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2016年09月24日

母が肺がんで永眠した病院前で・・・

母が肺がんで入院してお世話になった病院・・・

母が肺がんで通院してお世話になった病院・・・

母が肺がんで永眠した時に世話になった病院・・・

3つすべて同じ病院でした。

細かく言うと、最初に運び込まれた病院は違います。

精密検査を受けるために転院したことにより

長きに渡ってお世話になることになったのでした。

どの過程のことも忘れません。

その病院前を通ることは何度もあります。

生活圏内なので、意識して遠回りしない限りは

その病院前を通過することがあります。

その度に母を想い出す。

いいことはあまり思い出しません。

いい想い出が少ないからです。

だから、そこを通過することは嫌いです。

でも逃げたくもありません。

自分との闘いです・・・葛藤です。

その病院にお世話になったという事実の裏で

病院に行くことをとても嫌っていた母。

担当医が嫌いだったわけでもなく

看護師に苦手な人がいた訳でもない。

母は、病院という建物・・・場所が嫌いだった。

その心中には、もちろん治療や検査に対する面倒や

煩わしさも含まれていたと思うが、

入院中に受けた手術や治療の忌々しい想い出が

いやでも浮かんでくる・・・という事実。

思い出したくない想い出は誰にでもある。

母にとって、それが病院だったのだ。

思い出したくない想い出は私にもある・・・

それは、病院にいた母・・・

いい想い出が全くないわけではない・・・

そのいい想い出に、セットとなってついてくる

辛い想い出が必ずあるからだ・・・

いい想い出だけをチョイスして抜き出すことが出来ない。

俺って不器用だな・・・そう感じることが多い・・・


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posted by satorich at 22:10 | Comment(1) | TrackBack(0) | 他界直後
この記事へのコメント
医者が妙に威張ってたって事ありませんか 嫌な思い出ですよね エンジニアや高級官僚など優れた人は多いのにお山の大将です 免許更新制にすべきです。
Posted by 北さん at 2016年09月25日 21:50
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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