2017年01月18日
玄関の手摺りが外せない
末期がんとなってしまった母の為にと
取り付けた手摺りがある。
玄関の両脇に、計2か所取り付けたことはまだ記憶に新しい。
家の1階の手摺りの殆どは、
父の介護用として増設したものだった。
そのうちの1つを移設、新たに1つを新設した時
母の肺がんは末期となっていた。
玄関での動作がおぼつかなくなってきた母を看かねて
半ば慌てて取り付けた。
母はその手摺りを1か月使用しただろうか・・・
ハッキリとは思い出せなくなってしまった。
母が他界して。すぐに外そうかとも考えたが、
四十九日の法要が終わるまで待った。
他界した後、死者は四十九日間はこの世にいる・・・
その言い伝え?を信じた。
だから外さなかった・・・母には必要だろう・・・と。
結局、1年以上たった今でも外せていない。
なんだかんだで手摺りに掴まる癖も付いてしまった。
あればあったで利便性も良い。
いつまでも若くはいられない。
自分には必要がない・・・などとも思わなくなった。
40代・・・初老とはうまい事を言ったものだ・・・。
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