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2016年03月14日

見抜けなかった肺がん症状、気づいた時にはステージW

肺がんもやはり見抜くことは難しい。
これを言ったら、殆どの癌で言えることなのかもしれません。

まずは早期発見を求められていますが、なかなか難しいものです。
最近では、俳優の渡辺謙さんが胃がんの早期発見で話題になりました。
これは、エピソードも素晴らしいですが、渡辺謙さんの持つ生のパワー
が素晴らしいと感じています。
何といっても白血病を克服していますからね・・・!!


私の母は、非小細胞肺がん(腺癌)でした。
発見されたときには既にステージWまで進行していたのです。

脳転移・・・左前頭葉に約2.5cmの腫瘍の塊。
それが原因で仕事場で倒れ、病気が発覚したのでした。

気付いてあげられなかったのは、本当に申し訳なく思っています。

全ては後日談・・・、そういえばあの時!?
記憶の点と点を線でつなぐ作業の連続。

後で気がついても遅いものは遅いのです。
それがそのまま悔やみに変化して行きました。

肺がん症状と言えば「空咳」ですが、
母本人ですら「咳」には気付いていなかった。

風邪に似た症状も無かった。
一か月以上続く空咳も無かった。


体がだるい・・・それは良く言っていました。
父の介護で疲れているのだろうと感じながらも
これと言って大した手助けもしなかった私・・・。

あのだるさは、肺がん症状だったのだと思います。

父がデイサービスに行っている間、出かけようと思ったけど
何もする気が起きなくて、一日横になっていたんだ・・・

という日があったことを記憶しています。

そんな母にマッサージをしてあげることはあっても
それ以上の何かが無かった・・・。

頭痛も訴えていた・・・しかし母は若いころから頭痛もちで、
バファリンが常備されていた・・・気付けなかった。
いつものことだと、逃げていた!?

体を気遣って、検査に行くように勧めることが出来なかった。
そもそもで、そんな心境になる要素が私には無かった。

悔しいというよりは、今は恥ずかしいという方が
当てはまるような気がしています。
自分が情けない、としか言いようがないのです。

同居で、一つ屋根の下で暮らしていたにも関わらず。

見抜けなかった、のではなく、見ていなかった。
そういわれたとしても、なんの返しも出来ません。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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