2015年12月20日
人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」12
写真はWEBより拝借いたしました
人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」12
今回は 演技にとって 呼吸を知ることが いかに重要な課題であるのかをみております
バレーダンサー藤野 暢央(ふじの のぶお)さんのエッセイ(Chacott)にも 良く踊る為に
コントロールされた呼吸の大切さを書いておられます
Breath as life/命の呼吸
呼吸 研究室では 化学物質の構成を分析する ところで 古代の英知は 呼吸とはヨガである と教えた
息は 命の躍動/エランビタール である 神聖な物 生体に不可欠な機能であり 正しく訓練することで
日常よりも高い意識レベルへと導くことができる
皮膚は 思考を操作し 宇宙と分離した存在である人類 と認識させる が呼吸の度に
人類と宇宙との関与を再度自覚することができる
旧約聖書によれば 神は土に息を注ぎ人類を生み出した とある
発声/会話 の折に 呼吸の神秘な作用 呼吸とは言葉に命を注ぎ込む のだと
太古の知恵を思い起こしてみてはどうだろう
ある場面の雰囲気とは 特定の空気に覆われた状態である
その大気は ある特定の魂が宿ると考えられないだろうか
呼吸するとは 命の躍動であるばかりか 宇宙の魂との交流でもある
呼吸により 宇宙の魂へ 個々の魂を吹き込み 変換する そして 霊的発声/会話を通して さらに
宇宙の魂へ 呼吸の波を送り戻す
宇宙の魂は それを受け 愛により温められるか 憎悪により凍てつくか する
我々の呼吸は 宇宙の魂に働きかける それにより 人類は宇宙の魂の影響を受ける
- 練習 -
好みの草花を手に取り その名を呼びかける
呼吸と 草花の名 発音 を注意深く観察する
嫌いな物 想像物 を使い 音/身体/雰囲気 の違いを 注意深く観察する
と たのしい演劇の日々
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