2021年08月28日
ジャイアント タロン3(2020年)モデルのBBを交換 異音(パキパキ音)が解消
タロン3のBBまわりから異音が発生
昨年購入し、色々とカスタムしているジャイアントのMTB・タロン3。ここ最近になってペダルを強く踏み込むと「パキパキ」という変な音がするようになっていた。
その音はかならずペダルを踏み込んだ時に発生し、かつ強く踏み込んだ時により発生しやすくなっていた。逆に弱めに踏むとその音はせず、問題ない。この手のパキパキ音は色々原因があるようだが、この「踏み込んだ時に発生」というポイントから原因はBBと推測。パーツ代は安いの思い切って交換してみることにした。
タロン3のBB交換用にBB-UN300のシェル幅73 、軸長118mmを購入
メーカー公式ページのカタログから既存のタロン3のBBセットを確認すると「FEIMING B902W 118-73mm」ということがわかった。
こういう低価格系の自転車はシマノ以外の部品でコストを抑える傾向にあるけど、タロン3のBBもその例にならってフェミニング(?)とうメーカーのBBが付いていた模様。規格はMTBなのでシェル幅73mmの軸長118mm。この規格のスクエアタイプのカートリッジBBを探ことに。
で、今回購入したのが「BB-UN300」というもの。低価格ながら本体をスチール。両サイドにアルミを用いたBBでそれまでのBB-UN26とBB-UN55後継にあたるらしい。タロン3以前に所有していたグライドR3のときはBB-UN55を使ったが、それよりも安くなってかつ金属製ということでコスパは良さそう。それ以前の廉価モデル、BB-UN26ではボトムブラケットカップ素材が樹脂製だったが、後継のこちらは金属製になっているのでこの点も嬉しい。お値段はAmazonで1500円ぐらい。
ちなみに箱の材質がダンボールっぽくなってたけど最近の仕様なのかな?それともボトムブラケットだから?
タロン3にBB-UN300を取り付け
タロン3のBBはスクエアテーパーなので専用工具のコッタレスクランク抜きを使ってペダルを外した。作業方法は他のブログで紹介されているの割愛。ペダルを外すとこんな感じで1年ぐらい前のまだおニューなタロン3だがBB外側は結構汚れていた。
フレーム本体はそれなりの汚れ。ここはきれいに清掃してシマノプレミアムグリスを塗布。
交換前に比較、左が新品購入のBB-UN300。右が純正のFEIMING B902W。外観はそんなひどくないんだけど、恐らくパキパキ音は内部に問題あると思う。これをごっそり交換して解消を狙う。
BB-UN300をインストール後。外側がシルバーなのでちょっとだけ見た目が良いように思える。ちなみにBBを抜き取るとき、社外品のソケットレンチに取り付けて使うカートリッジBB回し工具を使ったがこれが右側で全然抜けなくて苦労した。原因はソケットレンチに嵌める分、力が分散して思うように回せなかった模様。
考えた末スポーツデポでシマノ純正の「アダプター戻し工具」&モンキーレンチで解決した。こちらのほうが力がかかりやすくネジ穴が舐める心配も少ない。回すだけならソケットレンチに嵌めるタイプでもいいが、右側の力が入る部分はシマノ純正か、バイクハンドの取っ手一体型の方が断然いい。
というわけで無事インストール完了し、クランクを戻して作業完了。
タロン3のBB交換後はどうなったか?
早速試走してみたが、ペダルにトルクを掛けて力いっぱい踏み込んでも「パキパキ音」はしなくなった。やはり原因はBBだったようだ。買って1年足らずでBBに不具合が出たが、管理人の豪脚による踏み込みでBBの寿命が来たのか、あるいは水をかけて清掃しすぎたのかよくわからないが、値段はかなり安いのでBB付近でパキパキ音がする場合はとりあえず交換してみるのも手かもしれない。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く