紆余曲折ありながら、期待の新店として爆誕した鬼道家へ初訪問。どういった経緯でこの店が出来たのか、ここでは語りませんので、興味のある方は調べてください。
開店以来、雪の降りしきる日でも、風の吹きすさぶ日でも、外の待合席には行列が出来ているのを、通りすがる度に見ていました。そうまでして食べなきゃいけないラーメンなのか?何かの修行なのか?とさえ思ってしまいました(笑
ラーメンは好きだけど、そこまでして食べる気はさらさらない。まして家系ラーメンにはあまり興味がありません。
が今回、他の店に行く予定が満席でフラれてしまったので、フラフラと歩いていてふと、近所にこの店があることを思い出しました。平日だし、お昼前だし、行列になっていなければ食べてみようかな、と思って行ってみると、行列なし。食券を購入して、すぐに座ることができました。
券売機制。ラーメンをオーダー。900円。まぁ、様子見で。店内はカウンター主体で、奥にテーブル席もあるっぽい。カウンターだけでも10席以上あり、キャパはそれなりにあります。
店員さん、声を掛け合いながらテキパキ働いています。「元気が良い」と「うるさい」は紙一重。こちらの店は、ギリギリ「元気が良い」と言っていいかな。本当に、耳を塞ぎたくなるくらいクッソうるさい店があったからなぁ。
ふと外を見たら、待合席に行列が出来ていました。ギリギリセーフでした。
混み合っていたので、しばらく待って着丼。見た目は、イメージ通りのよくある家系ラーメン。トッピングはほうれん草、チャーシュー、海苔。家系なのでスープは豚骨醤油。ですが、しょっぱい!味濃い!オーダーの時に、味の濃さ、麺の茹で加減、油の量をカスタマイズできるのですが、全部「普通」でいただきました。普通でのこの濃さかよ?オーダー後でも調整できますと言っていたので、薄めてもらうべきだったかな。初めてなのでデフォの味を経験したくて、そのままいただきました。
麺はモッチリの中太ストレート麺。家系ラーメンにありがちなタイプですが、コレが一番合うし、安定感があります。
個人的にはトッピングが素晴らしいと思いました。ほうれん草は臭みなし、硬すぎず柔すぎず、ラーメンのトッピングとしていただくにはベストな茹で加減。海苔は張りがあり、さらに薫りが香ばしくて麺をくるんでいただく幸福感を感じます。チャーシューは柔らかく、燻製香があって個性的であり、印象深い。
私としてはスープだけが合いませんでした。フライドニンニクや刻み生姜で味変してみたのですが、それでもスープのしょっぱさ、主張の強さは変わらず。やはりちょっと薄めてもらうべきでした。
家系ラーメンを食べる機会は滅多にないのですが、確かに王道の一杯という感じはしました。店員さんがしきりにライスを進めるアナウンスをしていましたが、確かにご飯と合うかもしれません。小食の私にはハードルの高いお話しではありますが(笑
11:00〜 月曜定休
仙台市青葉区立町27−33 ホテルグリーンパーク 1階
駐車場なし
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