アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年05月27日

他界後封印された1Fお風呂

肺がんで他界した母

苦しんで苦しんで苦しみ抜いた母は、
最期は呼吸をするだけの人となり、
酸素マスク着用は延命に値するのだろうか。

思い返せば入院中、母は延命治療はしないでほしいとの
遺言を残していた。
にもかかわらず、延命処置のような対応をしてしまったことは
私の中のたくさんの後悔の中の一つでもあります。

どのような状況下であれ、母が目の前で生きているという状況が
唯一の心のよりどころであった様な気がしています。

お風呂に入れないのが辛そうだった

母はお風呂が大好きでした。
肺がん症状が悪化し、むくみの症状も悪化すると、やがて身の回りの事が
全くこなせなくなってしまいました。

体がパンパンにむくみ始めると、着替えがきつくなり
入浴も出来ない状態に・・・

他界する数日前から、大好きなお風呂を断つことになった母は
オムツを着用し、寝巻きで一日中過ごす生活となりました。
ベッドで横になると肺が苦しくて眠れない母は、
最期の1か月近くの殆どの時間を椅子で過ごしていました。
お尻が痛いと悲鳴を上げていたことを思い出します。

お風呂に入れないという状況を・・・
あの時母はどのように受け止めていたのか・・・

あれ以来、1Fお風呂は封印

他界してもうすぐ半年を迎えようとしています。
本当に早いものです。

お通夜前日だったと記憶していますが、
母の亡骸が自宅にあるうちにと、母が利用していた1Fの
お風呂に給湯しました。
ゆっくりお風呂につかってね・・・と思いを込めて・・・

あの日以来、1Fのお風呂は封印されたままです。
私の自宅は2世帯住宅なので、1Fと2Fにそれぞれお風呂があり、
使い慣れた2Fに偏ってしまうと同時に、私が中々踏み切れない
状況にあることも確かです。

ガス給湯器も電気製品なので、長期間の未使用は
寿命を考えるとデメリットでしかありません。
新しく交換して2〜3年しか経っていないので
使わなければ・・・と考えているうちにここまで
来てしまいました。

実は、1Fお風呂は母が使っていた時のままの状態なのです。
唯一、手つかずの場所なのです・・・封印状態
引き延ばせば延ばすほど踏み切れなくなるという
負のスパイラルにハマる前に思い切って入らなければ。

ずっと封印するわけにはいかない・・・


AD









posted by satorich at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 他界直後
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5104019
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。