2014年09月22日
The Art of Acting 10 by Dawn Langman
写真はWEBより拝借いたしました
The Art of Acting 10 by Dawn Langman 「霊と演技の関連」についての章より
視覚化と結合/編入 の意訳を試みてみましょう
世に在るあらゆる戯曲に描かれた全ての役を想像してみる
時間軸の外側の 霊界の何処かで 生き続けているそれらの役は存在する 何故なら
彼らは永遠なる存在だから 彼らは命を持ち実在する 俳優はその存在を認知し演じる
彼らは地球への招待を待ちわびている
最初 戯作家が彼らに眼を留め 紙に書き起こす
そして 台本を賜り 一歩一歩彼らの起源を辿り 彼らの魂と肉体に
ピタリとはまる衣類を編むだす俳優を待っている
それに報いる俳優は 彼らに遭遇することが許される
Chekhov の演技術を通し 俳優は 役を呼び出し 迎え入れ 露にする
役の自我を捕らえる作業を可能にする
もし俳優が想像力を自由にし 自らを解き放ち 正しく導けば おそらく 戯曲上のある出来事は
俳優の魂に閃きを与える 或いは戯曲には書かれなかった過去の事件を明らかにし 或いは現在に
または近い将来に存在するかもすれない 出来事を見るかもしれない
ところで この啓示は何処から訪れ また信頼に足るのか?
霊はホログラフィックレベルの自我であり
《わたしである》 とは 陰陽 始まりと終わり 存在 包含する 時空を超えた 存在
なので 各々役とは無限の連続体なのかもしれない
それは断片であるが 大きな全体の一片であり
その全体とは俳優の無意識の底に横たわっているかもしれない
もし 俳優が その全なるもの ある存在 それ自身の容貌を演じる機会を与えられるなら そして
それより学ぶことをえらび 結合/編入により誠実に仕えるなら そこに啓示をみいだすであろう
鍵となる問い 俳優は役に問いかけてみる
1、何処で多くの時を過ごすか?
2、最初に其処で時間を過ごしたのはいつで それはどんな様子で そして今はどうか?
3、其処には あなたにとって重要な物はあるか?
4、一人になる為の特別な秘密の場所はあるか? 最初にそこへ行ったのはいつのことか?
5、特別な物 或いそれを隠す秘密の場所はあるか? それは何で それは何処に隠され
それを私(俳優)に見せることはできるか? それはどうやってあなたの物となったのか?
6、何を着たいか? 好みの衣類はあるか?
7、ダンスは好きか? 好みの音楽は? 特別に好きな音楽は? 何故それを好むのか?
いつも私は 作業しながらラジオを聞き流ししておりますが このブログを書いております時
ある絵本作家のインタビューが耳にとまりました
『自分は霊能力が強いとか また霊界の存在を特別信じている訳ではありませんが
私が作品を書きますのは 作品の主人公となる子供が 私を訪ねて来 自身について語るのです
それを私は書き起こしているのです』。。。その作家はそう話しておりまして 偶然にもでした
と たのしい演劇の日々
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