2014年09月04日
「The Art of Acting」 dawn Langman 08
「霊と演技の関連」章をつづけております 今回は
−想像上の体− について意訳を試みてみましょう
写真はWEBより拝借いたしました
個々人の身体特質は運命の神秘を体現している
身体は 目的を成すため 霊により選ばれた器である
我々は 自身の身体が自身の希望を満たさないとなれば 変身する術を企てる
それは 身体とは 我々の意思 自覚の在る無しに係わらず を強く表明することを語る
個々人が肢体変身の可能性を発達させることは 俳優にとって深い意味を含む
Michael Chekhov のPGを試み 自身のものとは違う肢体を取り入れようと企てる時
俳優は想像力を発揮し 役柄の内面に深く係わる 特別な肢体でのみ覚醒する 知覚する生命を見出す
偉大な俳優は容易に形態を変化させ Michael Chekhovもその一人 彼はしかし
注意深く観察を繰り返し 身体変容の過程を意識化し独自の技術を生んだ
PGにより 我々は 想像の力をふるに使いこなすことを学ぶ
例えば 私がより長身な身体を望むとしよう その為に必要とする十分な集中をもって想像を試みる
さらに 私はそのように自身のエーテル体へ意識をおくる すれば 観客は 普段の私より長身な
役を演じる私を 見出すだろう
例えば 足がバネで出来た者 3関節の腕を持つ生物 といった具合に 自由に想像力を遊ばせれば
我々の想像力は我々自身が知性によって立ててしまうその壁を
遥かに超え 新たな命を見出すであろう
と たのしい演劇の日々
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