2015年07月17日
演劇本Brian Bates 「The Way of Actor」 - A path to Knowledge & Power04
写真はブライアン自身の彼のWEBより拝借いたしました
Brian Bates 「The Way of Actor」 - A path to Knowledge & Power04
導入部の意訳を続けてまいりました 今回それの最終回『自己認識と能力』を試みます
自己認識と能力
この本で紹介する俳優たちの才能は 単なる自己開発ではなく
より人類にとって理想的な生き方を考察する
それは、精神療法(医師 心理療法士により 患者 来談者等の内的混乱を整理し
社会生活への適応を助ける) 為でもない
むしろ 理解し 接触し 人間内部の資源を活用したバランスのよい人生を生きるのための方法を提案する
俳優の奥義を知り活かす為 特定の技術を使用する そのいくつかはこの本に記述されている
しかし、より重要なことは 我々の生き方に関する それは 現代社会の隅に葬り去られている
人類(自然)についての現代科学で証明可能な仮定の限界を越えるということ
この本では 俳優を超人的な存在であると主張するつもりではない
俳優業は、人間性を余すことなく開示してみせる
そして、俳優の世界は人間理解に実際的な経路を示す一方、発見されたことは簡単に吸収され 消化され
統合されるとも意味しない
自分自身/人間の不可解さ についての多くを知り しかし その事実を好まない俳優も沢山いる
俳優の奥義を学ぶことは 決して 衛生的で 子供にも安全な場 ではない
しかし 彼らの仕事から自分自身/人間存在について学び 理解し その知識を統合した俳優も多くいる
自己理解は能力を生かす
しかしそれは他者を支配する(個人の抱く不安から生じる)能力ではない
むしろ 轍で定義された人生の圧迫に直面する運命を導く力だ
現代学術的心理学の狙いが『人間行動を予測しコントロールする』ことであるなら
俳優の奥義は 自己認識を深めるゆえ 外からの力では 予想不能で制御不能にするかもしれない
この本は 俳優の経験を通し 人間理解を明らかにしようとする
自身の内奥を知ろうとする
自分が代わる体験をするだろう
人生を再認識し統合するだろう
そして 他者を理解するだろう
我々の精神の能力に気づくだろう
体験は危険を冒すことへの責任を負うだろう
魂に集中することを学ぶとは 存在と能力の奥義に踏み入ることを知るだろう
我我々の感覚を広げて 制限された概念からの解放を成し遂げるとは
我々の霊能力を開放し 他領域と交信すること と知るだらう
Wikipediaより
ブライアン・ベイツ(1944-)
サセックス大学の心理学の前議長 現在サセックス研究所の上級訪問の研究員 ブライトン大学 教授
アングロサクソンイングランドのシャーマンの知恵に関するベストセラーの本の著者
サセックス大学では コース「Shamanic Consciousness」ため賞を受ける
ロンドン演劇学校RADAで10年の間 俳優心理学の権威者 教育 監督者
と たのしい演劇の日々
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image