2020年11月16日
魂より魂に伝う花 21 「お水取り」
魂より魂に伝う花21 「お水取り」00
折々に受け取るメッセージ
お水取り「不退の行法」奈良725 年~令和2020年
「十一面悔過けか」東大寺二月堂 ご本尊 十一面観音菩薩に
心身を清めた僧たち(練行衆)が人々に代わり 過誤を発露 宝号声明 悔過(けか)懺悔の行を務め
罪過を取り除き 無病息災 五穀豊穣 天下安寧 万民快楽 世界平和 を讃仏礼拝の行に昇華して祈る
練行衆11名の僧侶
12月16日(東大寺初代住職.良弁僧正の命日.その一番弟子行を創始と伝記あり)の朝発表
2月20日より前行別火/べっか(用いる火を世間と区別 精進す) 開始
厳しい戒律下 心身共に本業への構えを設える
3月1日~14日 二月堂において勤めを担う
仏教での三毒
人間の心を蝕む根本的三つの煩悩「貪瞋癡(とんじんち)」
貪欲(とんよく.むさぼり)瞋恚(しんい.いかり)愚癡(ぐち.教えを知らない 無知)
「懺悔文(さんげもん)」華厳経
我昔所造諸悪業
わたしが犯してきた数々の過ちは
皆由無始貪瞋癡
限りない過去からの、貪(むさぼり)瞋(いかり)癡(無知)により
従身語意之所生
身体 言葉 思いを通し冒された
一切我今皆懺悔
今わたしは これら過ちを全て告白し許しを請う
「お水取り」の由来 二月堂縁起 より
釣りに耽り 神々の参集に出遅れた若狭国.遠敷明神が
二月堂畔に清水を涌き出ださせ観音さまに奉納す
3月13日午前1時半頃 閼伽井屋(あかいや 未公開) の若狭井(井戸)から
お香水(観音様へ供えする水)を汲み上げる儀式
篝火.お松明と幽玄なる雅楽の音に彩られ 厳かに執り行われる
それを担う 練行衆は 閼伽井屋と二月堂の間を三往復 お香水は二月堂内陣に納められる
架空の「青衣(しょうえ)の女人」読み上げ
3月5日夜(実忠忌)と 12日夜(お水取り) 練行衆は「東大寺上院修中過去帳」
(奈良時代から現在に至る東大寺や二月堂に縁があった故人 修二会に参籠した僧侶等の名記載 )
の冥福を祈り読み上げる
鎌倉(1207-1211)僧侶集慶(じゅうけい) が過去帳を読み上げていた折
青い衣の女が現れ「何故わたしを読み落とした」と恨めしげに問うた
集慶が機転を利かせ低い声で「青衣(しょうえ)の女人」と読み上げるや その女は失せた と云う
と たのしい演劇の日々
折々に受け取るメッセージ
お水取り「不退の行法」奈良725 年~令和2020年
「十一面悔過けか」東大寺二月堂 ご本尊 十一面観音菩薩に
心身を清めた僧たち(練行衆)が人々に代わり 過誤を発露 宝号声明 悔過(けか)懺悔の行を務め
罪過を取り除き 無病息災 五穀豊穣 天下安寧 万民快楽 世界平和 を讃仏礼拝の行に昇華して祈る
練行衆11名の僧侶
12月16日(東大寺初代住職.良弁僧正の命日.その一番弟子行を創始と伝記あり)の朝発表
2月20日より前行別火/べっか(用いる火を世間と区別 精進す) 開始
厳しい戒律下 心身共に本業への構えを設える
3月1日~14日 二月堂において勤めを担う
仏教での三毒
人間の心を蝕む根本的三つの煩悩「貪瞋癡(とんじんち)」
貪欲(とんよく.むさぼり)瞋恚(しんい.いかり)愚癡(ぐち.教えを知らない 無知)
「懺悔文(さんげもん)」華厳経
我昔所造諸悪業
わたしが犯してきた数々の過ちは
皆由無始貪瞋癡
限りない過去からの、貪(むさぼり)瞋(いかり)癡(無知)により
従身語意之所生
身体 言葉 思いを通し冒された
一切我今皆懺悔
今わたしは これら過ちを全て告白し許しを請う
「お水取り」の由来 二月堂縁起 より
釣りに耽り 神々の参集に出遅れた若狭国.遠敷明神が
二月堂畔に清水を涌き出ださせ観音さまに奉納す
3月13日午前1時半頃 閼伽井屋(あかいや 未公開) の若狭井(井戸)から
お香水(観音様へ供えする水)を汲み上げる儀式
篝火.お松明と幽玄なる雅楽の音に彩られ 厳かに執り行われる
それを担う 練行衆は 閼伽井屋と二月堂の間を三往復 お香水は二月堂内陣に納められる
架空の「青衣(しょうえ)の女人」読み上げ
3月5日夜(実忠忌)と 12日夜(お水取り) 練行衆は「東大寺上院修中過去帳」
(奈良時代から現在に至る東大寺や二月堂に縁があった故人 修二会に参籠した僧侶等の名記載 )
の冥福を祈り読み上げる
鎌倉(1207-1211)僧侶集慶(じゅうけい) が過去帳を読み上げていた折
青い衣の女が現れ「何故わたしを読み落とした」と恨めしげに問うた
集慶が機転を利かせ低い声で「青衣(しょうえ)の女人」と読み上げるや その女は失せた と云う
新品価格 |
と たのしい演劇の日々
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image