェネンスは
1701年王位継承法(英国教会徒のみ王位継承) に反対の立場を取った為
オックスフォード大卒業資格無効 公務より追放の身 であった
更に 18世紀英で起こった 理神論:
(創造者としての神は認めるが 神を人格的存在とは認めず啓示を否定
奇跡・予言による神の介入はないとする哲学・神学説 )
に対して 反対の立場を示す為に 『メサイア』は 書かれた
ジェネンスは 戯曲の出典元 その理由.説明の詳細をパンフレットに纏め 観衆に渡し
或る意味 理性.合理性を重んじる思想発展を憂うプロパガンダ でもあった
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