2014年08月07日
「The Art of Acting」 Dawn Langman
「The Art of Acting」 Dawn Langman より気になる章の意訳を試みております
写真はWEB よる拝借いたしました
『12感覚』
西欧の文化的統一見解によれば 人間の感覚は 触覚 嗅覚 味覚 視覚 聴覚の5感覚とするが
シュタイナーは 12感覚によって 世界を知覚すると言う
第1グループ 我々自身の身体を知覚する
触覚 命の感覚 運動感覚 バランス感覚
体調の悪いときに知覚される Michael Chekhov の psycho-physical は
これらの感覚を意識的に自覚するよう身体を導く
第2グループ 認識の窓口 魂が入り 知覚し 我々が経験する外界 世界を受ける
臭覚 味覚 視覚 温覚
第3グループ 現象或いは存在の内的様相を知覚する
聴覚 言語感覚 思考 我
これらの感覚を通じ 霊魂界/超感覚界からの所見は 我々の意識にアクセスする
たとえば 私たちは聞く事を学習し 音を創っている或る存在を明らかにする
他者の存在 或いは 自覚 私は他者の思考がわかるという意識は 我/思考感覚が活発になれば可能だ
感覚より得た情報に魂は受容 拒否の反応をする
我々が日常経験する多くの感情 個々人の感情の回想は その回想の涵養
(Stanislavski 俳優修行 先駆者である) 今も 西欧俳優訓練における主要課題である
Chekhovもまた 瞑想により 感情/情動 身体を通しそれを開放する過程 魂と感覚の力強い関係に気づいた
ひとつ以上の感覚が魂に入り込む体験をするが それは織り交ざり絶え間ない我意識による
そして感覚はいくつもが一緒に働く
俳優の訓練では 慣れた感覚は浄化され深みをも増すだろう が慣れない感覚は自覚し培養されねばならない
偉大な俳優は日常での体験以上に 大きな残像を明らかにする
Cheknovのメソッドはそれを助けるであろう
と たのしい演劇の日々
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