古河市地域猫の会　こがねこ

今日は河川敷で保護した子を里親さんへ引き渡しに行きました。

同じ古河市在住の方で、懇意にしている動物病院の受付の方のお友達ということで
きっと大切にして下さるとは思うものの、やっぱり不安。。。

少しずつふっくらしてきて、毛艶も良くなり、薄ら汚れた感じもなくなり、
ふらついて歩いていたのが、しっかりとした動きになってきました。

里親さんにお渡しするのにとてもいい時期だとは思っていたのですが、
そこは親心、手元に置いておきたいけど、お嫁にも行ってほしい。
複雑な心境です＞＜

この活動をしていれば、また保護する子も出てくるでしょう。
そのとき救える命も救えなくなってしまう。
そうならないように、心を鬼にして送り出さなければ。


そして、約束の時間に里親さんのお宅へ連れて行きました。

里親さん一家はとても温かく迎えてくれました。
お宅には一匹のわんちゃんもいて、とても人懐こい子でした。
きっと可愛がっているのでしょう。

おうちも我が家と比べて（比べるのもなんですが汗）とても大きく
生活するには申し分ない環境です。

きっとこの子は、里親さんに出会う為に急な渡良瀬川を渡ってきたのでしょう。
目頭が熱くなりました。

性格や食事のこと、今までの生活について一通りお話し
避妊手術の領収書・ワクチン接種証明書と、今まで食べていた
フードをお渡しして帰ってきました。

大きな仕事をやり遂げた達成感と、今までいた場所にもうあの子は
いないんだ、という虚無感が押し寄せます・・・。

きっと我が家にいるより幸せになってくれる事でしょう。
喜ばなければ。

でも、しばらくはペットロスになるんだろうなぁ。。。

以前ブログにも書きましたが、ホームセンターの猫達にTNRをしようと活動しています。

お店とエサやりさんと猫達の関係をより良いものにすること
それが私のする役目と思って関わっています。

ここ何ヶ月かエサやりさんとやり取りをして、エサをあげる場所の確定
置きエサ禁止の徹底など、猫達がすごし易い環境が作れるよう専念してきました。
（といっても、実際にやっていただくのはエサやりさん達なのですが）

人は目に付くところに猫が沢山いると気になりますが
目に入らなければ、全くといっていいほど興味を持たないものです。

悲しい現代社会とでもいいますか。。


今日は、エサやりさんへ先日ホームセンターの店長さんにお会いしたときの
報告と募金箱の設置に行ってきました。

店長さんには地域猫にご理解を頂き、また募金箱の設置にもOKを頂き
頭があがりません。
まだ若いのに。世の中捨てたものじゃないんですね。
こんなとき地域と猫が繋がった気がして、この活動をしていて
良かったと思います。

募金箱はホームセンターのサービスカウンターレジ横にありますので
気づいた方はご協力お願いします。

猫達の手術をすぐに行いたいところなのですが
先立つものがないのと、冬に手術をするリスクを考え、春になったら
順次行っていく予定です。
本当はすぐにでも活動したいのですが。。。
手術しました、殺してしまいましたではこの活動の意味がありませんので。

当面は、猫達が無事冬を越せるよう見守る事が活動になりそうです。

今日新宿区役所から電話がありました。
先日の地域猫セミナーで名刺交換したのです。

古河市で、しかも我が家のご近所でTNRをしている方が、連絡を取りたがっているとのことでした。

何度か電話したが繋がらない、と言われたのですが、着信も留守電もありません。
え~ん、なんで~

私も是非連絡を取ってTNRの輪を広げていきたい。
行政への働きかけも、人数が多い方が説得力がありますから。

新宿区役所の担当者さんへ連絡先を聞いたのですが、手元にないそうで、再度お電話が来るのを待つ事になりました。

私事ですが、今日は通院のため会社をお休みしました。
年々通院する日にちが増えてる気がします(T_T)



