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2017年01月18日

自分が悪者になっていれば丸く収まっていたのでは・・・

母の遺言の一つでもあった葬儀内容。
友人、兄弟・・・呼ばないでほしい。
子供たちがいてくれれば・・・

母が他界したその時から、葬儀の準備は着々と進んだ。
悲しんでいるのも束の間だった。

それでも、前々から母と共に打合せをしてあったことが
功を奏し、段取り良く葬儀は終わった。

しかし・・・問題はそこではなかった・・・。

母の遺言通りであれば、葬儀は密葬となる。
外野の声(親戚)はそうではなかった。

妻方の親、姉の嫁ぎ先には母の死を伏せることは出来ななった為
葬儀に参列して頂いた。

しかし、通夜のみとさせていただいた。
母の遺言・・・母との約束をかたくなに守った。

あの時の判断が間違っていたのかどうか・・・
それはわからない・・・あの世で母に逢えたとしたら
その時に母に聞いてみたいものだ・・・。

ただ・・・あの時・・・私は母との約束だから・・・
母の希望だと・・・連呼していたと思う。

あれって・・・母との約束を守りたいと言ってしまったことって、
それは間違いだったのではなかろうか・・・。
今になってそう考えるようになった。

物は言いよう・・・捉え方にしても捉えようによっては・・・である。

あの時の私の言動は、ひょっとしたら母を悪者にしていたのでは・・・。
そう考えると、いたたまれない。

単純に自分が悪者になっていれば、それでよかったのだ。
方法は二通り浮かぶ。

一つは、母の遺言を伏せつつ、頑なに密葬で進める。

もう一つは、母との約束を裏切り、皆に知らせて参列してもらう。

母を見送りたいと希望してくれる方々を裏切るか、
母との約束を裏切るか・・・の二択である。

しかしながら、私が取った行動は、
そのどちらでもなかった・・・。
母をも悪者にしてしまった。
潜在意識下で、自分だけが悪者になりたくなかったのだろう。

今日は・・・ふと、そんなことを考えていた。

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posted by satorich at 20:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 他界直後
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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