はらこ飯の季節である。「はらこ飯ってなに?」という方はググれ。
「鮭とイクラの親子丼」とかトンチンカンな事をほざく輩もいるが、はらこ飯ははらこ飯。鮭とイクラの親子丼ではない。これは宮城風の「芋煮」を「豚汁じゃねぇか」とほざく不見識な不届き者と一緒である。
ごたくはさておき、はらこ飯と言えば亘理、亘理と言えば田園というくらい、はらこ飯をどこで食べるか迷ったら、とりあえず田園行っとけって風潮が確立されている。私も外食ではらこ飯を食べるのは久しぶりなので、じゃ田園に行っとくか、となった次第。休日は観光客が大挙して押し寄せて、それはそれはにっちもさっちもいかない大混雑になるようだけど、平日ならそれほどでもないだろうと行ってみたんだけど
あまかった、かえすがえすもあまかった
平日だというのにランチタイムは大混雑。10時半から開いているとは言え、それでは早すぎるだろうと11時過ぎに到着したんだけど、店の外まで客がはみ出してた。駐車場が広いので車は駐められたんだけど、名簿に名前を書いて呼ばれるのを待つシステム。1時間コースを覚悟したんだけど、意外とサクサク進んで30分くらいで店内へ。まぁ店内も座敷・テーブルの他に、厨房の奥にも仕切られた座敷が何部屋もあるようで、キャパシティは十分。逆に従業員がその忙しさをカバーし切れていない様子。まぁ仕方ないわな、この混みようでは。
定番のはらこ飯定食をオーダー。税込み1760円。高っけー昼飯。でも季節のものなので1度は食べておきたい。混雑を予想してある程度は作り置いているのだろう、それほど待たずに着膳。丼を覆い隠す鮭の切り身とイクラ。でもイメージではもっとイクラの割合が多かった気がするのだが。他にお吸い物、漬け物、がんもの含め煮のセット。お吸い物以外は、そんなに温かいわけではないね、やっぱり作り置きか。
はらこ飯自体はボリュームもあって食べ応えはあるんだが、個人的にはかなり上品な味付けでした。もっと味が濃くてもいいんだがなぁ。これはお吸い物にも言えるので、田園の味付け自体が薄めって事なのかな。
まぁまぁ満足したけど、田園でなきゃダメって言うほど絶対王者的な美味しさとは言えないかな。むしろ、他のいろいろな店を食べてみて自分の口に合ったはらこ飯を探した方が良いと思いました。
まぁとりあえず、心当たりのない観光客とか、冒険をしない慎重派とか、他人の意見やネットの評判を鵜呑みにすることに抵抗のない人は、つべこべ言わずに田園行って「有名店ではらこ飯食べてきたー」って自慢しとけって感じですかね。
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