2021年08月18日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 66
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 66
Chemistry26
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
「糖類」 糖類(炭水化物) 炭素と水が結合してできた化合物 一般式 Cm(H2O)n (m≧3)
多糖類 加水分解hydrolysis によって多数の単糖類を生じる
「デンプンstarch」 (C6H10O5)n nは10^2〜10^5
多数のαグルコースglucose分子 が
脱水縮合して出来た構造(グリコシド結合glycosidic bond により重合)をもつ多糖類高分子化合物
植物が光合成によって体内につくる多糖類
「デンプンが分解されるしくみ」
消化酵素アミラーゼamylase (唾液中)により
デンプンは加水分解(α1-4結合が不規則に切断)される
加水分解の結果デンプンの重合数減少 デキストリンdextrin (C6H10O5)n
(α-グルコースがα-(1→4) α-(1→6)グリコシド結合により重合した分子構造)を生じる。
さらに二糖類マルトースmaltose(グルコース2分子がα-1,4-グリコシド結合)した二糖類 に分解
マルトースに消化酵素マルターゼmaltase が働きグルコースになる
(C6H10O5)n/starch→ (C6H10O5)m/dextrin → C12H22O11/maltose→ C6H12O6/glucose
「ヨウ素デンプン反応(iodine-starch reaction」
デンプン水溶液にヨウ素ヨウ化カリウム溶液Kiを加え 呈色反応
デンプン分子の ラセン構造の長さ によって青色〜赤色
この反応は ラセン構造の内部にヨウ素iodine/I 分子 が入り込むことに由来
水溶液を加熱するとラセン構造からヨウ素分子が外れるため 呈色消失
「アミロースamylose」
αグルコースが直鎖状に結合したもの 分子量は104~105程度の高分子化合物
グルコースの1位と4位がグリコシド結合により重合した構造
ヨウ素デンプン反応は青色。
多くのヒドロキシル基を持ち 極性を持つ部分が多いため
熱湯80℃程度 で溶けやすい。冷水には溶けにくい
「アミロペクチンamylopectin」 分子量は105~106
αグルコースが、ところどころ枝分かれした構造
グリコシド結合 グルコースの1位と4位結合 又は 1位と6位結合による重合構造
1位と6位の結合のため、構造に枝分かれ上の分岐が起こる。
ヨウ素デンプン反応 は赤紫色。
アミロースとの色の違いは 直鎖状の長さの違いで ヨウ素との結合力に違いが生じるから
枝分かれをするものの 分かれた枝の先がそれぞれ らせん構造 をとる。
熱湯 冷水に溶けにくい
「グリコーゲンglycogen」
多数のα-D-グルコース (D型異性体 ブドウ糖)分子がグリコシド結合によって重合
枝分かれの非常に多い構造になった高分子化合物 その構造はアミロペクチンと似ている
分岐の頻度 8〜12基に一回の程度の。
枝分かれが多いため放射したような網目構造をとり、らせん構造をとらない。
このため、極性をもった部分が外側に出やすく水溶性が高い。
ヨウ素デンプン反応は 赤褐色。
と たのしい演劇の日
Chemistry26
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
「糖類」 糖類(炭水化物) 炭素と水が結合してできた化合物 一般式 Cm(H2O)n (m≧3)
多糖類 加水分解hydrolysis によって多数の単糖類を生じる
「デンプンstarch」 (C6H10O5)n nは10^2〜10^5
多数のαグルコースglucose分子 が
脱水縮合して出来た構造(グリコシド結合glycosidic bond により重合)をもつ多糖類高分子化合物
植物が光合成によって体内につくる多糖類
「デンプンが分解されるしくみ」
消化酵素アミラーゼamylase (唾液中)により
デンプンは加水分解(α1-4結合が不規則に切断)される
加水分解の結果デンプンの重合数減少 デキストリンdextrin (C6H10O5)n
(α-グルコースがα-(1→4) α-(1→6)グリコシド結合により重合した分子構造)を生じる。
さらに二糖類マルトースmaltose(グルコース2分子がα-1,4-グリコシド結合)した二糖類 に分解
マルトースに消化酵素マルターゼmaltase が働きグルコースになる
(C6H10O5)n/starch→ (C6H10O5)m/dextrin → C12H22O11/maltose→ C6H12O6/glucose
「ヨウ素デンプン反応(iodine-starch reaction」
デンプン水溶液にヨウ素ヨウ化カリウム溶液Kiを加え 呈色反応
デンプン分子の ラセン構造の長さ によって青色〜赤色
この反応は ラセン構造の内部にヨウ素iodine/I 分子 が入り込むことに由来
水溶液を加熱するとラセン構造からヨウ素分子が外れるため 呈色消失
「アミロースamylose」
αグルコースが直鎖状に結合したもの 分子量は104~105程度の高分子化合物
グルコースの1位と4位がグリコシド結合により重合した構造
ヨウ素デンプン反応は青色。
多くのヒドロキシル基を持ち 極性を持つ部分が多いため
熱湯80℃程度 で溶けやすい。冷水には溶けにくい
「アミロペクチンamylopectin」 分子量は105~106
αグルコースが、ところどころ枝分かれした構造
グリコシド結合 グルコースの1位と4位結合 又は 1位と6位結合による重合構造
1位と6位の結合のため、構造に枝分かれ上の分岐が起こる。
ヨウ素デンプン反応 は赤紫色。
アミロースとの色の違いは 直鎖状の長さの違いで ヨウ素との結合力に違いが生じるから
枝分かれをするものの 分かれた枝の先がそれぞれ らせん構造 をとる。
熱湯 冷水に溶けにくい
「グリコーゲンglycogen」
多数のα-D-グルコース (D型異性体 ブドウ糖)分子がグリコシド結合によって重合
枝分かれの非常に多い構造になった高分子化合物 その構造はアミロペクチンと似ている
分岐の頻度 8〜12基に一回の程度の。
枝分かれが多いため放射したような網目構造をとり、らせん構造をとらない。
このため、極性をもった部分が外側に出やすく水溶性が高い。
ヨウ素デンプン反応は 赤褐色。
と たのしい演劇の日
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