2015年01月05日
シュタイナー第3神秘劇 15
シュタイナー第3神秘劇 15
舞台興行は 大層お金の掛かる仕事なのです
それには アーリマンの力 数字と損得を操る が必要ですから
アントロポゾフィは触れたくない分野でありまして シュタイナー学校でも
経済をメインレッスンで取り上げてはいないのではないでしょうか しかし この能力なしでは
演劇興行は成功しません
シュタイナー神秘劇の興行には 英国アントロポゾフィ、地域のアントロポゾフィ協会から資金を得る
ことができます が とてもとても それで賄える額ではありませんので 関係者皆して資金繰りをいたします
しかしながら 今回の第3神秘劇興行は金銭面の危機に直面しております 理由は
今回の製作は収支を読み違え さらに 現時点で 予想を遥かに下回りチケットが売れておりません
第1と2は この地で10年以上演劇活動を続け また 英国の芸術基金より補助金を得てもいた
シュタイナー学校卒業生と先生による青年劇団も加わりましたから 資金も人脈も興行に見合ったものが
揃っておりました
今回は 勝手が違います まず演出者 Stourbridge GrassHouse centre で長年演劇指導をしておりましたし
人智学文学関係では彼の名を知る者は多くありますが この土地に移り住みわずか1年 しかも
この土地で演劇活動する前2作の参加メンバーを仲間にすることができませんでした
製作にあたる者は Camphill Community Botton Villageで第1、2、3を興行してきましたが
Bottonの自治体の元で資金 キャスト スタッフを賄ってきましたので この土地では勝手が違います しかし
こちらも前2作で製作に当たった土地の演劇人を仲間にできませんでした
初回より引き続き 公演に係わるメンバー数名 わたくしも含め は全く神秘劇製作には係わってきませんでした
その必要もありませんでしたから 役を演じる事だけに集中しておればよかったのです なので今回も
皆 製作面への口出しは控えております。。。
土地の演劇人を仲間に出来なかったことは チケットの売れ筋にも大きく響いています そうなりますと
キャストも一丸となってチケットを売らねばなりません。。。。。
そうではありますが ロンドン シュタイナーハウス公演は NYで動いている シュタイナー神秘劇世界ツアー
Mark Leven の一行が 会合を予定しており 今回の公演を後押しすることになりそうです
また Michael Hall School公演も Stroud Mystery Drama group発足以来 初の公演であり
関心が高まっているような風を感じております
クリスマス休暇も終え 稽古は再開いたします
音楽監督もやっと姿を見せそうですし
シュタイナー第3神秘劇「境界の見張り」
わたくし達は 果たして その神々しい見張りを眼前にすることが そして
境界への参入への許しを得ることができますでしょうか
公演まで残すところ2ヶ月です
と たのしい演劇の日々
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