2017年11月05日
許せなくても感謝はできますか?
許せないから辛さが続く
未だに離婚は成立せず別居という形をとっています。
ですが、すっかり母子家庭としての暮らしが定着してきました。
私が無職になったこと以外は、何も変わらない安定した精神状態での生活です。
もう旦那からの嫌がらせもなく穏やかな日々・・・
別居のきっかけになった長男の不登校も、まるでなかったことのように今は学校が楽しいようです。
離婚の問題は少し進展がありました。
実は、あちらも弁護士をつけて条件面での話し合いが始まろうとしているところです。
長男の口からはたびたび父親に対する批判の言葉がでていましたが、学校生活に復帰したからでしょうか、そんな言葉も聞かれなくなってきました。
ですが、ふとした時に本音を吐き出す時があります。
やはり、言われたこと、されたことに深く傷ついている気持ちが湧き上がってくる時があるようです。
それでも、実の父親ですからいつかは会ってみたいとか、いい思い出の部分も思い出して懐かしく思える日が来るかもしれません。
そんなことを言うと、「絶対にない」と言い切る長男です。
大好きな本に「ありがとうの神様」という本があります。
その中に出てくるエピソード。
長年ずっと許せない人がいるという人に対する著書・小林正観さんの言葉です。
絶対に許せない、好きになれない人だけど「感謝する」ことはできますか?
心の中にその人に対する大きな思いがあるから、許せない、好きになれないのです。
恨みに変わってしまうようです。
でも、そうなるまでの間にどんなことをしてもらいましたか?
この人のおかげて助けられた、救われたということが必ずあったはず。
それほど、深い関係があったからこそ許せない、好きなれない人になってしまったんですから。
長男ももっと大人になれば、感謝できる気持ちも湧き上がってくると思います。
私も以前と比べるとかなり穏やかな気持ちになってきました。
でも、会おうとも直接話し合おうとも思いません。
結局何が一番の原因だったかと言えば、「大人になれず大人にせず」の、そんな実父(私からは義父)との支配関係に居心地の良さを感じて自分の家族を疎ましく思う態度をとっていたことですから。
1人になった今、本当の意味での精神的な独り立ちができているとは思えないのです。
それは、支配する方が改める気がなければどうにもなりませんからです。
だから、一生平行線、理解し合える状況はやってこないと思います。
ですが、今では感謝する気持ちにはなれると思います。
まだ、自然に湧き上がってくる気持ちではありません。
いつかはそうなるのではという小さな芽生えです。
きちんと離婚ができた時に芽生えるのかもしれませんし、もう少し時間がかかるのかもしれません。
きっと私自身がしっかりと感謝の気持ちを持てた時から、長男にも伝わっていくのかと思います。
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