アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年03月15日

母の頭蓋骨が手術の痕跡を語る

頭蓋内腫瘍摘出手術を受けた母

肺がんが脳に転移していたことで
脳腫瘍の摘出を余儀なくされた母。

摘出手術を拒否すれば、余命は2か月言われました。
やらない訳にはいかないと、母が自分自身を奮い立たせていたことを
思い出します。

左前頭葉に2.5cmの腫瘍は、幸いにして外側に位置していた
為に、摘出には好都合の位置でした。

手術室に向かう母のテンションが高かったことを
覚えています。
私たち家族を安心させようと、母なりの強さとやさしさの
入り混じった心境がそうさせたのでしょう。

手術自体は、予定より早く終了しました。
腫瘍が血管などに絡みついていたりすると
厄介な手術になるということは聞いていましたが
なんの問題もなく終わったことで一安心しました。

母の頭蓋骨

火葬された後に残った母の遺骨はボロボロでした。
頭蓋骨もなんとなくの状態でしたが、
手術時に切り開いた頭蓋骨・・・
腫瘍摘出して締結した金具で2〜3箇所留められていた
痕跡が残っていました。

当然のことながら、手術には立ち会っていないので
実際に切り開かれた実感は、術後の傷口と
手術直後に家族に提示された写真を見たという
事実確認のみでした。

開頭前の写真と開頭後、腫瘍の写真と
摘出後の写真を見せられての説明はちょっとした
不意打ちともいえる衝撃を受けました。

納骨前に、もう一度見ておこうかと思ったりも
したのですが、結局確認することはできませんでした。

AD








posted by satorich at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 他界直後
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4850224
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。