古河市役所へ適性飼育のビラについて問い合わせしました。
ビラの内容に『エサやり禁止』の文面があったからです。

それにしても、このビラ、一枚だけ欲しいと言ったら断られたんですよね…
自治会を通さないと無理とか言われて。

内容を確認したかった事もあり、自治会長さんを通して
市役所から送ってもらいました。

しかし、予想はしていましたが、案の定適当です。
A4の業務文書のような形式って・・・
近頃の会社は、簡素な資料でももう少し見やすく作成するけど。。


怒りたいのは山々ですが、それでは先に進まないので、法律の事、行政のやるべきことしなくて良い事の説明をしました。

ビラの内容を改正するのがむずかしいなら、ビラをまくのはやめて欲しいと伝えるたのですが、う~ん、それはちょっと、と煮えきらない返答。

まぁ、今すぐ結論が出る事もないでしょうから、上の人と話し合って頂けるようお願いして電話を切りました。

道のりは長そうです…


ちなみにこの古河市のビラ、茨城県動物指導センターのビラと一緒に
配布しているようです。
動物指導センターには『エサやり禁止』の文面はありません。
参考までに、どちらもデータを載せておきます。


古河市のビラ


茨城県動物指導センターのビラ（本当は三色カラー）

今日もH町の野良達のTNRです。
今日２頭捕獲できれば、このH町での活動も終わります。

捕獲を予定しているのは、ボス猫だと思われる大きな白いオスとまだ若いオスの黒猫です。
黒猫の子はすぐ捕まりそうですが、ボス猫は
時間がかかるかも…
もしダメなら来週にしよう。でも、日に日に寒くなってるし、
出来れば早めに済ませてあげたい。

そう考えていたところ、餌やりSさんから連絡が入りました。
２頭捕まりました
な、なんと、今日は息子さんがお休みだそうで、2人で捕獲できたそうです。

いつの間にか、捕獲名人になっていたSさんだったのでした。

早速病院へ連れて行き、手術して頂きました。

病院では、いつも手術が終わるまで待ちます。
先生が野良の子を病院に置いておきたくないようで…
まぁ、その気持ちもわかりますが。複雑……

長かったようで短かったこの３ヶ月余り。。。
全頭手術が終わった安堵感と、今後増えないよう管理しないとと思う新たな思いとが入り混じった複雑な気持ちです。

とりあえず、このH町の実績をまとめるという大仕事をしなければ。

H町のTNRは、先週でメス猫は全頭手術が終わりました。
今日からは残りのオス猫の手術を行っていきます。

折り返し地点も過ぎ、終点も見えてきました。
あとひと頑張りです。

今日も朝一でTNRへ向かおうとしたところ、餌やりSさんから連絡が入りました。
『一頭捕まえたので、病院を予約した時間の少し前に来てもらえれば大丈夫ですよ。』
一緒に捕獲するつもりだったので、嬉しいような悲しいような。
いや、大変ありがたいことです。

SさんのTNRに対する意識が高くなっいるとは思いましたが、最近のSさんは本当に積極的です。

日頃明るく社交的なSさん。
ご近所へも挨拶など欠かさない彼女は、出来る人だとは思っていたのですが、その通りでした。

手術時間前にお伺いしたところ、捕獲したのはキジトラの子でした。今まで手術した子と毛並みが違います。きっとどこからか流れて来たのでしょう。

先日の地域猫セミナーで入手した、環境省で作成している
「動物の遺棄；虐待は犯罪です」
のポスターを古河駅警察の掲示板に貼ってもらえないか、古河警察署へ問合せをしました。

環境省ポスター


このポスターちょっと怖いんですけどね＾＾；

公の機関で出しているポスターにも関わらず、「一度見て掲示可能か判断しますので持ってきてください」と言われてしまいました。。

まぁ、環境省で出しているとは言っても嘘をついている可能性もあるし、その場で「はい、掲示しましょう」とならないとは思うのですが。もごもご。

とりあえず、ポスターを持って行くお約束をしました。

今日はお手伝いさせて頂いている、NPOねこだすけ　が共催・協働している
『新宿区にゃんにゃんセミナー』
のお手伝いをしてきました。




100名近い方が訪れ、大盛況でした。
さすが、新宿区は地域猫の意識が高い！

セミナーには、新宿区の職員・東京都の保健所の職員・環境省の職員の方が参加され、現在のセンターでの引き取り頭数が、昭和58年の最高2万頭から平成22年の2000頭へと10分の1まで減少した事などを含めて、地域猫の必要性をお話されました。

何より、地域猫は環境の問題であり、地域問題の解決手段なのだという事です。

放置しておけば、今日庭に来ていた子が、子供を産んで5頭に、来年はその子猫も子供を産んで10頭に…とねずみ講式に増え続けます。
どこかで繁殖を管理しなければならないのです。

今やるか、後まわしにするか、それは誰が考えてもわかる事です。

不幸な命が一日でも早くなくなりますように・・・。