アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2015年07月14日

Brian Bates 「The Way of Actor」 - A path to Knowledge & Power03

BetteDavis00.jpg


                      写真はWEBより拝借いたしました

Brian Bates 「The Way of Actor」 - A path to Knowledge & Power03

導入部の意訳を続けております
 
今回は『神経症と俳優』そして『日常での役割り演技と俳優』を試みました 

神経症と俳優

俳優に対する我々の見解は変化した

今日我々は 文化的国際的なヒーローとして 俳優の名声と力を知っている

Dustin Hoffman, Jane Fonda, Marlon Brando , Meryl Steiip 僅か2、3週間の仕事に何百万ドルも支払われる

Antony Sher, Liv ullmann, Charlton Heston ,Glenda Jackson チケットは即座に売り切れとなる

『スター』はいつの時代にも大衆にとって欠かせぬ存在である

が、俳優は大衆よりの賛辞無くしては生きられない 不安定な人間としても描写される

キャラクターを生きることで 自分自身の病的性質を回避し 無難に社会化を遂げているとも思われている

更に 『大衆の気をひく』それは職業であるのだが 度が過ぎた行動により 一般社会より告発されもする

大衆は俳優を賞賛し 楽しむが  俳優より『人間理解』を学べるとは思っていない


伝統的な社会とは対照的に 我々は 

霊界の使者としての俳優を 『エンターテイメント』の軽薄なカテゴリーへ引き渡した

俳優は 大衆を楽しませる義務を与えられた

そして我々の人生についての指導は それに代わり 科学者に委ねている


私は間違っていると思う

我々にとって人生の小路を 俳優も同様に行くのだが 俳優は 遥かに多彩に時を歩む

キャラクターを演じる俳優は 自身を人間を貪欲に観察する

俳優の経験を共有することで 我々は 人間理解と 人生の意味を より理解することができるだろう



我々は皆 俳優だ

我々の日々の暮らしは 多数の役割を演じることにある

我々のステージは 家庭 公共の場( 交通機関 職場 食堂 店舗等)多岐だ

これらの『役割り演技』は月並みだったり 時に 大役のときもある

我々は 自身の役割を明確に表現する為に 不要な面は隠しもする

多くの俳優は 日々の生活体験の全ては キャラクター創造にとって必要条件で 

俳優とキャラクターは統合され生命を得る と語る

我々は常に、俳優だ

我々は 其々我々が係わる社会場面で 適切に役を演じるため 繰り返しリハーサルをし

 よりよく役割りを演じる

我々の日常生活は 俳優の成すと同様な事を より劇的でない形で演じていると云えるだろう

しかし、濃縮された人生の真実を語る演劇を担う俳優は 大観衆に捧げる舞台公演

 人間の内奥を見透かす映画 テレビのカメラレンズに向かって 当り前の人間を表現するために

 我々が良く知っている日常演技の其れを 遥かに越えて 深い人間理解と表現法を研究し演じる

演出家 Peter Brook は云う

演技は『ほとんど完全には見えない程 わずかな運動から始まる..... 例えば

「恋人は、あなたの元を今去ろうとしている」と 俳優の想像力を喚起すると

大部分の非俳優において 内的運動は 現れるにはあまりにわずかで認識できない しかし俳優は

 より高感度な身体楽器を有しており 内面の僅かな震動は 観る者の心を撃つ』


俳優は 応答性 想像力 心魂身体の資源 表現力を 豊かにゆうする

そして、俳優の先進な応答性と 人間を認識する能力の高さは、この本を生んだ背景である

我々は俳優術の全てを学ぼうとは思わないだろう その一方で 私は 

トレーニング リハーサルを重ね 観衆を想像の世界へ導き 魅了する俳優の 

人間性に対する深い洞察力と生活体験 直観的な豊かな世界認識を 信じている




と たのしい演劇の日々


<< 2024年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
月別アーカイブ
2024年09月(1)
2024年06月(1)
2024年05月(2)
2024年02月(1)
2024年01月(2)
2023年11月(1)
2023年10月(1)
2023年09月(4)
2023年08月(7)
2023年07月(4)
2023年06月(2)
2023年05月(2)
2023年04月(2)
2023年03月(3)
2023年02月(6)
2023年01月(4)
2022年12月(3)
2022年11月(1)
2022年10月(2)
2022年09月(4)
2022年08月(5)
2022年07月(4)
2022年06月(3)
2022年05月(1)
2022年04月(3)
2022年03月(2)
2022年02月(2)
2022年01月(3)
2021年12月(8)
2021年11月(5)
2021年10月(8)
2021年09月(10)
2021年08月(25)
2021年07月(9)
2021年06月(12)
2021年05月(16)
2021年04月(11)
2021年03月(11)
2021年02月(13)
2021年01月(11)
2020年12月(10)
2020年11月(7)
2020年10月(11)
2020年09月(9)
2020年08月(8)
2020年07月(15)
2020年06月(11)
2020年05月(27)
2020年04月(15)
2020年03月(11)
2020年02月(10)
2020年01月(6)
2019年12月(16)
2019年11月(12)
2019年10月(17)
2019年09月(5)
2019年08月(18)
2019年07月(11)
2019年06月(18)
2019年05月(14)
2019年04月(14)
2019年03月(14)
2019年02月(14)
2019年01月(19)
2018年12月(21)
2018年11月(22)
2018年10月(30)
2018年09月(23)
2018年08月(20)
2018年07月(14)
2018年06月(13)
2018年05月(11)
2018年04月(7)
2018年03月(14)
2018年02月(7)
2018年01月(10)
2017年12月(13)
2017年11月(3)
2017年10月(12)
2017年09月(2)
2017年08月(14)
2017年07月(10)
2017年06月(5)
2017年05月(5)
2017年04月(16)
2017年03月(5)
2017年02月(5)
2017年01月(4)
2016年12月(8)
2016年11月(5)
2016年10月(8)
2016年09月(13)
2016年08月(6)
2016年07月(12)
2016年06月(11)
2016年05月(11)
2016年04月(4)
2016年03月(11)
2016年02月(6)
2016年01月(6)
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。