2017年08月07日
観劇 「前兆/The forecast」リンビック/大脳辺縁系劇団Limbik theatre company 新ジオラマ劇場/The New Dioramaロンドン 00
観劇 「前兆/The forecast」リンビック/大脳辺縁系劇団Limbik theatre company
新ジオラマ劇場/The New Dioramaロンドン 00
パンフレットより
舞台はあなたの家の庭です おそらくそんなに遠い未来の出来事ではないでしょう
世界の隅っこから来た4人の婦人が 庭先で風にユラユラとそよいでいます
彼女らは紛争 貧困 債務 環境破壊から逃れてきました
彼女たちはここで生きてゆく為に 昨今こちら側の消費者の間で大人気な
生の人間を庭飾りにして設置する
その仕事(老弱男女不問 資格語学力不要)契約を結ぶこととなりました
彼女らが引き受けた仕事とは 誰がボスであるのか ハッキリしてきます
彼女らは文字通り 合体と分離という 最高に厳しい試練を受けねばならなかったのです
大量の難民移民 平和を求めた死闘
limbik Theatreは 我々に何処へいこうとしているのかを問いかけます
この作品は
George Saunders (1958- 米作家 ジャーナリスト 大学教授)
の短編『Tenth of December に収められたThe Semplica Girl Diaries』にヒントを得
オリヴィエ受賞(2007)の若い劇作家
,Bola Agbaje (1981- ロンドン生れ幼少期ナイジェリアで暮らす 英人劇作家)
と共同で進めました
「少しだけ今よりいい暮らしの為に私たちは何をしよう」と観客に問いかけています
George Saundersnの原作"The Semplica Girl Diaries(2013)"について
ニューヨークタイムズ紙ベスト10短編に選ば米短編賞(2013) 英フォリオ賞(2014)
お話は 中産階級家族
父親は娘を愛おしむあまり 燐家の金持ちに張合い 彼女に高価な物を買い与える
その一つが 昨今金持ちの間でトレンド
人身売買により得た 第三世界の女/子供を庭先の置物として据える を与える
が彼の少し利口な別の娘は その庭先の置物を逃がしてやるのだ
しかし それは重罪なのであった........
次回へ続きます
と たのしい演劇の日々
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