2014年06月10日
シュタイナー第三神秘劇 アーリマン
写真はWEBより拝借いたしました
HANS PUSCHの英訳「Four Mystery Drama」が英語の定本と思われます
(今回はわたくしたちは 現代英語訳本を使っております) その定本に1−4劇 各幕の梗概があり
3劇の2幕にシュタイナー アーリマン台詞の下書き が紹介されておりましたので 意訳を試みてみました
ヨハネスは第1,2神秘劇では 彼の霊的覚醒を絵画で表現しておりました がマリアの導きにより
第3神秘劇では 作家として霊的英知を市井の人々へ紹介しております その著作の偉業を祝すため
第2幕において 秘儀同胞団に迎えられ出かけますが その途中 アーリマンと出会い 彼の著作作業は
更に未知なる暗部を明らかにしたことを 知り そのことが第8幕アーリマン王国へと導くのでした
わたしは 人の生涯に聳え立つ絶壁に向け 無限に火車を飛ばす
その火花に 人間は歓喜するのだ
一歩一歩前進へと導かれる人間の魂が歓喜するれば わたしは勝利を覚える
だが 完璧に事を成し遂げたと思おうや それは新たな労役の始まりではなく無に帰すのだ
それは さながら終わり無き戦いを戦うに似た 苦痛を与える
そうではあるが 小さな人間の魂の火が弾け それが安定した炎を生じ得るとみるや
わたしの目的は成されると確信する
わたしの事業は膨大ではあるが その僅かな炎の輝きが目的へと至るさきがけである
僅かながら確固とした人間の魂があった がわたしを硬く拘束する恐れがその魂の瞬きを消す
その火花に 人間は歓喜するのだ
一歩一歩前進へと導かれる人間の魂が歓喜するれば わたしは勝利を覚える
だが 完璧に事を成し遂げたと思おうや それは新たな労役の始まりではなく無に帰すのだ
それは さながら終わり無き戦いを戦うに似た 苦痛を与える
そうではあるが 小さな人間の魂の火が弾け それが安定した炎を生じ得るとみるや
わたしの目的は成されると確信する
わたしの事業は膨大ではあるが その僅かな炎の輝きが目的へと至るさきがけである
僅かながら確固とした人間の魂があった がわたしを硬く拘束する恐れがその魂の瞬きを消す
と たのしい演劇の日々
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