2015年01月17日
シュタイナー3rd 神秘劇 17
The Goetheanum stage/ゲーテアヌム
:The new main stage/新本舞台: block and protective curtain (photo: Michèle Melzer)
先回に引き続きまして
Portal Prodaction 「the Guardian of the Threshold」 Christoper Marcus 演出ノートより
8幕 Stroud はAhriman王国へ送られ
そこで12人の市民を批判し 神を呪う Ahrimanが一万年負う痛みに涙を流します
その意味について 書かれておりまして 大層難解な英語ですが 意訳を試みてみました
abomination of desolation
荒廃させる者が嫌悪すべき者の翼に乗ってやってくる
荒らす憎むべきもの
滅亡のとき (日本聖書協会訳)
Ahriman領域へのStradaの降下は
暗闇に至り その牢獄からそびえ立つ 閉じ込 められた思案を その苦痛故 押し破り
世界に情け/共感の種を放つ
その種子は 想像力の花をつけ 霊感で実を結ぶ 直観力の領域でさらなる種子を得 将来収穫される
しかし手始めに この世の術を経験されねばならない 答えのない難問
Stradaが案内される領域は しかし
ヨハネ福音 “abomination of desolation “ 荒廃させる嫌悪すべきもの と表現される
絶望にすべてが凍てつくところ
愛情は 想像力の流れに溶け込む力を自覚し
死んだ思考の凍りついた荒地 拡大している心の砂漠を潤す
おそらく 回復できない 自然界は すべての存在が対象物である
それは 外側からコントロールする意志の影響を受け 操られることに反対することもできない
混じりあい下流する 『悲しみと愛』 の奔流を通してのみ 霊へ至るその道筋を見つけることができる
これは柔らかく 溶解しなくてはいけない 危機に瀕するアーリマンを侵食し
そして 人間の自我の厳しい試練を通して 要素/原子の存在 たちと 天使群と共に
新しい調和に上昇することができる
と たのしい演劇の日々
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