2017年04月23日
黄金の夜明け団と演劇 10
黄金の夜明け団と演劇10
黄金の夜明け団と演劇の関係についての論考の意訳
/研究テーマに絞り を試みております
今回も第3章クロウリーAleister Crowley (1875-1947) を観て参りましょう
Chapter 3-3
1900年黄金の夜明け団内部抗争により
メイザースSamuel Liddell MacGregor Mathers (1854 – 1918) と
クロウリーAleister Crowley (1875-1947)は団を追われる
1904年のカイロへの新婚旅行中に
最初の妻ローズRose Edith Kelly (1874 – 1932) との霊体験より授かった
『法の書The Book of the Law 』を教義とし
1907年George Cecil Jones, Jr. (1873 –1960) と
『銀の星the A∴A∴』魔術結社創設
『春秋分点The Equinox』発刊による
メイザースとの間で著作権に対する抗争に勝訴
それがマスコミの眼にとまり大衆に知れ
『銀の星』のプロモーションの好機とばかり
魔法義のパフォーマンスthe Rites of Artemis を上演する
続いて
エレウシス祭典 the Rites of Eleusisを
ロンドンのCaxton Hall (アバンギャルド文化人の集いの場)で
レイラ.ワデル Leila Waddell 別名 Laylah,
(豪1880 – 1932 クロウリーのババロンScarlet Woman)
バイオリニストとして迎え
ビクター.ベンジャミン.ニューバーグ
Victor Benjamin Neuburg
(英1883 – 1940 クロウリー性魔術sex magickの相手)
そしてクロウリーをメインキャストで上演
7つのエレウシス祭典 the Rites of Eleusisとは
古代7つの惑星 土星 木星 火星 太陽 金星 水星 月を云い
各々の惑星は意識の体現である
1つの惑星を1シーンと据える
観客は7つの惑星を移動しながら
セフィロトの樹との照応と結合の体験へと誘導される
観客は 惑星の意識との深い関連付けを要求され その為
各惑星を象徴する色の衣装を纏って観劇に臨まねばならない
土星は黒 濃紺
木星は紫
火星は茶褐色
太陽は橙か白
金星は緑か空色
水星は玉虫色の絹
月は金 白 淡い青
観客は厳粛な宗教的儀式に臨むのであるから 始終沈黙を保つよう
この儀式により観客は『宗教的歓喜』を体験するであろう
それは教義書を読むだけでは達せない
自己の最たる能力を啓発する為である とクロウリーは云う
クロウリーは体験としての演劇 象徴主義演劇を観客に提供する
しかし大方の劇評は それは冒涜と官能に溢れた頽廃の極みだ
驚異と共に眉をひそめたのである
次回へ続きます
と たのしい演劇の日々
黄金の夜明け団と演劇の関係についての論考の意訳
/研究テーマに絞り を試みております
今回も第3章クロウリーAleister Crowley (1875-1947) を観て参りましょう
Chapter 3-3
1900年黄金の夜明け団内部抗争により
メイザースSamuel Liddell MacGregor Mathers (1854 – 1918) と
クロウリーAleister Crowley (1875-1947)は団を追われる
1904年のカイロへの新婚旅行中に
最初の妻ローズRose Edith Kelly (1874 – 1932) との霊体験より授かった
『法の書The Book of the Law 』を教義とし
1907年George Cecil Jones, Jr. (1873 –1960) と
『銀の星the A∴A∴』魔術結社創設
『春秋分点The Equinox』発刊による
メイザースとの間で著作権に対する抗争に勝訴
それがマスコミの眼にとまり大衆に知れ
『銀の星』のプロモーションの好機とばかり
魔法義のパフォーマンスthe Rites of Artemis を上演する
続いて
エレウシス祭典 the Rites of Eleusisを
ロンドンのCaxton Hall (アバンギャルド文化人の集いの場)で
レイラ.ワデル Leila Waddell 別名 Laylah,
(豪1880 – 1932 クロウリーのババロンScarlet Woman)
バイオリニストとして迎え
ビクター.ベンジャミン.ニューバーグ
Victor Benjamin Neuburg
(英1883 – 1940 クロウリー性魔術sex magickの相手)
そしてクロウリーをメインキャストで上演
7つのエレウシス祭典 the Rites of Eleusisとは
古代7つの惑星 土星 木星 火星 太陽 金星 水星 月を云い
各々の惑星は意識の体現である
1つの惑星を1シーンと据える
観客は7つの惑星を移動しながら
セフィロトの樹との照応と結合の体験へと誘導される
観客は 惑星の意識との深い関連付けを要求され その為
各惑星を象徴する色の衣装を纏って観劇に臨まねばならない
土星は黒 濃紺
木星は紫
火星は茶褐色
太陽は橙か白
金星は緑か空色
水星は玉虫色の絹
月は金 白 淡い青
観客は厳粛な宗教的儀式に臨むのであるから 始終沈黙を保つよう
この儀式により観客は『宗教的歓喜』を体験するであろう
それは教義書を読むだけでは達せない
自己の最たる能力を啓発する為である とクロウリーは云う
クロウリーは体験としての演劇 象徴主義演劇を観客に提供する
しかし大方の劇評は それは冒涜と官能に溢れた頽廃の極みだ
驚異と共に眉をひそめたのである
次回へ続きます
と たのしい演劇の日々
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